成長の遅い後輩にイラつかない? - アオアシ #6 -
みなさん、こんにちは。Naseka です。
私は 哲学者・書評家・エッセイスト として、
自らを定義しています。
令和という「タイパの時代」に
提唱する連続哲学シリーズ
「マンガは令和の哲学書!」
今回は 「アオアシ」編 の第6弾!
アオアシ は現在
ビッグコミックスピリッツで
連載中のサッカー漫画。
学校の部活動や
プロサッカー界ではなく、
プロチーム傘下の「ユース」世代を
中心に描かれる作品である。
単にサッカーマンガとしての
面白さだけでなく、人材の育成や
チームマネジメントなどについても
様々な気付きや学び、
ヒントが散りばめられている。
まさに現代に悩める者たちにとっての
哲学書たり得る作品だ。
今回はちょっと趣向を変えて
タイトルをつけてみた。
突然だけど、
あなたには後輩がいる?
あるいは部下でもいいし、
「人生の後輩」という広い意味なら
自分より若い人全体を
そう捉えることもできる。
自分も要領が悪くて
成長が遅い方だから、
よく先輩方に
もどかしい思いをさせてきた。
でも不思議なもので、
いざ自分が一人前の先輩となると
成長が遅い後輩って
見ていて もどかしい。
もどかしいだけなら
まだいいのだけど、
自分に余裕がないときには
つい「イラつき」に
変わってしまうことも。
仕事でもスポーツでも、
入って日の浅い後輩の
動きを見ていると
「まったく分かってないなぁ」
「なんでこれができないかなぁ…」
なんてボヤきたくなる人も多いはず。
このシリーズで題材としている
アオアシ において、
主人公のアシトは
まさにそんな後輩的存在。
先輩どころか
同学年のチームメイトからすらも
「こんなのも分からないのか?」
というような場面がしょっちゅうある。
しかしアシトを笑う他の1年生たちも、
先輩から見れば まだまだ粗削り。
むしろ先輩同士でも、
代表クラスの選手たちと
控え選手たちでは
歴然とした差がある。
そんなアオアシでは、
「育成」と「試合」の
両方の要素が組み合わさって
大きな魅力を生み出しているけれども、
私が特に好きな試合のひとつが
「東京VANS」戦。
(どの試合も面白いけど)
この試合は1年生が
多く出場して活躍するけど、
試合全体を通しての主役は
「桐木曜一」
栗林に次ぐ世代 No.2として
とび抜けたセンスを持ち、
U-18招集の経験もある
トップレベルの実力者。
技術と同じくらい
高いプライドを持った彼が、
未熟な仲間たちを率いて
葛藤しながら戦う この試合。
私は 彼のように抜けた才能は
持ち合わせていないけれど、
作中で綴られる彼の心中には
毎回 読む度に共感と感動を覚える。
この試合は、後輩を相手に
「どうしてこれができないんだ!」
と声を荒らげたくなるような人にこそ
大きな気付きが得られるエピソードだ。
どうしたら もどかしい後輩に対して
イラつきを軽減できるのだろうか。
この試合のエピソードから、
リーダーとして
「もどかしい後輩への接し方」を
学んでいこう。
<※ 注意 ※>
単行本の発行ペースで
展開を知っていることを
前提として進めていきますので、
未読の方は ご注意・ご了承ください。
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