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11月 芸大祭

先日の三日連休に愛知県芸術大学の文化祭がありました。
テレビでは芸大の中を見たことがありましたが、実際に中に入るのは初めてでドキドキしました。

早速、教室の中の展示されている生徒さんの作品を見て回りました。
ある教室の絵を見ている時に、卒業生なのか上級生なのかはわかりませんが、ある若い女性が
「あーこうゆう絵(昔)描いたね。懐かしい〜。あの時は全く楽しくなかったんだけど、今になってようやく絵を描くのって楽しいんだなって思えるようになった!」
と隣にいる人に話していました。

その絵は、すごく上手な桜の絵でした。
奥の桜の枝と花はピントが合わないようなタッチでぼかしてあり、手前の桜の枝と花は濃くはっきりしたタッチで描かれたものでした。

これは勝手な私の想像ですが、その女性は当時似た絵を描いたときは技術を追求するあまり絵を描くことに楽しみを感じれなかった。
しかし、技術ばかり追求する環境から離れた今は絵を描いていて以前より自由に描く表現を手に入れたのかな?(まったくの想像です。授業の一環として習っただけかもしれません。)
そんなことを想像しながら、ぶらぶらと沢山の展示物を鑑賞しました。

もうひとつ、私が衝撃だったのは油画室です。
油画質は地下にありました。
廊下の床や壁には油画が沢山落ち固まっていて不気味でした。
建物自体も古く、建物の中自体がアートそのものでしたが、なんせ怖い雰囲気でした。

ですので、(気のせいかもしれませんが)油画室の作品は全体的に暗いものが多く感じました。

教室の中は壁一面白い世界で、この中で一日中絵と向き合っていたら頭がおかしくなりそうだと感じました。
明るい絵もあれば、暗い絵もあり、描いた人の頭や心の中をモロに覗いている気がしました。(勿論、そこには素晴らしい技術があるのは前提です)

若さ故の大胆さや荒さパワーに溢れる芸大際、とても沢山の刺激を受けました。
芸術ってやっぱり楽しいなと心が熱くなる一日になりました。
そして私も何か初めてみることにしました!

【今日の夢が叶った話】

その日、元々家族で行く予定だったのですが、うっかりパートのシフトを入れてしまいました。

しかも!しか〜も!!
その芸大際に宮城県から会いたかったスペシャルゲストが来ると聞きつけました。(サロンメンバーの方)

今日は早く帰ろうと心に決めパート先に出勤すると、店長から朝ひと言「今日祝日なのにシフト大丈夫?早く帰ってね」と…

他のパートやバイトさんも、早く帰ってね〜とニコニコ笑顔で見送ってくれ、ラッキーとばかりにやることやってサササッと帰りました。
そんなことってあるんだ!と思いつつ、無事サロンメンバーさんにお会いすることができました。

しかも、絵を描かれている娘さんにもお会いできました。絵について色々お聞きしたかったけれど、上手く口が回らず感動だけそっとお伝えしてきました。

兎に角、ずっと胸がホクホクした一日だったわけであります。
ゆっくりまったり
それでは、今日はこの辺でごきげんよー!

宮城みやげ

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