安倍晋三第2次政権以降,その最終年あたりの「思い出」,風と共に去りぬ「世襲3代目の政治屋」の,完全にダメでバツだった為政,それから早5年が経ってこんどの石破茂自民党新政権は船出からして早,難破船も同然(その2)
※-0「本稿(1)」のリンク先住所はこれである。できればこちらをさきに読んでもらえれば好都合に思う。
※-1 韓国側の反響を伝えた『産経新聞』(別称「惨K新聞」)
1)「内閣改造『極右性向の側近らを大挙重用』 韓国メディア」(『THE SANKEI NEWS』2019年9月11日 15:33,https://www.sankei.com/world/news/190911/wor1909110012-n1.html
【ソウル=名村隆寛】 日本の内閣改造について韓国メディアは〔2019年9月〕11日,「安倍晋三首相が極右性向の側近らを大挙重用」(聯合ニュース)などと強い関心をこめて報じた。
聯合は「歴史や領土問題に関連し,妄言と無理な発言で物議を醸した人びとを再度抜擢し,自身と意をともにする側近中心の陣容で,『お友だち内閣』『回転ドア人事(回し人事)』との批判を受けるものとみられる」と伝えた。
韓国メディアがとくに注目しているのは,河野太郎氏の防衛相への起用だ。河野氏の人事について韓国メディアは,組閣以前から日本メディアの報道を引用するなどして報じていた。
聯合は河野氏について「(外相として)韓日の葛藤で “欠礼外交” を繰り返した」とし,同氏の起用を「韓国に対する輸出規制(輸出管理の厳格化)などの経済措置が成功したという認識を,有権者に積極的に認知させるためと分析される」とみている。
〔記事に戻る→〕 また,聯合は「新たな経済産業相の菅原とは誰?」との見出しとともに,菅原一秀について「改憲に賛成している。慰安婦動員の強制性を認めた “河野談話” を否定する極右」と断定。「経済産業相は交代したが,韓国に対する攻勢はこれまでと変わらないことが予想される」と報じた。
2)「小泉進次郎氏,環境相で初入閣 武田良太氏は国家公安委員長に 11日に第4次安倍再改造内閣発足」『産経新聞』2019年9月10日 21:36,https://www.sankei.com/politics/news/190910/plt1909100042-n1.html
安倍晋三首相は〔2019年9月〕11日におこなう内閣改造・自民党役員人事で,小泉進次郎厚生労働部会長を環境相で初入閣させる方針を固めた。19閣僚の顔ぶれが出そろい,17人が交代,うち初入閣は13人に上る。
首相は38歳の小泉氏らの起用で清新さをアピールする考えだ。首相は「安定と挑戦の強力な布陣」をかかげており,加藤勝信総務会長を厚生労働相に再び起用する。初入閣組には,文部科学相に就任する萩生田光一幹事長代行ら首相に近い顔ぶれも並んだ。
小泉氏は国民的な人気が高く,菅 義偉官房長官との関係も深い。来〔2020〕年早々にも第1子誕生後に育児休暇の取得を検討すると表明し,一時は入閣の見送りも取り沙汰された。(引用終わり)
なお,小泉進次郎は夫婦別姓を口にしてもおり,自民党の極右・反動的な石頭議員たちの脳細胞を収納しているしゃれこうべには,それこそ「カキンと響く(来る)」ような発想を提示していた。
しかし,ともかく,小泉進次郎の政治家としての真価を測定したいのであれば,現在はれいわ新選組代表となった山本太郎が,参議院議員を1期:6年間務めていたあいだに記録した「政治家としての活動」を,小泉進次郎のほうが約6年半の期間において記録した「それ」に対して比較するための材料に使い,吟味してみるのも有意義である。
「世襲政治家」ばかりがうごめき(暗躍する)かのような国会議事堂内の暗渠,いいかえれば,その「皿屋敷的な実相」(場所は播州でも番町のそのどちらでもよいが)には,まったく感心できない。
彼らがかち割ってしまった「10枚目の皿」は,どこを探しても出てくるはずなどなかったのに,「10枚目」がまだあるかのように騙りつづける自民党政治は,怪談のそのまた以前の空虚な為政にならざるをえなかった。しかもいまもまだそうであるという指摘までしなければならないところが,恐ろしい。
【参考記事】 「実にくだらないNHKのニュース,妊娠したから婚姻届を出して入籍するといった小泉進次郎と滝川クリステルが『官邸の番記者』の記者会見? これも政治の私物化・堕落現象」の「好例」 であったが,2024年9月27日実施の自民党では当初,断然「一番人気」であった進次郎は,なにかモノをいうたびに「評価下げ」を重ねるばかりであって,いわば「馬脚を現わす」結末になった。
※-2 ちまたに溢れていた「安倍晋三政権への極悪評」
以下の文章・発言は『阿修羅掲示板』2019年9月11日 02:10:05, http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/430.html の時点,9月10日夜になった時間帯に発信されていた「安倍晋三政権の内閣改造ごっこ」に対する感想集である。菅野 完やNHKの報道などが利用された構文になっていた。
その記述の途中には,安倍晋三と加計孝太郎と萩生田光一が仲良くバーベキューを楽しんでいた,このよくしられた画像も掲出されていた。ここでは同じ画像に文章を記入したものを,参考にまでかかげておきたい。
【参考記事】-『読売新聞』2014年10月6日から-
1) 菅野 完(以下は2019年9月の話だがいつでも当てはまるもの)
「今回の内閣改造はひどいな」「スキャンダルまみれの人ばっかり選んで入閣させてるようにみえる」
「しかし今回の内閣改造はひどいな。菅原一秀,西村康稔,武田良太,衛藤晟一等々と,スキャンダルまみれの人ばっかり選んで入閣させてるようにみえる」
「身体検査したらNGだったから,入閣させました」みたいな感じ。これわざとやってるんじゃないかな? こんなこと,日本の歴史で始めてだと思う
2) mmiizzuuhhoo777 @mmiizzuuhhoo777
激しく同意します。大嘗祭にこの人たちが出席すると思うだけで,吐き気がします。この国と国民と天皇に対する侮辱内閣だと思います。が,いまは千葉の困ってる人たちのことが先です
3) minmin @gukuloveguku
マスコミで報じられていませんが,千葉県は大変な状況です。(⇒ なお,これは2019年9月9日早朝,台風15号が千葉市付近に上陸し,関東各地で記録的な暴風となった出来事のことで)。
(アメダス千葉によれば,最大瞬間風速57.5m/s を記録し,観測史上1位となった。 風にあおられるなどして,首都圏および静岡県で少なくとも死者1名、重軽傷者90名以上の人的被害が発生した)
● ガソリンスタンドも停電で閉鎖
● 通信障害で携帯利用不可
● 食料など入荷されず
● 停 電
● 電車運休,見合わせ
● 高速いまだ一部通行止め
● 断 水
● ガソリンスタンド営業不可
※ 情報や,現状を放送して下さい! #千葉 #停電 #断水 #被害
4) YOKO(¡DEMOCRACÍA!) @granamoryoko18
▼ 一億総活躍 → “Mr. 日本会議” 衛藤晟一
▼ 法 務 → “ミサイル” 河井克行
▼ 文 科 → “教育勅語” 萩生田光一
▼ 経 産 → “太鼓持ち” 菅原一秀
▼ 経済再生→ “カジノ” 西村康稔
▼ 五 輪 → “セクハラ” 橋本聖子
▼ 総 務 → “電 波” 高市早苗
▼ 厚 労 → “鬼 畜” 加藤勝信
▼ 外 務 → “悪代官” 茂木敏充
▼ 防 衛 → “ブロック” 河野太郎
【参考情報】 以下で ◯ は神道政治連盟,◆ は日本会議に参加・所属。
高市早苗 ◯ ◆
茂木敏充 ◯ ◆
萩生田光一 ◯ ◆
江藤 拓 ◯ ◆
赤羽一嘉 ◯
河野太郎 ◯
橋本聖子 ◆
河井克行 ◯
加藤勝信 ◯ ◆
菅原一秀 ◯ ◆
西村康稔 ◯ ◆
衛藤晟一 ◯ ◆
麻生太郎 ◯ ◆
菅 義偉 ◯ ◆
5) lunatheshelty @LunathesheltyT
返信先: @prewarwrestlerさん
すね傷内閣
6) YUUKO @kozyare
返信先: @prewarwrestlerさん
スキャンダルない人がいなかった。日本の人材不足は一番が政権だったんですね。
補注)この点は,2024年10月1日に発足した石破 茂内閣も同然で,麻生政権の時期,石破は農林水産大臣を務めたことがあるが,この短命政権の中途で太郎に向かい,茂が辞任を迫った一件を発生させて以来,この太郎は茂のことを蛇蝎ように嫌ってきた。
7) 東西南北 @Fausteana
返信先: @prewarwrestlerさん
モリカケから目を逸らすために脛に傷をもつ連中を入閣させたようにみえる。
8) 武田砂鉄 @takedasatetsu
説明不足のまま,うやむやに逃げた人たちを「そろそろみんな忘れたでしょ?」と登用するパターンばかり。
萩生田光一幹事長代行が文部科学相。
甘利 明選対委員長が党税制調査会長。
甘利氏の後任に下村博文憲法改正推進本部長。
幹事長代行に稲田朋美筆頭副幹事長。
9) ふくいただし ~ 一人暮らし始めました @tadasinisan
返信先: @prewarwrestler @SeriousTom1さん
1人だと,目立つけどこれだけ並べると「誰から追及していいかわからなくなる」。策略?
10) スーパーカブ @sPuuNNRrS6kV02E
返信先: @prewarwrestler @yumidesu_4649さん
もうなにが起きても,スルーできると確信しているのでは? 驕りを許さないためになにができるか考えないと!
補注)2024年10月1日に出立した石破 茂内閣は,もはや自民党の岩盤支持層も含めてだが,「もうなにが起きても,スルーできると確信している」と思っていたら,今回かぎりは大間違い……。
11) ゆみ @yumidesu_4649
安倍政権史上,過去最高の “お友だち=極右” 内閣が誕生しようとしている。明日の内閣改造と自民党役員人事に先駆け,すでにメディアが入閣情報を報道しているが,その面子は背筋が凍るような極右議員が勢揃い。しかし,そんななかでも飛び抜けて多くの人びと度肝を抜いたのが,萩生田光一氏の初入閣だ。
補注)今回の(2024年10月1日発足した)石破 茂内閣が,自民党で第2次投票で競った相手が高市早苗(極右というよりは単細胞ネトウヨ議員)であった。
2024年9月27日の自民党総裁選挙では,1回目の投票でいずれの候補者も過半数に届かず,決選投票の結果,石破 茂元幹事長が215票,高市早苗経済安全保障担当大臣が194票となり,石破が1回目の投票で1位であった高市を逆転し,総裁に選出された。
12) 亀田慎也 @kamesin
返信先: @sPuuNNRrS6kV02Eさん,2さん,他人
他のリプをみても「もうなにが起きてもスルー内閣」が最適。
13) なほりん @syyanai3
返信先: @prewarwrestlerさん
国民逆撫で内閣。しかも意図して。
14) m TAKANO @mt3678mt
内閣改造で,萩生田光一氏が文科相に起用されるという。本人も安倍首相もかかわっている疑いの濃厚な “加計疑惑” 潰しがその意図ではないのか。メディアはこの3ショット写真を忘れないで取材を続けてほしい。
その写真を再びかかげておく。こちらは画像のなかに書きこみはしていないもの。
14) 俵 才記 @nogutiya
やはり首相官邸で結婚発表した時点で決まっていたんですね。小泉進次郎も安倍一味にくわわったということだ。大臣になると中身のなさがすぐバレると思うけどね。
15) m TAKANO @mt3678mt
「入閣の方向で調整」と一部で伝えられていた三原じゅん子議員の名前がないのは,流石の安倍首相もネットの反応をみて躊躇したのか。
補注)ということであったが,こんどの石破政権ではこのじゅん子さん,なんと「こども政策担当相」になったとのこと。
「大きな子供」みたいな「世襲3代目の政治屋」が首相を長らく就いていた自民党政権であったが,またもや「10歳代のつっぱり少女だった」みたいなナオンが,それも現在還暦の年齢のオバサンになったところで,結局は「こどもが〈こども政策〉を担当などできるのか」と,のっけからひどく心配してあげたくなった。
17) YAF @yagainstfascism
NHK NW9。台風被害ではなく内閣改造からニュースをはじめ,岩田明子に解説をさせて,内閣人事内定の速報がつぎつぎと。「週末に電話で打診をしたようですけど,小泉さん,非常にやる気をみせていたそうなんですね~」とかいう岩田の話はどうでもいいし,その分,停電・断水について報じればいいのに……。
補注)「台風被害」とは前段で触れた千葉県におけるそれであったが,ともかく,岩田明子は「犬・アッチ・イケー」(日本の実質,国営放送)においては,「安倍晋三のオシメ」みたいな幇間記者であった。
この岩田のいうことであれば,これをすべて逆さまにひっくりかえし,よく振ってみて,落ちこぼれてくるものがなにであったかに注目し,これを入念に検査しておく必要があった。
しかし,この岩田明子というNHKの記者,「安倍洋子(この人の旧姓は岸で信介の娘)」(安倍晋三の生母)にはたいそう気に入られていたというが,そうだっただけに,記者の立場からであっても「報道する中身のいちいち」が眉ツバであるほかなかった経緯がともなっていた。
18) HiroKiryuu @hirokiryuu
返信先: @prewarwrestlerさん
安倍晋三のような者が最高指導者,総理大臣になったことは日本の歴史で初めてだ! 過去のどんな天子や天皇,将軍,大将,司令官,参謀長,大臣にも前例がない。(以上で @ 入りの人たちの意見表明「引用」終わり)
--以上のとおり,安倍晋三第4次再改造内閣に対しては悪評タラタラ,褒めることばはひとつも登場していなかった。最後の18番の意見もけっして褒めているのではなかったことは,明々白々であった。
「前例がない」ほど,ダメ,だめ,駄目押しだらけの「初老の小学生・ペテン総理」でしかなかったのが,安倍晋三君。結局,この日本という国は,徹底的に破壊されつくした。「衰退途上国」とはよくいったものだが,より正確にいいなおすと「衰退転落国」というのが至当な表現。
ところで,本日〔当時〕の報道には,安倍晋三の懐刀である「今井首相秘書官,補佐官も兼務に」(『朝日新聞』2019年9月12日4面「総合」)というニュースも出ていた。
安倍晋三首相は〔2024年9月〕11日の内閣改造で,最側近の今井尚哉首相秘書官に首相補佐官を兼務させる人事を決めた。補佐官としての担務は「政策企画の総括担当」。補佐官の肩書でこれまで以上に,政策決定への関与を強めることになりそうだ。
今井氏は経済産業省出身。2006年に発足した第1次安倍政権で同省から出向し,首相秘書官に就任。2012年末からの第2次安倍政権では,政務秘書官を務め,2度の消費増税先送りのほか,日中外交などに関与してきた。
ただし,今井尚哉政務秘書官がいままで関与してきた安倍晋三のための仕事で,まともに成功したものはない。それでも「今井ちゃんって,スゴク頭がいいんだよネ」と,いつも感心させられている安倍晋三は,この秘書官を手元において重用してきた。
いまに始まったことではないけれども,安倍の内政も外交もなにひとつうまくいっていなかった「結果」は,周知の事実であった。ウーン,だからわれわれも「アベチャンって,すごく頭が▼いんだよネ」,ということだったので,今井ちゃんのその頭の中身とみくらべてみたかったが,いまではかなわぬ希望。
「内閣改造・自民党役員人事,安倍首相の狙いは 専門家に聞く」(『朝日新聞』2019年9月12日朝刊4面「総合」)のという記事のなかで,「アイドル政治家症候群」などの著書がある臨床心理士の矢幡 洋は,安倍晋三をこう分析していた。
「首相は職人よりドリーマー」。安倍首相は「自己愛」が強い。「自己愛性パーソナリティー」とも呼ばれ,大きな課題に取り組むことが好きなのが特徴だ。
安倍首相にとっての夢や大きな課題はなにか。首相が唱えている憲法改正に代表される「戦後レジームからの脱却」や,ロシアとの平和条約交渉などの外交問題なのではないかと思う。
一方で,初入閣の閣僚に実績を上げてほしいとの思いは感じられない。小泉進次郎氏や橋本聖子氏起用の主な目的は,内閣をフレッシュで華やかにみせるためではないか。首相はコツコツと仕事をする職人気質というよりも,「ドリーマー」なのだなとあらためて感じた。
補注)安倍晋三が「ドリーマー」とは驚きである。当人はそう呼ばれても怒る理由はなく,いくらかは喜べたかもしれない。だが,国民たち・市民たち・庶民たちの立場・利害からしたら,悪夢の為政しか敷けなかったこの「世襲3代目の政治屋」は,21世紀のこの先を歩まねばならないこの国を徹底的に弱化させてきたのだから,夢ということばをもちだす不用意だけは止めてほしかった。
つまり,人びとに「夢をもたせる」どころか,完全にそれを「奪いつくしてきた」だけの「凡人以下の小人」の,それも百害あって,一利すらも生みだせなかった「小物中の小物:極小首相」の「非凡な国家破壊力」にかぎっては,否が応でもそう認知しておかねばなるまい。
「馬鹿な大将,敵より怖い」などと戯れ言をいっているうちに,2012年12月26日に発足した安倍晋三第2次政権以降,この国はまさに「国家崩壊の一途」を着実にたどらされてきた。
平野貞夫が安倍晋三を検察庁に「内乱予備罪」で告発したのは,それ相応の裏づけがあっての行動であった。国家の最高指導者がその指導をまともにしないで,壊してきただから「内乱予備」の罪状ありだということになっていた。
要するに,「一将功なりて万骨枯る」など悠長に「いま:2024年現在の時点」で語ってなどいられないほど,この国の進路の先には確実に,沈没が予測される。
※-3 すでに関連する結論として明確に提出されていたのが,安倍晋三「心理分析論の解説」にまつわる,たとえばつぎのごとき “現実的な推移とその結末” であった。
「北方領土返還は絶望的…安倍首相 “ポエム演説” にネット住民も呆然」『日刊ゲンダイ』2019年9月07日 15時00分,https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261500 は,プーチンからは「小馬鹿にされていたというよりは,完全に見下されてきた」この「日本国首相の哀れな実像」を指摘していた。
いま,この首相に日本の政治を任せるのは「危険だというよりも絶望的だ」としか感じさせない。本日〔2019年9月12日〕の『日本経済新聞』朝刊1面のコラム「春秋」は,つぎのように述べていた。
だが,すでに手遅れ状態に追いこまれている日本の政治・経済を目前にして,安倍晋三や麻生太郎に向かいこのように期待するじたい,実は,それこそ “寝ぼけまなこ” で接するのでないかぎり,ただちに見当違いである点として,即座に自覚できるはずである。
麻生太郎だけのことでないが,国会のなかで委員会などの審議がおこなわれている最中に「よく居眠りしたり,寝ぼけたように過ごしている彼らの姿」が,以上の文章では皮肉られていた。
だが,そうはいっても,この太郎とあの晋三が本気で「審議の場での沈思黙考(?!)をやめて,パチリと目を開かざるをえない」状況が打開できたとしても,この2人自身において「沈思黙考のために必要不可欠である思考回路」の復旧工事を期待したところで,いまとなってはどだい無理筋のそれであった。
いずれにせよ「日本国の未来が」この2人(の双肩?)に「かかっている」ようでは,あいもかわらず,この国における「この先はお先,真っ暗」としかいいようがなかった。つまり,とうてい期待薄。世襲政治(家)の弊害もきわまっていた。
以上の大筋の文章,2019年9月の話題になっていたが,今日は2024年10月7日。しかし,国会のなかでいまだに麻生太郎(御年は1940年9月20日 で84歳)が,大きな顔をして徘徊している。
このオジイチャン,もしかすると,国会議員辞めたら自分が一気にボケることでも心配しているのか? しかし,それにしても20年も前には引退していてよかった人……。日本の政治を極悪にしてきたその代表格の1人であったから……。
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