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SCRAMBLE

2022年は何をしていたっけ

人生で初めての長い休暇を経て
1月から新規一転と
働く場所をかえた

桜が咲くころ
全ての重圧がのしかかり
自由なようで
縛りがある環境になった

身体がまた悲鳴をあげた
悔しい、くやしい
頑張って築きあげたものを
自らまた手放した

7月蒸し暑い日に
再スタートで新しい環境へ

今までを否定したくないから
同じ職種のまま
診療科をかえた
本当は看護師を辞める気持ち
辞めてしまいたい気持ちがあった

生涯現役とか
肩書きとか何とかはいらなくて
ただ呼吸ができる場所を探した

友人でもあり
コーチング者として
伴走してくれた人がいた

私には何もないけれど
周りに救われて呼吸を繋げた日々

1ヶ月、2ヶ月、もう半年経つ

この環境はいい悪いが
バランスよくありすぎて
決定的なものはないけれど
振り払っても
みないふりをしても
記憶が時々呪いのように甦る

人はわたしが思う以上に無関心で
人はわたしが思う以上にみている

悪口や面倒な一時的な話しからは
身を遠ざけ交わらずにいた
交わるつもりはなくても
その場にいて聞くだけで
同じく言ってるようだから

口を塞ぐのがうまくなった?

どうだろうな
身体がまた悲鳴をあげた今は
それすら正しかったかわからない

なんでかな
心を鈍感にしたはずなのに
不必要に揺さぶられないように

法則みたいにあるのが
頭で浮かんだ言葉を
タイミングがあわずに
言えなかったとしたら
無理に後から言うと
大抵ろくでもない結果になる

コミュニケーションってなんだ

ごめんなさいより
ありがとうをおおく

泣くより笑うように

偽りが過ぎたのだろう
つけた仮面がとれなくて
どんな仮面も間違いな気がして

素顔ではいけない
ダメージを受けたら立ち上がれない
偽りができているだけ
まだマシなんだと思ってきた

誰かと同じ思考回路
誰かと同じ不平不満

そんなもの
全部くだらないと思った

こっちは人生かけて
環境かえて今生きてるんだ
腰掛けみたいな思考回路と
同じになんてなっていられない

ひと括りにされたくなくて

抜きんでたかったのかもしれない
毎日誰かが大丈夫だと
安心させてほしかったのか
今のわたしでいいよと
頑張っているときは聞こえない

いつも立ち止まってから
せっかく頑張ってたのにと
聞こえてくる

他人の評価は他人のもの
わたしの評価は自分で認めて
それは難しいことだったけれど
自分を信じるってことに
決めたはずなのに
心身は正直がすぎる

ただ私には
みたい景色があるから
立ち止まってまた
休むのも変わるのも嫌だ

嫌だっていうのに
心が身体がこたえてくれやしない

看護師として
みたい景色はただひとつ
最後の仕事にした人がいる

今は味方が少なくても
信じている人がいると
いつか
たくさんのひとが
あの人を頼りにする日が来る

それに応える姿を
後ろ姿をみてみたい

まだまだ道なかば

わたしの力なんて
一瞬のなんかだとして
微力だとしてもいいから

だから悲鳴あげてないで
半歩でも毎日進んできたのに
また時間をとめようとする

今となれば
時間がちゃんと進んでいたか
疑わしく思うけれど
進んでいたと
共に伴走してくれたひとが
きっと笑っていってくれる
彼女を裏切りたくない

わたしの身体は
どうにもこうにも
肝心要のときに
誤作動するし
赤信号点滅させる

黄色信号は一瞬で
見落とすには
みないふりするには良かった

いつか赤信号になる
いつか青信号になる

白黒じゃない
グレーな思考回路になる

破壊的思考を抑圧できる

絵空事だったのかな
そう思っていたのは
勝手に描いた理想像

赤信号のあとに
ちゃんと止まれば
必ず青信号になる
わたしの赤信号は長い

だから止まりたくなかった

たくさん信号無視をした

ギリギリでかわした何か
かわせてなかったみたいだよ

滑稽だな
とんだお花畑の脳内だ

長い休暇をとるとき
やすみたいと涙した時
もう二度と起きれない気がした

それをもう一度言わないために
治療もしたし変わろうとした

変わろうじゃないか
本来のわたしを
探しに出かけた感じで

悪いことばかりじゃない
楽しいときに楽しむ
それがなかなか出来なくて

こんな自分で
楽しむだなんてと
いつかもわからない
傷つく日に備えて

迷走していたら
本当に迷子になった
来た道のりが思い出せない

新しい道を探すには
パワーがたりない
座り込んで救助を待つのも
心がゆるさない

ズタズタでも歩け
這ってでもススメ

交差点は気をつけて









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