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インド映画『WAR ウォー!!』感想 〜マッチョは二段重ねするものだ!!〜

感想文。ネタバレは少なめのつもり。多少あるかも。

この映画との出会い

 こんなお買い物体験は初めてだった。とある方の感想文が面白すぎて、ブルーレイを即衝動買いしてしまった。私はリティク・ローシャンを知らなかった。タイガー・シュロフも知らなかったし、ヒンディー語の映画も見たことなかった。それでもこれは絶対見なければという強い気持ちが湧いてきて買ってしまった。

タイガー・シュロフの感想

 めっちゃ俊敏なマッチョ。体操選手のような鮮やかで美しいアクション。登場シーンのアクション格好良かった。この方の走り方が好みだったので走るシーン多くて楽しかった。戦闘力高いのに、憧れの男の前ではチワワになる。そしてめっちゃ踊れる。異様に露出度が高いタンクトップ(あんなに服として仕事してないタンクトップ初めて見た)と大穴空いたジーンズ、つまり筋肉めっちゃ見えてる状態で、すっごい踊れるの、頭が混乱した。

リティク・ローシャンの感想

 リティク・ローシャンは声も良い。映画の冒頭からすっごい格好いい声の人だ!と興奮した。終始渋くて格好いい。そして見事な筋肉。服が破れて色っぽいのは美女だけかと思ってたけど、これからはマッチョなイケメンの服を破る時代。破れ方が絶妙すぎるんだけど、考えた人は良い意味で変態。そしてこの方もめっちゃ踊れるんですね。2人揃うと無敵。踊れるマッチョ二段重ね大サービス!みたいなダンスの直後に今度は横並びでも見せてあげるよ!どうぞ!みたいな感じのところが有って画面の圧が強すぎてびっくりした。

BGMの感想

 小学校の頃大好きだった再放送の古い時代劇や刑事ドラマを思い出す感じの音楽。エレキ!シンセ!ベース!って感じ。インドの人にとってどういう印象なのか分からないけど、私には懐かしくて、だからこそアガる音楽だと思った。

目の保養

 大作なので手の込んだ見た目のいいシーンがいっぱいあるし絶景もたくさん。やっぱり目で楽しめる映画って素晴らしい。炎をバックにバイクで登場するところがお気に入り。あと交差点でガシッとお手手取り合うところ、なぜそれをやるのか正直よく分からないけど、格好いいので好き。

ストーリーに思ったこと

 救いがある終わり方だし大人向けの映画としてはある意味これくらいが正解なのかもしれないけど、私みたいに中身が子どもの大人だって大勢いるんだぞ。もっとハッピー全開なストーリーが見たかった。2年前の回想シーンでは最高にハッピーな気持ちになれるので、そこを何回も再生して心を慰めている。

まとめ

 文句も書いたけどすごく好きな映画。買ってよかった。歌とダンスがどうしても嫌いな人以外なら楽しめるはず。私はミュージカル要素も大作のスパイ映画も大好きなのでとても楽しかった。そしてこの映画の制作には筋肉を愛する変態が関わっている感じがするので、筋肉大好きな人にもおすすめ。

邦題、そのまま読むと「ウォーウォー!!」だよね。雄叫び上げる人みたいだけど、せっかくある邦題だから尊重しよ。
ウォーウォー!!は!とても!面白い映画!!!だったよ!!

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