潰瘍性大腸炎でも日本の大学から編入してアメリカの大学をGPA4.0で卒業できたよって話(1)
皆さんこんにちは、金木犀です。
今回は潰瘍性大腸炎を発症し診断がつくまでのお話をしようと思います。
私が潰瘍性大腸炎の診断をされたのは中学1年の夏前でした。しかし、診断が下るまでは1年くらいかかりました。
やる気が出ない、何もしたくない
初めに体調に違和感を感じたのは小6の秋ごろ。身体が思うように動かず倦怠感を感じるようになりました。学校もまともに通えず、周りからは惰性による不登校児のレッテルを貼られ、より一層動けなくなりました。
自己紹介にも書いた通り、私はミュージカルを中心に活動する子役だったので体力には自信がありました。でも、こんなにも動くのがつらいと思うようになってしまうなんて。ショックで引きこもり状態に。
私の親は、私の中で何かが起きていると、何かがおかしいと信じてくれました。そして、色々な病院を一緒に回って診察を受ける日々を送るも、検査に異常はなく、心の病気と言われるように。
そんなこんなで小学校を卒業し、中学校へ入学。新学期は新しい環境に馴染むために毎日頑張って登校していました。勉強も友達も結構順調。楽しい日々でした。しかし、
あれ、出血してる
数ヶ月経った頃、お手洗いに行った時に、出血しているのに気付きました。母に相談して、痔かもしれないと近くのクリニックで検査を受けることに。しかし結果異常なし。医師からは腸の検査を受けることを勧められました。
いざ、とある大学病院へ
たしか紹介状を書いてもらったか、忘れてしまいましたが、都内の大学病院の小児科を受診しました。そこで初めて言われた医師からの一言、
「最近倦怠感を感じたりした?」
私は何度も頷きました。ここなら私を理解してくれると、やっと信じてくれる大人に出会えたと思いました。
その大学病院で大腸の内視鏡カメラを受けることに。そうすると、直腸から左側結腸にかけて炎症が見られるとのこと。潰瘍性大腸炎という診断を受けました。
診断が下るまで長い旅だった。私はどこかで安堵しました。これからは自信を持って「具合が悪い」と言えるようになると。
次回は治療や入院生活について、また今後は学校での勉強の遅れをどう取り戻したのかも書いていこうと思います。
See you in next chapter :)
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