箱根駅伝区間エントリー発表(創価大学)
12/29に発表された箱根駅伝の区間エントリーですが、創価大学は以下のとおりのエントリーとなりました。
創価大学区間エントリー
1区齊藤
2区浦川
3区小暮
4区野沢
5区若狭
6区川上
7区織橋
8区石丸修
9区吉田凌
10区黒木
補欠
吉田響、石丸惇、小池、スティーブン、齋藤、山口
ここからは個人的な予想を交えた内容になりますので、前回同様に予想が苦手な方は読まないように気をつけてくださいね。
創大のエントリーを見た印象
エントリーをざっと見た感じの印象は、今年は当日変更前提のオーダーだな、でした。エースの吉田響、スティーブンを補欠に回したのは、榎木監督が三強の國學院、青山学院、駒澤に揺さぶりをかけているのは間違いないと思います。以下は、三強の往路の区間エントリーです。
國學院
後村→平林→山本→岡村→高山
青山学院
宇田川→黒田然→鶴川→荒巻→若林
駒澤
帰山→篠原→山口→桑田→坂口
3校とも監督が当日変更の可能性に触れているので、メンバー変更はまず間違いないと思いますが、三強ともに1区は比較的チーム内でも4番手以降の選手を置いている印象を受けます。
榎木監督の狙い
榎木監督が「往路から大谷選手のように160kmの〜」という戦略から読み解くに、榎木監督の理想は、2区終了時点で2位と最低でも2分差以上(もちろんリードはあればあるほどいいですが、全てが上手く噛み合っても2分が最大値な気はします)をつけて首位に立って、三強に主導権を渡さず、そのまま往路優勝することなんでしょう。
創価が正攻法に、齊藤(or石丸惇)→スティーブン→小暮→野沢→響の並び(これは私が予想したオーダーに近いですが…)で三強とガチンコ勝負をした場合、どうしても創価最強カードである響くんが走る前に往路優勝が難しいタイム差になっている可能性はそれなりに高いと思っています。特に、青山学院の黒田朝→鶴川→太田の並びは普通にやって先行できる相手ではないです(これは國學院、駒澤もそう感じているからこそ復路勝負に触れているはず)。
三強に比べ復路で大逆転を目指せる選手層ではない創価が総合優勝を本気で狙うなら、1、2区から創価最強選手を並べて、1、2区で作った最高の流れを途切らせない小暮、野沢で首位を死守し、5区で登りに強いメンバーが淡々と仕事をして往路優勝して、6区川上のロケットスタートで逃げ切りを狙うのが一番総合優勝の可能性が高い勝ち筋ではないかと考えるわけです。
最終オーダー予想
1区齊藤→吉田響
2区浦川→スティーブン
3区小暮
4区野沢
5区若狭→山口
6区川上
7区織橋→小池
8区石丸修
9区吉田凌
10区黒木
が私が予想する最終オーダーかなと。1、2区でリードを2分稼ぎたいと考えたとき、三強とのエントリーメンバーとの力関係で優位に立てる響が序盤から集団から離れて独走する展開は理想的だと思います。響についていく勇気が三強のエントリーメンバーにあるかといえば、普通に考えれば三強としては後に強いメンバーが控えているから、無理して追いかけるより響は先に走らせておいて、第二集団として先頭や三強との差をなるべく広げないように走るのがチームオーダーになると思います。失敗できませんから。
創価がつくならこの失敗できないという心理しかないと思うんですよね。それができるのは、スティーブンより響の方がより適任だと思います。函館ハーフでも独走で最後まで攻めた響が絶対に適任です。ここでできれば1分は稼ぎたい。
響が稼いだリードをスティーブンが更に広げられれば最高ですが、後から追ってくる平林、篠原、黒田朝相手にそれは都合が良すぎるということで、差を広げることは難しいかもしれませんが、大きく詰められなければOKとしましょう。目標はタイム差キープ。
小暮、野沢の両名には創価のハーフ強者として臆せず序盤から攻めてもらいましょう。小暮は4年が優勝を手繰り寄せる走りをするんだという覚悟があるのできっといい走りをしてくれるはず。野沢は全日本8区みたいな走りをすればOK。2人とも合言葉は、攻めて耐える。ここでもタイム差キープしてくれたら最高、まかり間違ってタイム差が広がれば万歳🙌
5区は若狭も走りそうな気はするのですが、新聞報道で榎木監督から5区変更の話が出ていたので、強豪校で先頭付近での走りはお手のものである山口が登りの強さを生かして三強との差を最小限度に抑えて往路優勝のテープを切る🏆
復路は、6区川上が57分台の会心の走りをしてからの、7区小池がそれに触発されて序盤から突っ込みあとは根性で耐える走りをして怪我明けで区間賞取った葛西先輩を彷彿させる快走を見せ、8区は登りもこなせてロードは兄より強そうな修那くんが無難に走り、9区凌が去年の悔しさを晴らす快走、10区黒木が爽やかスマイルで総合優勝のテープを切る、そんな妄想の準備はできています笑
最後に
今回の記事は、あくまで新聞報道などから情報発信された内容を踏まえての1ファンの妄想だだ漏れの予想であり、こうなったらワンチャンあるかもという区間配置です。当日どのようなエントリーになるかは分かりませんが、選出されたメンバーが怪我や病気なく無事に走って目標を達成してほしいですね。