人生の棚卸し

　とある人に「人生の棚卸しをしてみませんか」と言われたことがある。
　子供の頃、好きだったこと、やりたかったこと、得意だったことを思い出して
会社人間として終了した後の人生を豊かに過ごすものを探すということらしい。
　好きだったことでもなく、得意だったことでもないのに、面白いと思うものを見つけた。
仕事以外は、友人との他愛もないおしゃべりの予定を入れて過ごすことが多かったのに
最近は、定年後、あれをしようこれをしたいと考えることが楽しくてしようがない。