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帰国への長い道のり(1)

Day 125(8/25)    Angels Rest Hiker’s Heaven(Pearisburg)
 さて、ハイキング中止を決断したので、帰国への準備を進めていく必要があります。する事が沢山あります。手順を決めて一つずつ解決しなければなりません。ここは通信環境も悪くて、机もありません。
 まず、2日前に泊まったパールズバーグのホステルに戻ることにしました。連絡して9時にピックアップしてもらいました。今回はバンクルーム(相部屋)ではなくて個室にしました。さあ準備開始です。リストアップしました。

 1 クリニックの予約状況を確認する。
   PCR検査がまだ必要でした。あと2週間後ならば不要でした。$250の出費!
 2 JALに予約(変更)する。
   3日後の早朝の予約が取れました。
 3 クリニックの予約をする。
   出国日前日に予約できました。
 4 ホテルの予約をする。
   アトランタで2泊です。
 5 アトランタまでの交通を確認する。
   greyhound(高速バス)の停留所を探して、出発時刻を調べて送迎を依頼。
   e-ticketもオンラインで入手。

 PCR検査が受診できるクリニックはいくつかありましたが、日本でも海外渡航用の証明書が出せないクリニックもあるのでトラブル回避のため日本語の通じる場所にしました。いずれ必要になると思い事前に調べていました。9月から検査が不要になる事を妻から聞いていましたが、一日でも早く帰国したかったので出費はやむを得なかったです。クリニックは空港から北方面でした。ホテル予約についても格安な場所を探して、レンタルハウスにしました。空港から南方面でした。アトランタの中は交通網が発達しているので公共交通機関でどこでも行けるとの情報です。
 手配が終了して、次にやる事は荷物の整理と宿に送った食料品の処理です。荷物を送った先は、別の宿から持って行ってもらった所ですが、メールで行かれなくなったので食料はハイカーボックスに入れてもらうように依頼しました。手持ちの食料は、行動食を除きここにあるハイカーボックスに入れました。他には新品のガスカートリッジとスリーピングマットもそこに入れて荷を小さくしました。
 ゆったりとコーヒーを飲み、夕食を作り食べました。冷凍庫に残してあった海老のフリッターも消費しました。シャワーを浴びて、トレイル上での最後の眠りを迎えました。ふかふかなベッドでした。

Day126(8/26)    Hartsfield Guesthouse
 余裕を持ってWytheville(ウィズビル) という町のgreyhoundのバス停留所に向けて8時30分に出発しました。ドライバーは昨日話していた人ではなく会話のはずまない人でした。9時50分出発で乗り換えが1回あって18時10分にアトランタ到着の予定です。乗り換え駅で次に乗るバスが90分以上遅れるとのアナウンスがありました。知らないうちに出発してしまうのが怖くてとても不安になりました。乗り遅れるとアトランタに着けません。クリニックにも予約時刻に行けません。

長いバス旅でした

 やっと乗り継ぎのバスに乗車出来てひと安心ですが、高速道路は渋滞でなかなか進みません。結局8時近くにアトランタに到着しました。そこから地下鉄とバスを乗り継いで9時過ぎに宿(ゲストハウス)に着きました。バス停近くのドラッグストアは既に閉店していました。もちろん夕飯を食べていませんし、住宅地なのでレストランもありません。歩いていないので大して空腹感もありませんでした。この際食事はどうでもいいです。暗い道を30分位歩いて宿を見つけました。風呂とベッドが待っていました。

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