【連載】週刊不定期写真 Vol.5 「街中スナップ」

不定期写真では、その名の通り不定期で写真を掲載しています。

日常のスナップがほとんどです。

特に何の思惑も、思想も、ありません。

多分。

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街中スナップ

撮影日：2023年2月頃
カメラ：RICOH GR II

おぼえがき

私の撮っている写真のほとんどは路上スナップだが、人が集中する街中に出て撮る写真は普段の生活範囲で撮る写真とは趣が違う。人々の絶え間ない欲望の渦がはびこっている感じが、なんともそそる。

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I

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II

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III

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〆

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Caption

I

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ターポリンのモデルと奥にいる人のポーズがおもしろくて撮った。街中は人が多い分、写真の撮り甲斐がある。

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落書きやシール、看板が至ることころに散見されるのが街の魅力である。住宅街の画一性も好きだが、こういう人間的な部分はそそる。

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これも落書き。壁との対比がおもしろい。この落書きが何を主張しているのかは分からないが。

II

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確か画材屋か何か。布地のハギレがカラフルで、質感もおもしろい。左のコピーは言われてみればそうなのかもしれないという謎の説得力がある。

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よくこんな巨大な落書きが描けたなと感心してしまう。多分、浦沢直樹氏の漫画「20世紀少年」の真似だろう。

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これもまたよくこんなところに落書きを描けたなと感心してしまう。クレヨンしんちゃんを彷彿とさせる、ちょっとお下品な落書き。

III

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ビルばかりが乱立している中に、申し分程度に木があるのもなんだか対比的でおもしろい。

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工事現場。コーンの置かれ方と周りの無機質な風景に惹かれて撮った。混沌としているように見えて、このように整備されていく風景もある。

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美容室の看板だが、人が黒いタイツを顔に履いているように見える。写真を撮った時は気づかなかったが。

〆

こういう閉ざされた風景はなぜか惹かれる。服が架かっているのもなんだか趣があっておもしろい。