子宮を全摘するまで①
初めて筋腫の手術をしたのは29歳の時でした。
腹腔鏡手術での筋腫核手術でした
体質的に大きくなりやすいらしく35歳の時にもう一度筋腫核手術をしました
腹腔鏡手術との事でしたが術中に、前回の術後の部分が癒着していてカメラが入らず開腹手術に切り替わったみたいです
39歳の時ぐらいに、主治医にもう一度手術しないといけないぐらい大きくなってしまっていると言われました
『えー3回も手術したくない!』
と言ったら主治医も
「先生もあんまりしたくないけど。。辛いんじゃない?閉経まであと10年ぐらいと考えるともたないと思うよ」
と言われましたが、その時は特に生活に支障をきたすような症状もなく生理の量は多かったものの我慢できる程度だったので、とりあえず保留という事にしました。
2年弱は我慢しましたが、筋腫が大きくなっている事での圧迫でなのだと思うのですが
足の浮腫がひどくなり、生理の量も耐えられないぐらいになってきました
2時間程度でオムツ型のナプキンから滲み出てくるぐらい。
椅子に座ると漏れるので座れない。
おでかけなんて絶対できない。
それによって貧血もひどくなり、体の疲れが取れない状態でした。
検診の時に先生にもう一度手術したいとお願いしました。
私は核手術だと思っていたけど、先生は全摘になるよ
と答えました。
41歳でもう子供は産まないんだろうなと思ってはいたけど。
でも将来を想像した時に
もしかして子供が居て孫ができてみたいな事を思わなくもない。
もしかしたらそんな事が起こればなんと幸せなのかなと考えていたので、全摘と言われた時は動揺しました。
その時は即答はできず、次回までに考えるという事にしました。
2ヶ月考えて、今の生活をより良くする事を最優先に考えて全摘する覚悟をしました。