【教員3週間目】採点におけるバツ印の再再評価❌
こんにちは!
社会人になって3週間が経過しました!
クラスではインフルエンザが流行り始め、私も少し体調を崩す時がありましたが、子どもたちに助けられながら乗り越えることができました😆
みんなありがとう!!!
今週は初めての漢字テストがありました。
私は小学3年生の担任をしていますが、2年生までは漢字のテストがなかったみたいで、テストの説明から始まりました。
私は漢字テストを青天井に点数が取れる仕組みにしてみました!🚀
習った漢字を書く欄と、熟語を書く欄があるのですが、熟語の方はいくつ書いても良いこととし、正解した分だけ無限に10点ずつ加点します。
これをしてから、テスト時間が長引いたり、採点に時間がかかったり、というコストはかかりますが、子どもたちの漢字への熱量が変わった気がします。
何点でももらえるの!?こんな言葉も聞いたことがあるけど書いてみよう!!
もしかして覚えれば覚えるほど、時間をかければかけるほど点数が増えるんじゃないか?
ゲームみたいで楽しい!
宿題で漢字を書くときに覚えてしまえばいいんじゃない!?
といったように、子どもたちの心の声をポジティブなものに仕上げていきたいです。
これを行うときに強調したのは、テストは人と比べるものではなく過去の自分と比べるものである、ということです。
隣の子の点数が自分より高くても低くても関係ない。
そうではなくて、前回の自分の点数、頑張りよりも1ミリでも前進できているか。
1点でも高く取れるように行動するか。
この点が重要であると考えています。
そのため、もしも子どもたちが自分より低い点数を取った人をバカにする発言をしていた場合、本気で怒るということを伝えてあります。
人にベクトルを向けるのではなく、自分に向けてほしいと思います。
テストの度にこの話をして、涵養させていけたらなぁと思います。
さて、前回こんな記事を書きました。
テストの採点の際に、間違った箇所にバツをつけるか、それとも三角や星をつけるかどちらがいいのか、といったことを考えました。
いつも以上に考えがまとまっていなかったのですが、改めてアドバイスもいただきながら考えたので、書いてみます。😉
間違った箇所にバツをつける人と、三角や星で代用する人の背景にあるものを考えました。
私はバツをつける人なので、三角や星で代用する人の背景を考えます。
三角や星で代用するということは、バツを使いたくない理由があるのだろうと考えました。
どうして使いたくないのか?
自分がバツをされて嫌だったことがあるから。
バツをつけると子どもたちがやる気をなくす恐れがあるから。
このあたりが大きいと思います。
共通する要素は、バツがネガティブなイメージを持っているということ。
バツがつくのはいけないことだ、という考え方を教師も児童も持っている状態です。
ここに問題があるのではないでしょうか?
バツがつくのはネガティブなことではありません。
むしろ自分の分かっていなかったことを確認でき、より成長できるときに付くポジティブな印です。
バツが一つも付かないようなテストなんて、その人には受ける価値がありません。
バツが付くレベルのテストを受けるべきです。
分かっていることに時間をかけるより、分からないことに時間をかけた方が成長できます。
バツはあって当たり前。だって成長しようとしてるんだもの。
全然悪いことじゃないし、むしろ成長を加速させてくれる嬉しい記号。
こうしたマインドがないことが問題でしょう。
教師が、「バツはダメなこと」というマインドを持っているから、バツを避けて三角や星を使う。
バツを避けた採点を見て、子どもは感じ取る。
「あぁ、やっぱりバツは悪いことなんだ」と。
大人が無意識に思っていることを、子どもは敏感に感じとります。
教師のマインドは、子どもたちに伝播します。
バツを避けて三角や丸で代用するのではなく、バツに対する姿勢や考え方をつたえることが大切だと思います。
バツは悪いものじゃないんだよ。
バツがついたらダメなんじゃないんだよ。
バツはみんなが成長できるチャンスなんだよ。
私は今後もバツをつけます。
漢字テストでもバツをつけ、人によってはバツだらけになります。
そのバツだらけの採点を、チャンスだと思えるような空気を作っていきたいです。
そのためにはまずは私が、これまで以上にバツに対してポジティブに考えられるようにします。
来週から家庭訪問。。
みんな優しくしてね😂😂
また1週間頑張りましょう!!!!!