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【補助輪のない世の中】

最近、世の中を眺めると補助輪のない世の中だと思います。

人の挑戦や成長には見守り、余裕、間(ま)みたいなものが必要だと個人的には思っています。

さらにいうと“安心感”みたいなものでしょうか。

でも、今の世の中は、命綱なしに、いきなし崖から突き落とすイメージです。
うまく着地出来る人もいるかもしれないけれど、みんながみんなそうじゃない。

なのに、うまく着地出来ないのは「あなたの自己責任」「あなたの努力が足りないせい」と言われがち。とはいえ、生身の人間一人には限界がありますし、自分一人ではどうにも出来ない世の中の情勢ってあるように思います。

その“不安感”のせいで、みんなギスギスしているように思います。

では、どうするのか?

見守り、余裕、間、安心感みたいなものを取り戻すにはどうするのか?

僕が個人的に思うのは、様々な問題の行き着くところは、経済的問題だと思います。

正しい貨幣論、税の知識・概念(趣旨、機能)、国家観を身につけることがまず大事だと思います。

“知識は力”と言いますが、知識を身につけることで、“不安感”ではなく、その先にやるべきこと、“希望”が見えてくるように思います。

先日、藤井聡先生が今の日本には「学習性無力感」が蔓延しているお話をされていて興味深かったです。

そうなるとみんなが知識を身につけたあとが問題になるように思えて、なかなか一筋縄ではいかないように思いますが、志ある人と協力していくことが今は大事なのかなと思います。

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