美容整形の誇大広告について
まず、状況から説明すると先週の土曜日ぼくは二重整形の施術を受けた。感想しては今まで入院や手術など受けた経験がなかったが、それを初めて受けたような感覚だった。笑気麻酔という半ばお酒に酔ったような状態の中目をつぶり、まぶたに糸を通されまくったというわけだ。(ぼくの受けたのは埋没法というものなので)
施術の感想はこれくらいにしておいて次に施術を受けた経緯に移る。ぼくが整形を本格的に考え始めたのは大学生の時だ。就活が終わり、エネルギーを向けるものがなくなった大学4年の秋。モテたい。かっこよくなりたい。という気持ちが芽生えた。メンズメイク等もやったが、二重はアイプチ等でもうまくいかなかった。その時湘南美容外科でカウンセリングを受けたのだが貯金残高が多分25万ほどしかなく、30万の施術には手が届かなかった。ローンもあったのだが、親バレリスクがあったのでやめた。ちなみにそのとき提案されたのはクイックコスメティック法というもので、先週受けたのはそれの上級版に当たるクイックコスメティックダブルというもので、料金は20万だった。先週はうまい医師にやってもらう特別料金込みの値段だったので、約5年間でどれだけ整形手術が安くなってるかが分かるだろう。整形技術は日々進歩している。
本題に移る。
大学生のときに整形を決断した理由、また今回施術を受けた理由に共通して湘南美容外科の広告がある。
大学生のとき、恐らく二重整形は3万〜5万ほどで受けられると書いてあったように思う。
また今回受けたクイックコスメティック法というものは翌日からメイクが出来るのが売りでダウンタイムはほとんどないと書いてある。お分かりの通り、30万出さないと二重がとれると言われた大学4年。ダウンタイムは3ヶ月ほどと堂々と説明され、もちろん今もまぶたが腫れてる今現在。これらを総合すれば誇大広告と言わずになんと呼ぶか。整形というのは大きくみると他人のコンプレックスにつけ込む商売である。コンプレックスの反動が憧れであるからして、憧れを簡単に手に入れられると煽り立てられるわけである。お金、性、コンプレックスに関するものは自己成長にも繋がるので一概に否定はできないが充分に注意すべきである。