Q.3冊だけ本を持ち込めるなら
逃げ場所は多いに越したことは無い。
わたしの場合、内向きでいられる且つ幼少期からの趣味である読書。違う世界を簡単に旅できるあの心地よさは他の何にも代えられない。
不定期に、読書垢を中心によく投稿される# わたしを構成する〇冊 を見ている。沢山の感性、好み、時に癖が見え隠れしていてとても楽しい。
そんなある時、タイトルの質問が降ってきた。これだけだとアバウトだから「何も無い真っ白の部屋で半年過ごすことになりました」を頭に付け加えようか。
ここで挙げられる3冊は、おそらく最も居心地の良い世界や自分だけの箱庭なのだろう。他人の世界を覗き見する気は無いので強要はしないけれど、もし見せてやるよって方が居たら答えてくれると舞い上がります。
ちなみにわたしはというと
3冊目は少し迷った。正直あと1冊は『新明解国語辞典』なんだけどここで辞書は流石にズルか?となり。
上2冊は完全に癖ですね。
ただ、物語は再読を繰り返すと次第に諳んじてしまうだろうから、1冊は果ての無い辞書を持って行きたいのが本音。いくらでも言葉を浴びて文を紡ぐことができる。そんなの楽しいに決まってるじゃないか!しかも、どこの誰のためでもない、物理的にも完全にわたしだけのもの。
まあ「何も無い部屋」だから姿を見せてもそれが最後、一瞬で消えてしまうのだけれども。脆い泡しか吐けないなんて哀しいね。
そのうち伸びた爪で壁に書き始めるかもしれない。
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