積読消化ログ#2【3分間ルーティング基礎講座】
始めに
もう二月が終わるって本当ですか…?正直記事を書きあげるためにやや急ぎで読み進めた節があるのであまりいい記事にはできていないかもしれません。
概要
ネットワークを解説した
3 Minutes Networking(https://www5e.biglobe.ne.jp/aji/3min/)
を書籍化したもので、著者は網野 衛二先生。
名前の通り一つの回がおよそ三分で読めるように構成されている。
進行は博士とそのゼミの生徒の会話で構成される。
本書の内容としてはルーティングについてとそのプロトコル、その説明の為の前提知識としてのIPアドレス関係の話、また加えてスイッチとスイッチを用いたVLANやSTPについて取り上げられている。
感想
前回の#1でのネットワーク基礎講座でも同じような感想を残した気がしますが、全体的に名前と役割は知っているものでも、どれがどのような仕組みを持ってその役割を果たしているのか、またどんな変遷を経てその機能を持つようになったかまで内容があり、その技術に対しての解像度を上げられたように感じます。印象に残っている部分としては以下で、
RIPのパケットについてあまり考えたことがなかったので、RIP1とRIP2でパケット視点からどう違うのか知ることができた
同様にOSPFについてもパケットやそれ以外の内容について、わかりやすくかつそこそこ深堀されていた
VLANについて再確認することができ、挙動のイメージをイラストとともに思い浮かべやすくなった
主にはこの三つかなと思います。正直各プロトコルについては白本で読んだだけよりもはるかに理解しやすかったように思いました。
また、前回の時には感じなかった点としては各回のおわりにある「ネット君の今日のポイント」が非常に読み進めていくうちのいい意味で分かった気になって読み進めることができたように感じました。私自身があまり横文字やアルファベット数文字での略称にあまり強くなく、よく「あーあのあの、○○の挙動するやつ…」となりがちでしたが、各ポイントは「XXの機能を持つYY」と簡潔にまとめられていてその点非常に助かりました。
終わりに
CCNA取得の為だけに白本とeラーニングで駆け抜けてしまった自分にとって再確認、知識の解像度を上げるのに非常に手助けになるものでした。ただ、感想の部分でも挙げた通り、横文字アルファベット略語についてはまだやはり覚えきれておらず、知識の定着が弱いという自分の欠点への対処も含めてもう一度腰を据えてメモも残しつつ読めればなと思うものでした。