見出し画像

離婚するまでの事を振り返って①


私の経験が
誰かの参考になるかも知れないので
『離婚』について
少しずつ書いていきたいと思います


私は8〜9年の間別居していました
振り返るとそんなに経ったんだ…って思います
下の子がまだ小学生の時に
別居がスタートしました

突然別居をする程の状況になった訳ではなく
そのもっと前から
家庭内別居のような状態でした


もっと言うと
その更に前から冷めきった関係でした

それでも
子供がまだ小さかったので
休みの日には何処かに遊びに連れて行ったり…


側から見るとそんな関係には
見えなかったかも知れません


でも
お互いに気持ちとは正反対な
振る舞いをしていたので(我慢)
すぐに些細な事でも
感情のコントロールが効かなくなって…


結果的には責め合ったり
攻撃的な態度になったり
長時間仲良し夫婦を演じる事が
出来ませんでした


一度険悪なムードになると…
しばらくの間、会話は無くなり
物に苛立ちの感情をぶつけて
お互いに自分の不機嫌さを
主張するような日々を送っていました

今思うと
そんな状態で無理に遊びに連れて行っても
子供が心から楽しめていたかどうか
分かりません…

あの当時の私の心を振り返ると
単なる『自己満足』だったと思います

『子供には淋しい思いはさせていない』
『親として子供の為に頑張っている』


自分が我慢している事🟰
『子供の為に一生懸命な良い母親』
だと勘違いしていました

そしてもう一つは…
『世間体』を気にしていたと思います


近所には子供の同級生の家がたくさん
あった事もあって
休みの日になると
家族で出掛ける様子が
見たくなくても目に入ってきます


そんな光景を見ると
自分の子供が尚更かわいそうに
思えてしまって…


『うちも家族で出掛けます!』という
謎のアピールをしてみたり…
(誰も気にしていないのに…)
仲の悪い家族だと思われたくなくて
対抗するように出掛けていました

今なら分かりますが…


遊びに行く目的が
楽しいとか行きたいとかではなく


行かないと子供がかわいそう、みじめ
家族が不仲だって思われるのが嫌
という感情だったので…

結局、自分で決めつけてしまっていた
味わいたくないと思ってるはずの感情を
感じる結果となってしまい…
楽しいどころか
モヤモヤするばかりでした

そして、毎回子供の寝顔を見て
私は何をやっているんだろう…
と自分を責めていました


親にも心配掛けたくない一心で
本当は辛いのに、
上手くいってる口ぶりで話をしたり

自分にも親にも子供にも
本当の気持ちを認めて打ち明ける事が
出来ませんでした


子供の為には嫌でも
一緒にいた方が良いはずだと
思っていましたが…


離婚に踏み切る勇気や
覚悟がまだ出来ていなかっただけで
もっともらしい理由をつけて
自分を守っていたんだと思います

専業主婦だった私は
この先どうやって子供達を
育てていったらいいのか
自信もなかったですし


相手に変わってもらう事ばかり
考えていました…


②に続きます…

いいなと思ったら応援しよう!