健康マインド(心に残る言葉❗)植木等(わかっちゃいるけどやめられねぇ❗)
「スーダラ節」青島幸男作詞 萩原哲晶作曲
1961年リリースして80万枚売上たヒット曲てす。
(スイスイスーダララッタ〜)のフレーズは植木等の口癖だった。それを青島幸男が借りて、作詞しました。
植木は青島の歌詞がふざけている様に感じて、歌うのをためらったようですが、浄土真宗の僧侶である父親から「わかっちゃいるけどやめられない」は人間の矛盾をついた真理で親鸞の教えにも通じると励まされた、との逸話が残っています。
青島が付けた歌詞は
♫チョイト一杯の つもりで飲んで
いつの間にやら ハシゴ酒
気がつきゃ ホームのベンチでゴロ寝
これじゃ身体に いいわきゃないよ
分っちゃいるけど やめられねぇ
ねらった大穴 みごとに外れ
頭かっと来て 最終レース
気がつきゃ ボーナスァ すっからかんのカラカラ
馬で金もうけした奴ぁないよ
分かっちゃいるけど やめられねぇ
一目見た娘に たちまちホレて
よせばいいのに すぐ手を出して
ダマしたつもりが チョイとだまされた
俺がそんなに もてる訳ゃないよ
分かっちゃいるけど やめられねぇ
ア ホレ スイスイ スーダララッタ
スラスラ スイスイスイ
スイラ スーダラダッタ スラスラスイスイスイ
スイスイ スーダラダッタ
スラスラスイスイスイ
スイスイスーダラダッタ
スーダラダッタ スイスイ できたもんな
スイスイスーダラダッタ
スーダララッタ スイスイ
「分かっちゃいるけどやめられねぇ」が親鸞の教えに通じるのか❓ ですが、人間の矛盾をついているのは確かな様です。
リリースした1961年は昭和36年です。
ケネディが大統領になった年で、日本の高度経済成長の元、大ヒットで映画も製作されます。
植木等は「ニッポン無責任時代」から「日本一のホラ吹き男」と(いい加減さ)を売りにしたキャラを演じました。
普段は酒も飲まず、生真面目な性格が伝わりますが、最初のスーダラ節にこの言葉が入った事が転機になりましたね。
「分かっちゃいるけどやめられねぇ❗」