強風恐怖症
今日はとんでもない強風の中、近所の用足しに出かけなくてはならなくなり。
実は私、強風恐怖症なんです。
追い風なら若干マシなのですが、横からとか向風にはてんで弱くて。
今日も外出の帰りに向風の強風にあおられてしまい、恐怖で立っていることすらできず、盲導犬M君にしがみついて、しゃがみ込んでしまいました。
一瞬で気合を入れ直して立ち直りましたが、戦闘モードのようなアドレナリンをぶっ放さないと帰って来れなかったと思います。(汗)
自覚したのは高校生位の時なのですが、本当にそんな恐怖症が存在するのか??と改めて調べてみたところ、どうやら実在するらしいのです!(^◇^;)マジか!
正確には「風恐怖症」というそうな。
自分のためにも、同じようなことで悩んでいる人の為にも調べたことをまとめてみたいと思います。
☆は私の個人的な感想です。
【強風が怖い!風恐怖症の原因と症状、克服法や注意点まとめ】
風恐怖症は強い風に対する恐怖症で、雷恐怖症や雪恐怖症などと同じ自然環境型の恐怖症に分類されます。
☆雷はちょっとわかるけど、雪が怖いと感じる人もいるんだね?!
恐怖症としての認知度は非常に低く、家族や周囲の理解を得られない事も多くあるようです。
予期不安が関係すると強迫性障害や不安障害と診断される事もあり、場合によっては注意が必要な恐怖症です。
悩む人の多さ:★☆☆☆☆
生活密着度 :★★★★☆
克服可能度 :★★★★☆
総合危険度 :★★★☆☆
【風恐怖症とは??】
風恐怖症に悩む人の多さは比較的少ないとみられていますが、生活密着度が高い事が注意点として挙げられます。
一方で克服できる可能性は他の自然環境型の恐怖症に比べると高いとされ、適切な治療を受ける事で克服への道が見えてきます。
しかし悩む人の少なさから、家族や周囲への理解を深める事が最重要になると言われています。
【風恐怖症の原因と症状】
過去のトラウマ体験が原因になっていることが多いようです。
強風によって物が飛んできたり、自分が吹き飛ばされそうになった経験が多くみられるようです。
他の原因として、強風の経験はないのに強風に晒された時の対処法が分からず、予期不安を強く感じることが恐怖症に発展する事もあります。
症状として過呼吸の例が一番多く、そこまで強くない風に対してもその場から動けなくなるケースもあります。
☆今日、まさに過呼吸になりかけたわ〜。
その場から動けなくなるケース、私です!(汗)
日常で風を避ける事が困難な事から、対人恐怖症や引きこもりに発展する事が懸念されています。
☆私の場合は風の強音で聴覚情報が遮断されてしまうことに対する不安と恐怖かな。
目も見えにくいのに耳まで聞こえないとなると方向感覚を失い、かなり不安になる。
何か吹き飛ばされてきても、その飛来物を視覚的に事前に察知して、瞬発的に自分からは避けられないこともめちゃくちゃ怖い。
それらに対する恐怖心から、まさに予期不安→恐怖症(パニック)+過呼吸っていう状態になっているのかなと思いました。
よくよく思い返してみれば、風恐怖症を自覚した高校生の頃に、一気に視力が落ちて目も悪くなったんだわ!
視力が落ちた時期と風恐怖症を自覚した時期が一致したぁ〜!!
【風恐怖症への対処、克服法と注意点】
恐怖症が幼少期で見られる場合は思春期を経て大人になるにつれて軽減もしくは克服できることが報告されているそうです。
成人で重い症状を持つ場合は医療機関での受診が必要です。
治療法としては主に認知行動療法が試され、曝露療法や系統的脱感作法、認知再構成法を複合的に組み合わせる事で高い効果が得られることが分かっています。
症状が重い場合でも投薬による治療は非常に稀で、治療法は認知行動療法を希望する方が良いとされています。
【まとめ】
風恐怖症は自然環境型の恐怖症で重篤な症状を表す症例が少ないことから完全克服は可能だとみられています。
しかし日常生活で風を避ける事は困難な事から、周囲の理解を求める事が大切で、状況によっては長期的な治療が必要な場合もあります。
また、類似する恐怖症との関連も指摘されている事から、他の恐怖症を合併する前に治療に取り組み事が推奨される恐怖症です。
☆私の場合、自律神経が弱っている時ほど風に対する恐怖心や不安が生起する傾向があるように思う。
できるだけ自律神経を整えることを意識しながら健康的な生活を送りたいと思います。
今回じっくり調べてみてちょっとびっくりしたのは、恐怖症の中にはアリの群れとか、13という数字に対する恐怖症とかパニック障害などで悩んでいる人もいるんだ!と知ったこと。
世の中には様々な生きづらさを感じている人がいるんだってことがわかって勉強になりました。
あなたも風恐怖症を克服できる日が来る事を心から願っています❣️