【ネガティブ動作の後半】筋肉に最大の負荷を与える意識
トレーニングを続けていると、誰もが一度は耳にするネガティブ動作。
”筋肉が伸びながらウエイトの重さに抵抗して元の位置に戻す動作”
である。
これがまた、ポジティブ動作よりキツかったりもするのだ。
アームカールの種目でいえば、「もう上がらん!!」と筋肉が限界を超えた後、無理やり反動を使って持ち上げ、そこからネガティブ動作に持ち込むというやり方もある。
そもそもなぜ、ネガティブは大事なのか?
YouTubeなんかで検索すればわかる通り、トレーニング方法については本当に様々で、どれが正解かわからない。人それぞれ骨格も違えば感覚も違う。
しかし、ある程度のロジックは存在すると思っている。
①どんな身体になりたいのか?
②その部位を鍛える種目は?
③その鍛えたい部位にしっかりと刺激が入っているか?
④そもそも刺激を入れるためのポジションニングになっているのか?
⑤いやいや、そもそも頭の中はエロいことしか考えていないのでは?w
冗談はさておき、筋トレにおいてのポジショニングや意識は非常に大事である。
例えば、懸垂をする時の握り方が順手か逆手か、これだけでも大きく変わってくるし、支える指が人差し指側か小指側か、これでも大きく変わる。
もっと言えば、意識しているのが腕なのか背中なのかでも変わってくるのだ。
そしてここで、ネガティブの話が加わってくるともう厄介なことだ。
奥が深い??
もしそう思ったのならば、あなたはもうマッチョの仲間入りです。
(マッチョかどうかはさておき仲間である)
ネガティブ動作では、スピード云々考える前に大事なことがある。
それは、まず軽い重量でセットして筋肉が一番開くポジションを確認するということ。
そして、ネガティブの後半で負荷が抜ける一歩手前のポジションを知るということだ。
何が言いたいかというと
無駄な動作を減らして、できる限り筋肉に負荷をかけ続けることが大事なのである。
例えば、ダンベルプレスの場合、ベンチプレスよりも可動域が広くなるというメリットが考えられるが、いったいどこまで下げればいいのだろうか。
下げられるだけ下げた方がいいのか?
いや、それは人それぞれである。
大胸筋を鍛えるためのダンベルプレスだとしたら、下げ過ぎれば負荷が抜けてしまう。
だから、負荷が抜ける一歩手前のポジションで止めて、そこからポジティブ動作へと切り替えるのだ。
負荷が抜けないままポジティブ動作へと移行できるため、筋肉に大きな刺激を与えるこことなる。
これはほぼ全ての種目に当てはまることで、この意識一つで身体は大きく変わってくるはずだ。
マニアックな内容で長くなってしまいそうなので、今回はこの辺で終わりにする。
ぜひ意識しながら、楽しい筋トレライフを送ってほしい。
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