ファインダー越し
ツイン彼はカメラで良く写真を撮っていて。
若いときからずっと。
彼が撮る景色の写真が実は昔からずっと好き。
撮り溜めた写真とか私の知らないものなんて山程あると思う。
私と彼がまだ20歳なる前後くらい。
私の地元に少し一緒にいた時に入ったファミレスで出会ったおじさんがいて。
そのおじさんと実は東京に行って入ったファミレスでまた出会った。
そして彼の仕事にも繋がる。
東京に彼が行って少しして私も彼のところに行った。そこで生活を共にしてて彼と遊びに行った先でたまたま出会ったお姉さん。
そのお姉さんの彼がカメラを仕事にしていて。
私達は一緒にいるととても不思議な縁で繋がる。
いつどこでも彼は写真をとる。
私は盛れてる写真がいいのにすっぴんも怒ってる顔もぶざいくな顔も。
全く気付かなかった写真も風景も。
彼からみた全てが写真に残る。
撮られるの好きじゃなかったけど。
今思うのは。
彼からの愛情が全てだったんだってわかる。
離れないとわからない。
離れないと気付けない。
どうして側にいる時に想いを伝え合えないのだろう。
誰に対してもそうだけど。
当たり前なんて存在しない。
今こうしてる時間も宝物で。
5分後、1時間後、私も彼もどうなっているのかなんてわからない。
忠犬ハチ公みたいに永遠に待たされる程、利口にはなれない。
ここは純粋にというより。
いやいや、きちんと考えてみて?
おかしくない?って話で。
理由付けてこんな事してる相手にも問題ありすぎ。
それはタイミングだよね。
彼のタイミングできて待たされ過ぎて他の人がいてもそれはそれ。
そして彼が今他に誰か思う人がいても。
それはそれ。
私の人生と彼の人生がうまく交わる時。
それはきっと【素直】になったとき。