You are my hero!
Day 101(8/1) 941ー*22*ー919 Bearfence Mountain Hut (shelter)
平日に関わらず、ハイカーが多数歩いていました。ある40才台のおじさんハイカーに”You are my hero!”と声をかけられました。直訳すれば「あなたは私のヒーローだ。」なので思わず笑ってしまいましたが、意訳すると「あなたのように高齢になってからスルーハイクする事は、私の夢だ。」ぐらいの意味なのでしょう。「あなたも出来ますよ。」ぐらいの意味で、”You will (make it)!”と返しました。軽く返事しましたが、ずっと覚えているという事は、とても嬉しい声かけだったのですね。
途中でBig Meadows Waysideに立ち寄りました。食堂に入れば有名な?ブラックベリーミルクシェイクが飲めるようですが、経費節約のため自動販売機のスムージーで我慢しました。食べ物ではenjoy hikingが出来ませんでした。
Day 102(8/2) 919ー*21*ー898 Pine Field Hut (shelter)
キャップが見当たりません。多分シェルターに置き忘れたのだと思います。アパラチアントレイルは森の中を歩くことがほとんどなのでキャップがなくてもそれほど困りません。むしろ街中でボサボサの髪をまとめることが主な用途と言えます。持っていたキャップはトレラン用のものでメッシュ部分が多く、暑くても蒸れにくいです。つばの部分が折りたためてコンパクトになり使わないときはポケットに入れられます。
昨日と一転してハイカーが少なくなりました。全体的に後半戦は出会うハイカーが少ないです。途中で倒木を切り歩きやすくしているボランティアさんに会いました。大きなノコギリで一人で作業していました。トレイルを塞ぐ倒木は沢山あります。”Thank you!”のあらしで感謝を伝えました。このようなボランティア活動がトレイルを歩きやすくしてくれるのです。日本では、山小屋の人がしていますが、ナショナルトラスト(自然保護団体)がボランティアを募集することも増えてきていると思います。
Day 103(8/3) 898ー*19*ー879 Stealth Camp (ステルスキャンプ)
午前中にLoft Mountain Camp Storeというキャンプ施設に着きました。ここには必要なものが全て揃っています。シャワーを浴びて、洗濯して、食料補給しました。ベンチにはコンセントがあり充電もできました。お昼もレンジで温めたサンドイッチ、アイスクリームを食べました。
こういう施設が沢山あると宿に泊まらずに何泊でもキャンプ・シェルター泊できそうです。
ここシェナンドア国立公園は、スカイライン観光道路とトレイルが頻繁に交差していて、そういう場所にこういった施設があります。スカイラインは稜線上を走っているので、道路に出た時の見晴らしが素敵です。道路の両側が開けている事も多くありました。トレイルも岩などもなく歩きやすくフラットに整備されているので、20マイル(32km)前後を余裕をもって歩くことができました。”Yes, I’m enjoying my hike!”
予定の宿泊地に早く到着したので、先に行きたくなりました。地図では13マイル先までシェルターもキャンプ地もありません。少しでも先を目指すハイカーは沢山います。非公式なキャンプをステルスキャンプと言います。コメント欄からそのような場所を見つけることができました。6マイル(10km)先に行けました。
Day 104(8/4) 879ー*15*ー864 Stanimal’s 328 Hostel (Waynesboro)
ハンカチを失くしました。そのハンカチも前のを失くしたのでWalmartで買ったものでした。汗を拭くのにはフェイスタオルを使っても困る事もないのですが、運良く新品のハンカチを拾いました。大きいので後日ハサミで半分に切って使いました。因みにフェイスタオルは日差しが強い時に失くした帽子の代用に使いました。
トレイル上で新たなボランティアに会いました。ペンキ屋さんではありません。ホワイトブレイズという目印がありますが、ペンキが剥がれて見えにくくなった物を塗り直す作業をしていました。稀に雑に塗られているホワイトブレイズを見かけますが、多分それは学習として子どもにやらせたものだと思います。
ヒッチハイクでウェインズボロという街に出ました。街の情報によれば中華バイキング(all you can eatという)があるとの事です。中華料理は安価なので安心です。またカヤックでの川下りのアクティビティがあってやりたかったのですが、天気が悪く、それほどゆっくりも出来ないのでパスしました。”I couldn’t enjoy it!”