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心に響くフレーズ集

今回は、米澤穂信さんの「黒牢城」のあらすじと、心に響くフレーズを紹介します。

感想
いやー久しぶりに一気読みしてしまいました。関西出身なので伊丹・池田・高槻・茨木など知っている地名が出てきたのこともありますが、非常に面白かった。
黒田官兵衛、凄すぎる!荒木村重もこんなに頭が切れるとは知りませんでした。
時代小説でありながら、現代のミステリーとも思える内容で、新感覚でした。

あらすじ

本能寺の変より四年前、織田信長に叛旗を翻し有岡譲に立て籠った荒木村重は、城内起こる難事件に翻弄されていた。このままでは城が落ちる。
兵や民草の心に巣食う疑念を晴らすため、村重は土牢に捕らえた知将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めるが---。事件の裏には何が潜むのか。
乱世を生きる果てに救いはあるか。城という巨大な密室で起きた四つの事件に対峙する、村重と官兵衛、二人の探偵の壮絶な推理戦が歴史を動かす。

黒牢城

≪我が仏 隣の宝 聟舅(むこしゅうと) 天下の軍(いくさ) 人の善悪≫
≪一条の光も射さぬ土牢で、村重は遠雷の幻を聞く≫

≪進めば極楽退かば地獄≫

黒牢城


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