エンドクレジット

先日、某バスケットものの映画を観ました。
エンドクレジットが流れ始めたときです。
席を立つ人がチラホラ…。
 
私はどんな映画でも最後まで
場内の照明が明るくなるまで座っています。
(落とし物が無いかも確認できますしね)
エンドクレジットで思わぬ発見があったり
メイキング映像が流れることもしばしばですから。
 
エンドクレジットに
こだわるようになったのは高校生のとき。
テレビ番組のクレジットでした。
特に“衣装協力”のところです。
中学生のとき
ショーケンこと萩原健一さんが主演した
伝説のドラマ『傷だらけの天使』に出会いました。
このドラマは高校生のときにも再放送されたのですが
高校生ともなれば“お洒落”に敏感になります。
ショーケンの服やスタイルに憧れ
「衣装協力:株式会社ビギ(MEN'S BIGI)」
のクレジットに気付いた時には
ありとあらゆるファッション雑誌で
MEN'S BIGIの服をチェックしたものです。
高校生には余りに高価で買えませんでしたが…。
私の場合、このときの“ガマン”が
大学時代に到来したDCブランドブーム
(全盛期1983年~)で一気に爆発し
「DCブランドの服を買うためにバイトに勤しむ」
という図式を完全に作り上げたのです。
BIGIのほかにも、コム・デ・ギャルソン、
ワイズ・フォー・メン、PASHU、 MONSIEUR NICOLE
GRASS MEN'S、 Yin & Yan 、MEN's MELROSEなどなど。
懐かしい!(年齢がバレバレだ!)
 
映画にしてもテレビドラマにしても
鑑賞の余韻にしばし浸る意味でも
エンドクレジットまで眺める
“心の余裕”が欲しいですね。
映画館の扉の向こうには
『忙しい現実』が待っているわけですから…。

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