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ロハでノートパソコンを譲るわけでもないのに「お譲りします」といって販売する一般社団法人日本電子機器補修協会の古物商としての行動様式を観察する

 ※-0 2024年9月中旬自宅に新聞折り込み広告として配達されていたJEMTCのチラシ「大企業・官公庁の機器入れ替えとなったノートパソコンをお譲りします」

 1年に一度くらいなのかどうか記憶が定かにはないが,自宅にときどきだが,このJEMTC(一般社団法人日本電子機器補修協会)の広告チラシが,新聞紙の折りこみのかたちで届く。

 以下の記述において,前提になる材料となるものゆえ,このチラシの現物をいくつか画像で紹介しつつ論述を進める。

 なお,自宅のプリンターのスキャナーでは,このチラシはB4サイズということで,まず半分に折り,これを2回に分けて複写したものを,再度結合して戻し,1枚の画像に加工したものを画像として提示してもいる。それため,ちょうど真ん中部分ではいくらかズレを残している。念のため断わっておきたい。

断わり

 このチラシの画像は最上部に「令和6年度有償譲渡会」という文言が印刷されていたが,とくにノートパソコンの画像のそれぞれ左側と右側には「メモリ4G」と右側「メモリ8G」と記載されている点に注意してほしい。

 少し後段に紹介してあるが,さらに「令和5年度有償譲渡会」というチラシには記載のなかった文句,「当日,会場に搬入される機器は,すべて最新OS Windows11 パソコンです」という記載にも注意しておきたい。

どうやら日本全国でこの販売事業を展開しているのが
このJEMTCということになる

ネット上を探せばJEMTCの記事・活動はたくさん出てくる


 ※-1 本記述は2018年8月4日に1回目を書いていたが,2022年2月13日にさらに,その記述の更新となる続編を書いていた。そして,本日2024年9月22日に3度目の続々編を書くことになった。

 a) まずは,2022年2月13日時点での話題となる。当時はまだ,コロナ渦による疫病がまだ,完全には終息していなかったころであった。

 COIVD-19は当時だと,感染症法上の位置付けが5類感染症へ変更されるまで,まだだいぶ時間があったゆえ,その後の,免疫不全者における COVID-19 の臨床対応においては大きな困難をともない,なんらか「指針」が強く求められている状況であった。

 当時,日本社会にそのよからぬコロナ禍の影響が残っていた状況のなか,「お電話注文でノートパソコンをお届けします!」といった案配に,消費者側の基本的な無知につけこんだ,この種の「中古PC売りつけ業」の商売繁盛(?)が,奇妙にも現象していた〔という印象を強く受けた〕。

 さてここでは,その2022年2月13日(日曜日)の新聞朝刊に関した話となる。これには,「つぎの折込チラシ」「当地区で開催される『令和5年度有償譲渡会』のお知らせ」が,広告として折りこまれていたのである。

 ただしこれは1年あとの,2023年分のチラシ現物であったが,これ以前の年次に入手できた同じチラシにも,基本的な内容がほとんど同じ具合に構成されていたので,とりあえず,これもともかくは同類のチラシのひとつとみなしておき,ここに掲出しておくことにした。このあたりの時間的な前後関係は,ひとまずそれほど気にしないで利用する。

 以下にその表裏両面を紹介してみたい。

 とくに注目してほしい点は,左右に1台ごと写真が出ているノートパソコンのメモリは,それぞれ左側「メモリ4GB」(価格は26,000円),右側「メモリ4GB」(価格は38,000円)と記載されていた。けれども,翌年の2024年の場合だとそれぞれ「メモリ4GB」「メモリ8GB」に変わっていた。

多分表面
「corei5」とも表記されていた
多分裏面

 さら,本ブログ筆者のパソコンのなかには,年次2018年に関係する類似のチラシの画像もあった。ここでとくに止目してほしい事項は,左側「メモリ2GB」と右側「メモリ4GB」というそれぞれの文字・数字であった。

2018年のチラシ
これは前掲と同じチラシであるが

『PRESIDENT Online』の記事のなかで紹介(例示)されたチラシ〔の画像〕
である旨の註記を付けてある

ここにくわえて紹介してみた諸性能の表記に恣意性が感じられる

 b) ところで,それら各年・各種のチラシに「ノートパソコンをお譲りします」と記載されているからといっても,会場に出向いたら,中古のオンボロPCだといっても,まさかロハでそれをくれるわけではない。

 かといって,パソコンの知識が多少でもまともに備えている人ならば,基本的に敬遠するほかないこの種の業者によるお得意のセールストークが,その「お電話注文でノートパソコンをお届けします!」,そして「ノートパソコンをお譲りします」であった。

 前段で触れた「メモリが何GBあるか」という点であるが,Windows11 でパソコンを使っている人にとってみれば,前段のチラシのなかに説明されている「メモリ」が何GBかという点に注意が必要であることは,当然となっている。

 補注)Windows11 だとメモリは8GBはないと基本的にまずい。本ブログ筆者もいろいろ関心があって,Windows11搭載のパソコン(デスク)で4GBの品物(もちろん中古)を買ったことがあるが,ちょっと使いものにならないというか,かなり苦しい動きとなった。

 結局,その後すぐに廃棄処分にしたそのパソコンであったが,面白いことに,なかに搭載・使用されている部品(CPU・ストレージ・メモリなどを中古でバラバラに購入した場合)の総額よりも,このパソコンじたいを中古で買ったほうの価格が安いという差が生じる場合になっていた。

〔記事に戻る→〕 自宅に配達される新聞の折込チラシには,大手家電量販店が発行するそれも,とくに週末(金曜日となるが)になると,けっこうな数のチラシが届く。

 ある特定その家電量販店のチラシには,パソコンの基本仕様の説明に関して一部曖昧なものを配布する会社もあるものの,そのような量販店のチラシはごく例外であって,通常はありえない。商品説明のために守るべき基準をおろそかにする業者は,消費者の立場からすると信用できない。

 今回,とりあげてみたるチラシはとくにCPUの「世代やその形式番号」を,このチラシの段階ではきちんと明記されていない書き方になってもいて,商慣習に関した常識的な条件(必要かつ十分なそれ)が順守されていない。

 それはともかく,今回すでにここまで紹介した前掲のごときチラシのように,「販売する製品の詳細に関する明記(つまり「必要かつ十分なそれ」であり,法律でも定めされているもの)」がなされていない点については,モノが中古製品であるだけに,かえって特定の不自然さを感じさせていた。

 c) ところで,2024年9月の中旬であったが,その正確な日にちは覚えていなかったので,前段に紹介してみた新聞の折り込み広告・チラシ『ノートパソコンをお譲りします(令和6年度有償譲渡会)のお知らせ』は,すでに紙類のゴミに分別しておいたモノのなかから事後探しだすことになったせいで,これをとり出すまでにはいささか時間を要した。

 なぜ,そのようにこのチラシを探しだすことになったかというと,そのきっかけは,つぎのユーチューブ動画サイトのこの記事に昨日(9月21日)たまたま出会い視聴したからであった。

 この動画サイトの主は「だいぶ緊張し,うろたえてみえる表情」をみせていた。ネット上(『X』)でもとりあげていた POST もみうけられた。その様子を解く鍵は,この動画の題名中にある表現『闇』にかかわりがありそうだと観てよい。(なお,この点については少し後段で再度言及がある)

この人の氏名は上本邦吉(うえもとくによし)
この動画にはそれまですでに70万の視聴回数があったとの由

しかし9月23日をもってこの動画の公開は終わりにすると明言していた
この動画にはリンク先住所を貼り付けてあるので興味ある人はそれまでに視聴されたし


 d) 前段においてさきに参考用としてかかげておいたチラシは,令和5年度用のそれは,裏表2面の「画像」を提示してあった。これは,つぎの令和6年度用のチラシと基本仕様はほぼ同じであった。

 とくに値段を同じ26,000円と38,000円にしている点に変化がなかったが,ただし,令和6年度用のチラシになると,メモリが後者では4GBが8GBになっていた点が異なっていた。

 この年からは「チラシの記載内容」は,とくに Windows10 ではなく,Windows11 に完全に変わっていた点に注意しておきたい。ちなみに,Windows10のサポート期限,終了日は2025年10月14日である。前段に紹介した以前のチラシのなかにおいては,Windows10 の点はごく小さい活字で付記してあるだけであって,かなり判りにくい表記だという印象があった。

-この画像は前段に掲出してあったチラシの上半分である-

「メモリ4G」の搭載ではWindows11が扱いやすく動くとはいえない
むしろ不適・不十分だと理解するのが妥当である


 e) 本日(ここではひとまず2024年9月21日のこと),あるユーチューブ動画サイトを運営していたパソコン修理業のオジサンが,なにやらとても冴えない顔つきで,このチラシを頒布している法人に関連してだったと思われるが,

 「自身が制作・公表したユーチューブ番組」を,たしか9月23日かぎりで削除する旨を,それもたいそう冴えない,観ようによっては泣き顔になりそうな表情までも浮かべ,なんというか悲壮感まで漂わせながら,そのように断わっていた。

 ということで,ここでもう一度言及するが,この画像の左下に該当のユーチューブ動画の題名が出ていて,「【パソコン有償譲渡会の闇】の動画を削除する件について」と表現されていた

 実際にこの動画を視聴してみた。この人( ↓ )の名前は上本邦吉と名乗っていたが,この動画の内容はどのような理由・背景によって削除することになったのか,その理由がさっぱり理解できなかった。 

この表情はまだマシなものであったが・・・

 ただ,この人の表情を観察してみると,なんらかの圧力が相当程度にかかっている状況を感じさせるに十分な雰囲気を醸していた。はっきりいっていささか尋常ではないという印象を受けとった。 

 f) もちろん,ヤフオクやメルカリなどで販売(転売)する同士の場合となれば,売るほうも買う方も最低限の基礎知識をもって,ここではとくにパソコンの(話題であったが)売買がなされるゆえ,前段のごときに注意してみた事項は,ひとまず問題外でありえよう。

 だが,このようにパソコン関連の知識・情報にはうとい人たち,いいかえれば,パソコンに関してならば,その大多数が〈ずぶである素人〉を相手にした商売をする「立場の狙い」は,パソコンにふだんよく使用している立場にある側から観ると,ずいぶんボロく儲かる営業をしかもせこくやっているな,と感じるのは必定である。

 ネット上には以前からこういう寄稿もあった。

 一方でこういう販売社側の記述もあった。これはコピペすれば該当のリンク先住所が開く。

  ⇒ https://みらいへ活かす.com/saitama-2023010/ 

 

 ※-2 本ブログ筆者が2020年8月4日に書いていた関連のブログ文章

 以下は4年前に書いてあった記述である。これも例によって長い文章であるので,斜めにすっ飛ばして読んでもらうだけでもけっこうであるし,読まないでも論旨の把握に不足は生じないと思う。

 この記述のなかで言及があったが,『PRESIDENT Online』が2019年2月18日に報道していたつぎの記述を紹介しておきたい。この『PRESIDENT Online』の記事がそのチラシ現物(白黒印刷のもの)を紹介していた。前段の記述中にその画像を資料として挙げてあった。

  ▼ その時点でのチラシが触れていなかった Windows10 の問題 ▼

 現時点でとくに関心を向けておきたいのは,チラシの宣伝に出ているような「ウィンドウズ11を搭載する機種」のパソコンはさておき,「ウィンドウズ10である機種」の場合だと,マイクロソフト社のサポート期限が2025年10月14日に区切られている事実が,めだつように特記(付記?)されていなかった点である。

  Windows11に更新可能なCPU(Central Processing Unit,中央演算処理装置-自動車でいえばエンジンに相当)は,Intel は第8世代 Core,AMDは Ryzen 2000 以降が必要だとされている。

 それらのCPUを搭載するPCの販売時期が本格化したのは,一部にかぎっては2017年の第4・四半期からであったが,その後において一気に増えだす時期は,2018年の第2・四半期からであった 注記)。

 注記)「〈笠原一輝のユビキタス情報局〉Windows11に更新可能なCPUを解明。Intel は第8世代 Core,AMDは Ryzen 2000以降が必要」『PC Watch』2021年6月28日 06:50,https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/1334310-3.html 参照。

 結局,法人関係で windows10 のパソコンとして使用されていたなかでも,「windows11 に更新(アップグレード)が可能な機種」であったパソコンが,中古業者の手に渡ってから(1台当たりいくらで払い下げられたかは企業秘密か?),事後,この業者の手で windows11 にアップグレードされ,「この種の中古商品」として販売に出されていた(と理解しておく)。

 とはいえ,ともかく,いま問題にとりあげている「新聞の折りこみチラシ」をもって宣伝されている「パソコンの機種」が「問題のというか,その肝心の機種名」を明記していない。これは非常にオカシイ,怪しい点だと解釈され批判されてオカシイことはない。

 前段で「ブログの記述〈笠原一輝のユビキタス情報局〉」がまとめて説明していたように,windows11 に更新が可能である機種は,メーカーの情報を検索してその仕様を調べれば,すぐに判明することがらであった。

 しかし,パソコンについては,おそらく基本的に無知である初歩者を主に相手にしている商売ゆえか,売りに出している商品ごとにその肝心な点である “パソコンごとの機種名” が明示されていない。それは販売されている会場にいくと分かることらしいが,それではなお不自然だという印象は回避しがたい。

 ふつう,品物の売買では許されない「情報の秘匿:隠蔽」ではないか。パソコンの仕様については,機種名が判ればネット上にそのくわしい内容が全部説明されている。ところが,その機種名が明記されておらず,おおまかに製造会社名しか記載されていない。

 しかも,このチラシに使用されている写真(ノートパソコンの画像)は,ひとつの映像でもって「富士通・東芝,NEC製」とも説明(?)されているものもあって,この点はきわめていい加減な説明になっている。

 いってみれば,チラシがハエ取り紙になっている感すらある。

 要は,Windows11 に更新できない,いいかえるとマイクロソフト社の正式見解として,Windows10 からのその更新ができないパソコンの機種であるか否かについて,商品情報として消費者(顧客)に教えられていない。この点はとても不親切かつ不正確であり,なにか分かりにくい売り手の姿勢になっていた。

 補注)Microsoft 社側ではこの「Windows10 ⇒ Windows11」への移行に関して,その間フラフラしてきた事情も記録されている。専門家がいうにはそのような経緯をたどってきている。

〔記事に戻る→〕 通常における製造物責任の一環として問題もなる,そのような情報の実質的な隠蔽はチラシ上とはいえ,故意に未公表のままにしてある。当初から正確な告知が必要である商品の情報である。そのもっとも基本に属する仕様(概略でも)を教えていない商売は,パソコンの売買に関して相手の無知につけこんだ商いの方法だと批判されて不思議はない。

 仮にでも,相手がそこまでパソコンの知識がないから,販売側としてはそうしているのだといったら,これは筋のよくない商売のやり方である。

 

 ※-3 だいたいこのチラシに出ているPCごとのこの値段であれば,新品であっても性能的に上まわるノートパソコンやデスクトップパソコン(液晶も併せて買って)を調達できる。

 たとえば,デスクトップパソコンの場合だと,この種のチラシに出されいた税込みで6万4900円の商品であるならば,本ブログ筆者は以前(日本ではいままでデフレ的経済の傾向が継続してきたので,1年半前のその時期だといっても,現時点にかぎってはそれほど支障のない比較になりうる),その価格よりもかなり安い値段で「デスクトップパソコン+液晶ディスプレイ」が調達できている。性能的には「中級」機であるが。

 もちろん,いろいろなそのPCと液晶の組み合わせがあるし,高いものだとキリがないほど高い価格になるが,新品でもしっかり探して買えば,高性能にやたらこだわらないかぎり,中級機であれば調達可能な機種はみつけられる。もっとも,前段の話は,パソコン(小型)の性能が中級(でも相当に優位)であって,ネット上でも大評判になっていた「レノボの Tiny 」を称する機種であった。

 また,同時にそのころ,Dell 社製のデスクトップパソコンも新品で購入していた関係で,この会社から時々ダイレクトが来る。これをみると,パソコンの初心者(今回話題として紹介しているチラシの標的になっている人たち)であれば,性能面でいっても必要かつ十分なパソコンを,5万円から6万円ほどで製造・販売している。

 さらに触れると,価格コムからも同様・類似なパソコンの価格に関する情報を入手することができる。だが,本日とりあげて話題にした「このチラシが狙っている消費者層(群)」は,この価格コムからは多分,疎遠な人たちを〈顧客の対象〉に想定している。

 とくに,パソコンのことがまだなにもよく分からないという高齢者(ジイチャン・バアチャン)たちは,子どもたちや孫たちやしりあいのなかには,以上に記述したごとき諸条件・諸状況をしっている人が必らずいるはずである。できれば,なるべく彼らに相談してからパソコン関係の買い物にいってほしいものである。

 そうではなくいきなり,「お電話注文でノートパソコンをお届けします」という宣伝文句にうっかり乗せられてしまい,「安物買いの銭失い」に相当するような,いいかえると割高の買い物はしないことが懸命であり,得策である。

 要は,「お電話注文でノートパソコンをお届けします」などいった,もっともらしく聞こえて,しかも相当に「調子のいい販売促進」の文句が謳われているなかで,この種の業者が提供する「中古パソコン」を買ってしまうというのは,いわば「賢くない消費者行動」を意味する。今回とりあげてみたその種の業者の「いい餌食」にならない用心が,消費者側においては重々必要だといっておく余地があった。


 ※-4「パソコンの譲渡会は詐欺?【注意しよう】」『PC選びん』2021年4月22日,更新 2022年1月17日,https://itkaisen.com/pctransfer/ という記事があった。

 この記事の全文は,原文そのものを直接読んでもらうのがいいが,ここでは簡単に目次(小見出し)だけ抽出しておく。これだけをみてもらっても,だいたいの要旨はつかめると思う。

  1 パソコンの譲渡会は詐欺?

  1.1 譲渡会のパソコンの二大パターン
  1.2 CPUは世代も重要だ
  1.3 メモリは最低限の使用でも4GBは欲しい
  1.4 ノートパソコンのバッテリー寿命を確認しよう
  1.5 容量という表現では足りない
  1.6 スペックの割に安いかを考えよう

    1.6.1 現代のパソコンはどこのメーカーでも似たような部品を使っている
   1.6.2 行列に並んで密な状態で買う意味があるの?

「 1.3 メモリは最低限の使用でも4GBは欲しい」は
2024年9月の段階では通用しにくい
量販店の店頭に並んでいるノートパソコンのメモリは
16GBが平均的であり32GBも相当数ある

 この※-4に類する記事は,ネットにいくつも出ていた。ここでは,パソコン初心者(というかそれ以前の段階にある?)人たちに対してとなると,なかなか通じにくい話題になりがちである点が気になる。しかしともかくも,つぎのネット上の記事でも読んでもらうほかないか,という印象も抱いた。 

 つぎの記事は「JEMTCという業者はけっして割安ではない」といった感想(評価)を述べている。   

 この記事(2021年10月16日 3:59 PM)は,つぎのような感想を述べていた。

 残念ながらパソコン初級者の限界をみせつけられた思いがした。

 先ほどジェムテックの譲渡会でパソコン購入してきました。

 ネットには誹謗中傷が多かったのですが,根拠のなさそうなコメントが大半だったので,あまり気にせずいってきました。

 こちらの記事は,ご自分で購入したものを使用して書いてあるので,信頼性が高く参考になりました。

 ネットではジェムテック〔JEMTC〕を悪徳集団のように書いてあるコメントを散見しますが,私も主様同様,そんなに怪しくもない団体かなと思います。

 ネット閲覧とUSBやDVDの読みこみが普通にできれば,多少遅くても問題ないです。

 これから帰宅して立ち上げますが,なにかあっても保証もあるので,最低限の安心感はあるかと思います。

感想

 このような感想を抱ける人たちもいて,JEMTCの中古パソコン商売がなりたつ背景のひとつになっている。つまり,パソコンに関する基本的な知識・技術を十分にはもちあわせない人びとがいるからこそ,このJEMTCの営業はこれからも当分つづいていくと思われる。

 最後に一言。中古でノートパソコン(あるいはデスクトップパソコン)を買いたい人で,自分はPC関係の知識がまだ十分でない,自信がもてないという人は,今日とりあげた業者ではなくて,できればネット上で,たとえばアマゾンでもよいので,中古のPCをじっくり探索してみればよい。

 また,自分の周辺にはパソコンにくわしい人がけっこういるはずだから,面倒でもそういう人の助言・助力をしっかり受けてから,どの会社のどの機種を買うかについて決めるのもいい。

 さらに,何日かでも時間をかけて落ちついてよく観てまわれば,JEMTCというこの業者が提供する中古商品よりもずっとよいPCが,しかも新品でより安価に買える可能性がいくらでもある。

 そういうパソコン市場の現況になっている。大事なおカネをそれも多額を当てて消費する買い物であるゆえ,なるべく慎重に調査してから行動を起こしてほしいものである。 

 なお,参考にまで末尾の【参考文献の紹介:アマゾン通販】において,2万円から3万円台で初心者には十分なノートパソコンとデスク型パソコン(小型)(こちらはディスプレーも必要になるが中古ならば1万円でそこそこのものが購入できる)を,何点が任意に拾い紹介してみた。

 それら商品をアマゾンにおいてしばらく閲覧だけでもしてもらえれば,本ブログ筆者がなぜ,この記述を書くことになったか,その背景について理解してもらえるものがあるはずだと思いたい。

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【参考動画】-その後,いくつか拾えた関連の動画を紹介しておく。実は,このうち最後の動画が問題となっていた「元の動画」である。動画サイト主が9月23日かぎりで削除すると断わっていたはずのこの動画であるが,別人が掬いだし,「救済するかっこう」で再公表していた-


---------【参考文献の紹介:アマゾン通販】---------

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