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自分のコンプレックスが好きになった|京都ライター塾第2回

1/11(土)~3/29(土)の毎週土曜日は「京都ライター塾」の日です。「書いて、しあわせになる」のコンセプトを胸に、この3か月間は毎日書くこと(&読むこと)に対して全力で過ごしています。

受講後は毎回レポ記事を書いてnoteに公開しています。先日1/18(土)に第2回がありましたので、早速書いていきます。

▼第1回のレポート記事はこちら



はじめに

第1回のレポ記事を書いた後に、ほかの受講生の記事を読みながら自分の記事も見直していた。「もっとこうしたら良かった!」と思う点が出てきたため、忘れないよう最初に書き留めておく。

このレポ記事を書くときに意識したこと

・受講後3日以内に書く(忘れてしまうため)
・いきなり書き始めず、まずはざっくり構成を考える
・素直に書く
・綺麗に書こうとしない
・何を伝えたいのか明確にする

どんな人にこの内容を伝えたいか

・京都ライター塾に興味がある方
・自分の思いや意見を言うのが苦手な方
・自分は何が好きなのか分からない方

⇒全て自分のことだ。書いて、まずは自分で自分を理解して受け入れたい。そして同じような悩みや興味を持たれている方に伝わるようにと意識しながら書いている。

第2回の講座内容

京都ライター塾では、講義とワークを交互に行う。講義では、文章の書き方やインタビューの方法、仕事の獲得方法などを学んでいく。ワークでは「人生企画ノート」を使い、自分を知るための深堀りをペアワークで行う。

▼人生企画ノート

第2回はワークの回。人生企画ノートを使い自分を深堀りしていく。以下の流れで講座が進んでいった。

①前回(第1回)のレポ記事を書いてどうだった?
②人生企画ノートのペアワークのコツ(江角さんより)
③60分のペアワーク
④ペアワークをしてみてどうだった?

今回は②③をメインに書くことにした。そして最後に④を含めた全体的な振り返りを書いていく。

ペアワークのコツ~全ての会話はインタビュー~

いくつかコツを教えていただいたが、その中で意識したいと思った点を3つ挙げる。

・相手に興味を持つこと
・少しでも疑問に思ったら質問する
・共感できる点、共感できない点を考える

純粋に疑問に思うことを聞いてみる。これは実際にインタビューするとき必要となる。一方的な質問でなく互いに質問しあい、なんでだろう?と考える。相手のことを知ることで、自分のことも自然と見えてくるとのこと。

この時点では、まだピンと来ていなかった。社会人になってペアワークをした記憶がなく、会話を通して自分を知ることができた体験もない(または過去にあったかもしれないが自覚できていない)ので、不安と緊張、お話ができるワクワクな気持ちを抱きながらペアワークへ。

ここで結果を申し上げると「会話で自分は見えてくる!自分1人では気がつけなかったことが見えた」ということ。相手への質問は自分への問いかけにもなっていることを自分の頭と心で体験できた。

60分間のペアワーク~意見が言えない自分を好きになった~

人生企画ノートは、講義が始まる前に予め記入している。12の目次(質問)が設けられているので、1つずつじっくり向き合っていく。今回は以下の4つについて自分はどうか?を伝え合う。

・書けるようになりたい30の理由は?
・種を見つける
・どんな人に憧れる?
・怒りとイライラは、強みのヒント

「人生を企画するノート」より

ペアワークは「りっきー(moeko.r)さん」と一緒に行いました。
(講座では、りっきーさんと呼ばせていただいています)

りっきーさんのレポート記事はこちらです!!

●言えないのは、書けないのは、自分を守るためかもしれない

りっきーさんは、「子どもの頃は書くことが好きだったけれど、大人になるにつれて自分の思いを内に秘めてしまうようになった」とお話してくださった。

私も自分の思いや意見が言えないことがコンプレックスの1つ。だからとても共感した。先日「自分自身の壁を壊したい」という記事も書くくらいに悩んでいる。相手に対しても、自分に対しても、あと何歩…が踏み込めない。

「なんか言えないんですよね…」と私が話していた時に、
自分を守るためかもしれないですね』という言葉を、りっきーさんがくださった。この言葉が自分の中にすんなりしっくり入ってきた。

--過去の思い出も一緒に蘇ってきた。小学生の頃は、思ったことを素直に吐き出していた。良く言えば意見をはっきり言い、悪く言えば相手が自分の意見をどう思うかあまり考えていなかった。

そんなある日、自分の意見が全然共感されなかったことがあって、思っている以上に悲しかった記憶がある。当時は「悲しい」と思っていたことにすら気づかずに、だんだんと自分を出さなくなった。それが今の「意見が言えない」に繋がっているんだと気づいた。

もうこんな悲しい思いをしたくない!
だから自分を守るために言わない!

自分を守ってあげていたんだ、そう思うと意見を言えない自分がコンプレックスではなくて、むしろ「わたしを守ってくれてありがとう」と思えた。

弱みだと思っていたことが強みでもあった。何で?が分かれば言えるし書けるようになる。

●「好き」の基準が高かった

「少しでも時間があればついついやってしまう」
このくらいの「好き」でないと、好きって言っちゃいけないなと思い込んでいた。

--りっきーさんは「やりたいこと」や「こうなりたい」が明確で、話していても強い芯を感じた。住みたい場所や人生で何が大事なのかなど、会話の中でイメージができるくらいに具体的だった。

一方、「好きなことはなにか」を私が話そうとすると、出てこなかった。好きが漠然としていて言葉にならない。ここで、上述した「好き」の基準を自分で勝手に作り上げてしまっていたことに気がついた。

好きの一歩手前はたくさんあるのでは?

と、りっきーさんが仰って、確かに「一歩手前」という言葉が入るとたくさん思いつく。気持ちが楽になった。ちょっと視点を変えたり、表現を変えたりするだけで、制限を外すことができるんだなぁ。知らない自分を見つけられるようで楽しい。

「悩んでいる…」から「気づくのって楽しい!」に変化した。
もっと話すことも大事にしよう。そう思えた。

【振り返り】ペアワーク=気づきばかりだった

会話は大好きな一方、話すことが下手で相手が困ってしまうだろうな…と思っていましたが、60分はあっという間で楽しい時間でした!

りっきーさんの質問のされ方(引き出し方)がとっても勉強になりました。
また、話すことでこんなに気づきが出てくると思っていなかったので、埋めるのに苦戦していた人生企画ノートの記入が進められている自分にも驚いています。

相手を知り自分を知る。妥協せずにとことん向き合い、自分を深く知ることで、話したり書いたりできるようになれそうだ、と今回のワークで実感しました。

次回の講義は1/25(土)です。
毎週レポート記事を書いていきますので、ご興味のある方はぜひご覧いただけると嬉しいです!


本日もありがとうございます。
明日も良い日になりますように!