カスミソウ 〜自由登校を見守る会〜

学校に行けない、行きづらさを感じている子どもたちと親たちが、情報共有や悩みを話し合える場所を作り、つながるために2021年6月に活動開始。 学校に行っていても、行っていなくても、全ての子どもが尊重される社会を実現するために発信しています。 主な活動場所は東京都北区と千葉県市原市。

カスミソウ 〜自由登校を見守る会〜

学校に行けない、行きづらさを感じている子どもたちと親たちが、情報共有や悩みを話し合える場所を作り、つながるために2021年6月に活動開始。 学校に行っていても、行っていなくても、全ての子どもが尊重される社会を実現するために発信しています。 主な活動場所は東京都北区と千葉県市原市。

最近の記事

カスミソウ文京区 ぷちギャラリー通信 11月号

みなさん、こんにちは! 朝晩ひんやりとしてきましたね。 カスミソウの棚にも秋がやってきました。 棚には新たに"鳥 おみくじ"が登場🦅✨ 鳥のイラスト入りおみくじに、クイズと折り紙作品のおまけがついています。おみくじに描かれた鳥の絵がキレイです! 文京区の中学生の作品です。 おみくじをひくと、もれなく繊細な折り紙作品のおまけがもらえます✨ くじを引いたら中に書いてあるおまけを横の瓶の中から持っていってくださいね。 大吉 ハリネズミ 吉 シマリス 中吉 メジロ 小吉 ねず

    • 「不登校の始まりは本当に辛かった。当初は無理やり連れて行こうとしたことも」〜保護者インタビュー〜

      自由登校を見守る会「カスミソウ」の会員である保護者へのインタビュー企画です。今回協力していただいたのは、高1次女と中1長男の二人が不登校を経験したNさん。現在は次女は通信制の高校に進学し、長男は中学入学以降、五月雨登校をするようになりました。不登校が始まった当初の状況や現在についてお話を伺いました。 不登校のきっかけは先生と他のお友達との板挟みになったこと Nさん「次女は保育園の頃から行き渋りがありました。疲れやすいところがあったのだと思います。でも、小学校に入学した当初

      • 「登校しぶりやかんしゃくに悩んだ時期を経て、今は週1フリースクールの登校スタイルに」〜保護者インタビュー〜

        自由登校を見守る会「カスミソウ」の会員である保護者へのインタビュー企画です。今回協力していただいたのは、高1と小6の二人の息子がいるYさん。小6の次男が登校しぶりになった時の対応や今の様子についてお話を伺いました。 小1の冬から始まった登校しぶり。かんしゃくを起こすように 集合行動が苦手だという次男。幼稚園の頃から幼稚園バスに乗るのを嫌がることはあったそう。でも次第に慣れて年長では普通に登園し、小学校に入学してからも登校できていたと言います。 「登校しぶりは小学校1年生

        • 「学校とのやり取りで疲弊した日々。フリースクールが新たな居場所に」〜保護者インタビュー〜

          自由登校を見守る会「カスミソウ」の会員である保護者へのインタビュー企画です。今回協力していただいたのは、高2・中1・小5と三人の息子さんがいるYさん。三人の中で長男・次男は小学生の途中から不登校が始まりました。現在はフリースクールに通っているそうです。不登校が始まった時や現在の状況についてお話を伺いました。  長男・次男ともに保育園の頃から登園しぶり。小学校でも付き添い登校に  市原市にお住まいのYさん。長男は保育園の頃から登園拒否して毎朝、泣いていたと言います。  ー

          「自閉症の息子に寄り添い、居場所を探し求めてきた小学校生活」〜保護者インタビュー〜

          自由登校を見守る会「カスミソウ」の会員である保護者へのインタビュー企画です。今回協力していただいたのは、小6の息子さんがいるTさん。幼少期から発達障害の特性が見られ、小学校では支援級に入学。担任の先生の不適切な対応をきっかけに不登校が始まったと言います。お子さんの特性や家庭で工夫してきたポイント、現在の状況についてお話を伺いました。 幼稚園の頃から多動や他害があった息子。専門家と相談して小学校は支援級へ 北区にお住まいのTさん。息子さんが幼稚園に入って多動や他害があり困っ

          「自閉症の息子に寄り添い、居場所を探し求めてきた小学校生活」〜保護者インタビュー〜

          不登校・登校渋りになった時期やきっかけや理由〜保護者インタビューの一次調査結果より〜

          自由登校を見守る会「カスミソウ」の会員である保護者へのインタビュー企画になります。カスミソウは主催者も会員も不登校や登校渋りの子どもがいる当事者です。会員がどんな悩みや困りごとを抱えているのかを把握し、カスミソウとしてどう活動に活かしていくのかを検討するために、主催メンバーから会員さんにインタビューを実施しました。今回は会員約90名のうち15名の調査結果より、不登校や登校渋りになった時期やきっかけ、その理由をご紹介します。 ※今後、会員の全数調査を予定しており、その内容も別途

          不登校・登校渋りになった時期やきっかけや理由〜保護者インタビューの一次調査結果より〜

          カスミソウ文京区 ぷちギャラリー通信 7月号

          みなさん、こんにちは! 暑い、暑すぎる〜!!歩いているだけで汗だくになる今日この頃、、 さきちゃんちに涼みに来ませんか? カスミソウの棚には新たな作品が飾られています。 紙粘土で作ったマグネット達。ひとつひとつ丁寧に色付けされていて、可愛らしいです。 どれも形や色にオリジナル感があって、、特にホットドッグは仕事が細かい!!リアルに美味しそう。。 さきちゃんちのぷちギャラリーはレンタルスペースです。カスミソウ以外にも、布小物、絵本、ジャムなどなど色んな商品が並んでいます

          カスミソウ文京区 ぷちギャラリー通信 7月号

          自由登校を見守る会「カスミソウ」、どんなところ?主催者に聞いてみた

          自由登校を見守る会「カスミソウ」。不登校、行き渋りの子どもやその保護者同士で繋がりたいとスタートした団体です。東京都北区で立ち上がり、文京区・千葉県市原市まで活動の場が広がり、今では約80名の保護者が参加しています。今回は立ち上げメンバーの二村さん、小暮さんを紹介させていただきます。(左が二村さん、右が小暮さん) 自由登校を見守る会「カスミソウ」、立ち上げのきっかけ ーーー2021年にスタートしたカスミソウ。何をきっかけに立ち上げたのでしょうか。 (小暮さん)3人の子ど

          自由登校を見守る会「カスミソウ」、どんなところ?主催者に聞いてみた

          カスミソウ ぷちギャラリー通信 5月号

          みなさん、こんにちは! 緑が鮮やかな季節になってきましたね。 カスミソウの棚には新たな作品が飾られています☺️ 多面体折り紙✨文京区の保護者作品です。 可愛らしいイルカのワッペンも🐬 綿棒で作った立体の三角形。小4のお子さんの作品です。展示はしていませんがどんどんつなげるとこんなオブジェに、、✨✨ さきちゃんちのぷちギャラリーはレンタルスペースです。カスミソウ以外にも、布小物、絵本、ジャムなどなど色んな商品が並んでいます✨ よかったら棚を見に来てくださいね! (さき

          カスミソウ ぷちギャラリー通信 5月号

          カスミソウ文京区 ぷちギャラリー通信 4月号

          だんだんと春らしい気候になってきましたね! カスミソウ文京区では、ワークスペースさきちゃんちのぷちギャラリーに メンバーの親子が作成した商品を展示・販売しています。 4月のぷちギャラリーの様子をお伝えします。 カスミソウの棚は、あいかわらずたくさんの折り紙が飾られにぎやかです。 市原の親子作ペーパークイリングの新作ができました🌸 スマイルマークがついているものはお子さんの作品です。 よかったらさきちゃんちにぷちギャラリーを見に来てくださいね。 (さきちゃんちは開いてい

          カスミソウ文京区 ぷちギャラリー通信 4月号

          市原市長予定候補者からの回答

          〇小出譲治 不登校支援の考え方について 近年、全国的に不登校児童生徒数が増加し続け、令和3年度「児童生徒の問 題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」では、小学校及び中学校 で約24.5万人、高等学校を合わせると約30万人に上り、過去最高となっ ております。 こうした状況を受けて、文部科学省から、令和 5 年 3 月「誰一人取り残され ない学びの保障に向けた不登校対策」(COCOLO プラン)が通知されました。 また、それに合わせて、千葉県でも「千葉県不登校児童生

          市原市長予定候補者からの回答

          市原市長予定候補者への公開質問状

          千葉県市原市では、6月4日(日)投開票の市原市長選挙があります。 そこで立候補することが現在分かっている予定候補者のかたに、今後の不登校児童への支援について公開質問状を送りました。 以下、質問状の内容です。 全国的に不登校児童は増え続けており、市原市でも増加傾向にあります。 不登校は特別なことではなく、どこの家庭でも起こり得ることです。 子どもの個性に合った学びの場と経済的補助がほしいと望んでいます。 ▶現在の主な市原市の不登校支援と私たちが考える問題点◀ *教育支

          市原市長予定候補者への公開質問状

          北区長候補の回答から感じたこと

          公開質問状の回答に関して、カスミソウメンバーが思ったこと、感じたことを紹介します。 『今後、より柔軟な選択肢が増えていくことを願っています。 校内フリースクールも話に聞くのでいいなぁと思っています。 保健室以外の部屋の選択肢があってもいいですよね。 上の子は去年一年くらいは教室に入れずにずっと空き教室で1人でドリルをやっていました。 今5年生になって教室に戻りました。 それでもまた教室に入れない日があってもいいと思っています。 学校へ今は行きたいと話すので、 私もつ

          北区長候補の回答から感じたこと

          区長予定候補者からの回答

          ○やまだ加奈子 不登校対策については、大きく2つの段階にわけて対応をしていきます。 1.予防対策を強化- ①児童心理士の資格を有するスクールカウンセラー配置の増員で、児童生徒の心のケアを強化します。 ②中学校区ごとに一人常勤スクールソーシャルワーカーし、家庭と福祉を繋ぎを強め、家庭の事情で登校できない状況を予防します。 また児童生徒、家庭に寄り添い、学校と連絡連携ができるよう、スクールソーシャルワーカーがスクールカウンセラーがコーディネートできる仕組みをつくります。 ③一

          区長予定候補者からの回答

          ○橋本やすこ  ●自己紹介  私は、北区に移り住んで45年。4人の男児を育ててまいりましたが、当時(1980〜1990位が学齢期)から不登校が話題に上がり始めていたため、関心を持って「東京シューレ」の見学、代表だった奥地圭子先生の講演会視聴、著作物の購読、不登校のハシリであった友人宅への訪問支援などをしながら、不登校というものの捉え方などを学び、分かったつもりになっていました。  ところが、子育ても少しずつベテラン?になり、もう怖いものは無いわと自信を持ち始めた頃に、四男の

          公開質問状を送りました。

          東京都北区では、4月23日投開票の北区長選挙があります。そこで立候補することが現在分かっている4名の予定候補者のかたに、今後の不登校児童への支援について公開質問状を送りました。 以下、質問状の内容です。 質問 全国的に不登校児童は増え続けており、北区でも増加傾向にあります。不登校は特別なことではなく、どこの家庭でも起こり得ることです。子どもの個性に合った学びの場と経済的補助がほしいと望んでいます。 ▶︎現在の主な北区の不登校支援と私たちが考える問題点◀︎ *ポップ・ステ