「ピラミッドゲーム」を見て、自分の人生に集中すべきと思う
韓国ドラマ「ピラミッドゲーム」
ここ数日、ABEMAで配信している「ピラミッドゲーム」という韓国ドラマにはまり、今日完走しました!
※この記事はネタバレを含みます。
韓国ドラマではよくあるのですが、いじめのレベルがすごい。無視とか陰口とか生易しいものではありません。目を覆いたくなるような暴力的ないじめもあります。最初は胸糞が悪く、痛々しいシーンもありましたが、ハリンはじめカースト上位の首謀者たちに屈することなく立ち向かうスジの心理的、頭脳的作戦、クラスメイトの変化は見ていて爽快でした。
あと1週間くらいはABEMAで全話無料で観ることができますので、おススメです!
近い経験をしたのは中学時代
このドラマを見ていまして、「私にもこんな経験あったかなあ?」とふと考えてみました。ここまでひどいことはなかったけど、中学2、3年は、それぞれ思い出すと「くそっ」とつぶやきたくなることがありました。言葉が汚くてすみません。
高校時代もくだらないことはあったけど、ちょっと種類が違うもんなあ。
中学2年のクラスは、男子にはスクールカースト的なものがありました。私はボス格の男が大嫌いで、こいつに追従する取り巻きも不快でした。今回のドラマを観ていても、首謀者の機嫌をとるために取り巻き連中が積極的にいじめをするのはとても見苦しいです。取り巻きがくだらないのは万国共通、いつの時代も同じなんですね。
このクラスの男子が嫌いと言いながら、ちゃっかり好きな人はいました。女子は仲良かったけど、このクラスの女子は同窓会出席率が非常に低いので、もう誰とも連絡がとれません。私がいまでもSNSでつながっているのは、当時ほとんど話さなかったおとなしめの男子のみ。同窓会で再会したら、とても話しやすい優しい男性に成長していました。ボス格とは同窓会でたまに会いますが、絶対に口をきかないようにしています。
3年のクラスは、男子が穏やかで優しいのに対し、女子がどうしようもないヤツばかりでした。私も未熟で他人のことを言えた性格ではなかったので、自分もその1人だということは認めましょう。
いまでも思い出すだけでも不快になる、うざがらみしてくる2人組がいまして、仮にA、Bとします。この2人はなぜか登校時間が早く、朝教室に行くとこの2人の声がしてとても不快でした。
ある朝、教室に入ると、人はそれなりにいるのにとても静かでした。教室を見渡し、
「ああ、あいつらがいないからか」
と思って席に着こうとした私は、思わず振り返って二度見しました。Aはいるのです。気弱そうなおどおどした表情で、自分の席にいるのです。Bがいないから騒げないし、普段あれだけうざがらみしているクラスメイトのことが怖いのです。
「ピラミッドゲーム」にも、1人だったら何もできないだろうなーと思うキャラがいました。いじめっ子は1人では何もできない、これも万国共通です。
あまり思い出したくないので詳しく書くのは控えますが、このクラスの女子は本当にいろいろありました。そのせいか、このクラスの女子の同窓会出席率もとても低い。ですので、A、Bの消息も知りません。中3のままだったらまともな大人にはなれていないと思いますが、誰もがそうであるように、それなりに成長して、それなりに生きているのではないかと思います。
いじめをするのは自分の人生に集中できないから
「ピラミッドゲーム」の首謀者は、ゲームをやめさせようとする勢力を押さえるために、クラスメイトの親や家族の弱みまで利用し、脅しにかかります。それにどれだけの時間とエネルギーがかかることか。
高校生ってもっと忙しくないですか?大学受験もあるし、財閥の令嬢なんだから、乗馬でも楽器でも、やりたいことは何でもやらせてもらえるだろうに。美人なんだから素敵な彼氏を作ってもいいだろうに、このドラマの女の子たちは男性の影がまったくない。
暇だからというより、自分の人生に集中できないから、他人を巻き込んでしまうのでしょう。自分の人生に集中できないから、他人が気になる。他人を目障りに感じる。他人が自分より幸せになるのが許せない。
くだらない人間関係に巻き込まれない、うっかり加害者側にならないためには、自分の人生に集中するのが一番だと思います。
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