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書いて何したい?|京都ライター塾第1回
「書いて伝えられるようになりたい」
そう思いたったのは2023年。30歳になった年だった。当時は「書きたい」と思っていたものの、何も行動しておらず、SNSでの発信経験もなかった。自分に書くことが向いているのかも分からなかった。
まずは書いてみようと思い立ち、2024年1月1日にnoteへ登録。ここで書き続けられたら書く講座を受けよう。そう決意して、2024年前半はボチボチだったが、6月後半以降、日記みたいな内容でも、書いては投稿、を続けた。
2024年11月になり、2025年1月~はじまる書く講座の募集が開始された。書く習慣は少しずつだがついてきた、書くことも好きだ、そう強く認識できたので申し込みをした。自分にとって大きな挑戦だ。
私が申し込みしたのは、江角悠子さん主宰「京都ライター塾」。
1月11日(土)、いよいよはじまった。
■はじめに
最初に、講師である江角さんから、2つの言葉をいただいた。
★自分の考え、意見を持つ
★どんな自分も、他人も否定しない
ここから講義がスタート。
■早速実践!ペアワークで『他己紹介』
講義がはじまってすぐに実践。2人1組でのペアワーク。3分でインタビューを行い、受講生全員の前でペアになった方を1分で紹介する形式だ。
・インタビューした相手の魅力をどう伝えるか?
・限られた時間で相手とどうコミュニケーションを取るか?
・1分という制限時間がある中で、何を伝えるか?
を考える必要がある。緊張しながらも、実際に取材する立場になると、書くこと以外に必要な力が見えてきた。
会話力(コミュニケーション力、聞く力)
質問力
メモ力
瞬発力
取材対象に興味を持つこと、そして好きになること など
取材したことを正確に、且つ魅力的に伝えるのは想像以上に難しいが、これは経験を積み重ねるのがとっても大事だと思う。最初は緊張しても、場数を踏むことで、冷静に、客観的に分析できるようになるだろうと考えている。
また、受講生全員の紹介を聞いて、ああ、とても勉強になる!と思えた。色んな方の記事を読むのが面白いのと同じで、色んな方の他己紹介を聞くのもワクワクした。
特に気になった点を2点挙げてみた。
主な紹介内容は、経歴/居住地/受講きっかけだったが、
・自分では思いつかない視点での質問をしていること
⇒その人にしかできない、唯一の他己紹介にできる
・基本的な情報以外に、趣味や好きなことを紹介していること
⇒3分という短い時間で相手と深く会話できたのだろうと想定
会話が不得意な私にとって、
どうやって会話をしたんだろう?と興味がわいた
気になる=自分が出来ていないこと、苦手なことだと思う。この点に気づけた(改めて認識できた)ことだけでも大きな収穫だった。
■ライターになって、何を伝えたいのか?
江角さんは、以下のように仰っていた。
『ライターになる前もなった後も、しばらくは考えたことがなかった。ライターになり数年経ったとき、ここを考えないと、どんな仕事をしたらいいか全然分からないんだなと気づいた。』
何を伝えたいのか?を最初に考えておくことで、自分の行きたい道へまっすぐ歩める。江角さんの講義では「自分と向き合うこと」を大切にされています。
書くことだけでなく、自分は何がしたいのか?を深く追求することで、人生で何をしたいのか?という壮大なテーマにまで発展させられる。私がやりたかったことだ。
では、どう向き合えば良いのか?
心に残った向き合い方を2点ご紹介します。
大切なのは幸せになること
成功=幸せではない。幸せだから成功する。
先に幸せになることが大事。
京都ライター塾のテーマは『書いて、しあわせになる』だ。
このテーマには、江角さんの「ライターになって幸せになってほしい」という気持ちが込められているんだなと、ここで理解した。
何をして幸せになる?と問いかけることで、自ずと答えが見えてくるのではないだろうか。私自身も、江角さんが作ってくださった↓人生企画ノート↓を活用しながら、どんどん問いかけ中だ。
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やりたいことを見つけてから、仕事にする方法を考える
まずは自分がやりたいことを見つける。そしてやってみる。やってみないと分からない。自分がどういう状況だと幸せなんだろう?を実際にあれこれ経験してみることが大事なんだよ、と私は解釈している。
頭で考えているだけでは始まらない!どんどん挑戦してみよう!と背中を押してくれるような考え方が、個人的に好きです。
■情報発信をしよう~誰も読んでいない、気にしていない、だからまずは書くこと~
私なんかが書いて意味があるの?
私よりも詳しい人がいるから。
うまく書けないから書かない。
周りの人になんて思われるか怖い。
ブログが書けない方に理由を聞くと、そう仰る方が多いとのこと。とても共感できる。今でも頻繁に思う。周りの目も気になる。怖いですよね。
この悩みに対して、ガツンと身体中に響く言葉をいただいた。
意外と読まれていないし、(周りは)気にしていない
誰も読んでないけど、読んでくれている人がいる
⇒だから、気にせず書いていこう!
ああ、そっか。そうだよなぁとすんなり納得できた。
自分でハードルを上げていたのかもしれない。
私はこの言葉で気持ちが楽になりました。
そして、書くことで得られることもある。何となくあるだろうとは想定していたが、言語化したことがなかった。講義の中でいくつか出てきたが、実際にnoteを書いてみて、自分でも感じたことを1つ挙げると、
物事のいいところを見つけられるようになる
ほかにもたくさんあるが、私は上記が一番実感出来ている。日常の出来事をnoteで書くことが多いので、今日はどんな日だったかな?と振り返る。自分の行動の意味を1つずつ考えることもある。自分はダメダメだなぁ…と思っていても、細かく見てみると、
・今日は韓国語の本が読めた!ちょっとだけど勉強できている。
・早朝にトイレ掃除できた、すっきり。
など、小さいけれど良い部分に気がつくようになった。
上記はほんの一例だが、ちょっとずつ、でも確実に変わっている。
■3か月後に、どうなりたい?
「Q.書いて何したい?」
「A.書いて伝えられるようになりたい」
ただ、具体的には?と聞かれたら言葉に詰まる。書きたいのは本音本気だけれど、自分が漠然としていることを自覚しました。上述した人生企画ノートという自分と向き合うためのノートを活用して自問自答しています。
京都ライター塾が終わる3か月後までに、以下を成し遂げたい。
☑noteを毎日書く
☑自分が書いてみたいことをまずは1つ企画→提案する
☑書く仕事に1件以上応募→受注する
☑そして「書く人です」と名乗れるようになる
これらができれば、自分の自信になると思っています。
まだ始まったばかりです。
これから、もっともっと書いていきます!そして自分の軸をしっかり持ち、書くことで何したい?に即答できる自分を作り上げていきます。
ありがとうございました。
本日も明日も良い日になりますように!