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自分の思考をまとめるために書いてみます

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最近の記事

回転寿司

昨日、初めて一人で回転寿司屋さんに入った。 思い返せば、結婚してから、回転寿司屋さんに行くようになり、一人で行くことはなかったし、友人と回転寿司屋さんに行くこともなかったので、いつも夫と一緒だったことに気付いた。 さらに、私は回転寿司屋さんでは同じ日に同じお寿司を2つ食べたことがないことにも気付いた。 大抵、1皿に2つお寿司がのっているが、いつも夫と1つずつ食べる。 初めて夫と回転寿司屋さんに行ったとき、私が「色々食べたいから1つずつ食べない?」と言ったから、それからずっと

    • 最後に勝つ息子

      小学三年生の息子。 その日は朝から私に怒られることばかりだった。 学校に行く準備が遅く、一緒に行く友達を待たせる。 学校に忘れ物をして帰宅。 我が家では学校の宿題をしてから遊びに行くことになっているのだが、なかなか取りかかろうとせず、おやつをボロボロこぼしながら大量に食べる。 遊びに行く約束の時間が近くなってきてから、突然焦りだし、キレながら宿題をする。 帰ってくると、ダラダラとテレビを観る。 その後、遊びに行った先でも忘れ物をして帰ってきていたことが判明。 家庭学習とし

      • 親の覚悟

        中学受験をする予定の娘が小学五年生になった。 週3日、お弁当を持って塾に行く。 塾の宿題に追われ、他の習い事も続け、土日祝日も勉強。 中学受験をする子どもなら当たり前のことだろう。 いや、もっと勉強をしている子どもはたくさんいるに違いない。 が、私自身、中学受験をしていないので、自分の小学五年生の頃を思い出すと、信じられない日常である。 幸い、塾の授業は面白いらしく、辞めたいと言ったことはまだない。 ただ、思い通りに勉強が捗らないときや、全くやる気が出ないとき、テスト結果が

        • ママ友とのお茶会

          先日、同じ小学校に通う子どもをもつママ友達とお茶をする機会があった。 子どもが幼稚園に通っていた頃より、そういった機会はぐんと減ったので、時々、お誘いがあると嬉しくなって参加してしまうのだが、大抵、途中からモヤモヤして疲れを感じてしまう。 その都度、立ち直るのに時間がかかり、もう参加しないでおこうと思うのに、久しぶりに声がかかるとノコノコ行ってしまう。 なので、なぜ、私はモヤモヤして帰宅することになるのか考えよう!と先日は気合いを入れて参加してみた。 話題は、自分自身のこと

        回転寿司

          入院中の19:30

          今、子宮と卵管の摘出手術を終え、入院している。入院前は不安と恐怖で泣いた日も多かったが、全身麻酔で安らかに眠っている間に手術は終わり、術後も想像していた痛みの4分の1ぐらいだった。 手術の次の日には歩かされるよ、かなりしんどいけど頑張って!と周りから言われて覚悟をしていたが、意外にもすんなり歩けた。 今日は手術してから2日後だが、シャワーも出来た。 毎日、出来ることが増えていくのは嬉しい。 入院してから毎日、顔を出してくれる夫に報告出来るから。 小学生以下の子どもは面会に来

          入院中の19:30

          入院前の涙

          今日、私は入院する。 子宮筋腫やら子宮内膜症、チョコレート嚢胞…と色々あり、子宮全摘と卵管除去の手術をするためだ。 日曜日に入院して、月曜日に手術、そして金曜日には退院する。 入院中は義理の母が家に来てくれ、色々と家のことをしてくれる。 けれど、二人の子どものことがかなり心配だ。 今まで私が手を出し過ぎてきたので、私がいない間、ちゃんと宿題が出来るのか、忘れ物をしないか、早寝早起きが出来るのか、風邪をひかないか…心配は尽きない。 昨日、息子が自分のカレンダーに「ママが帰って

          入院前の涙

          クリスマスプレゼント

          毎年12月に入ると、娘はサンタさんに手紙を書く。 手紙には、前の年のプレゼントのお礼と自分の欲しいものと弟の欲しいものを書いているのだが、5,6年前に夫が気まぐれで私の枕元にもプレゼントを置いてくれて、それを私がとても喜んでいたのを見た娘はそれ以降、「ママとパパには美味しいお菓子を下さい。」と書くようになった。 なので、夫は毎年、私と自分の枕元にもチョコレートを置いてくれる。 今年は何を書くのかな~と思っていたら、夫が先にサンタさんへの手紙を見つけた。 「ちょっと泣けるよ、

          クリスマスプレゼント

          娘の決意

          先日、中学受験をする予定の4年生の娘は、夫と一緒に志望校の説明会に参加した。 中学受験に関して夫と相談した結果、どこの中学校でもいいよと太っ腹な家庭でもないので、偏差値がある一定以上の中学校の受験しか認めないことを条件として決めており、それを娘にも伝えていた。 その時点で受験出来る中学校がかなり絞られ、今のところ、その中で娘は2校を志望校として挙げている。 1校は自宅から近く、バスを利用して30分で通える自由な校風の中学校。もう1校は電車を乗り継ぎ、通学に1時間弱かかる、カ

          娘の決意

          家族全員インフルエンザ

          土曜日の昼過ぎ、娘が「寒い」と言い、丸くなって横になった。 熱を測ると38℃超。 夫が慌てて、仕事に出ていた私に連絡してきた。 私は早めに仕事を切り上げて帰宅。 発熱以外は喉が少し痛いぐらいで、食欲もあった。 娘は扁桃腺が腫れて高熱を出すことが時々あるので、まだこの時は扁桃腺が腫れたのかな~と軽く考えていた。 かかりつけの小児科は土曜日、午前診しかなく、休み明けまで待つか…もしかしたら明日には熱も下がるかもしれないし、という程度に捉えていた。 次の日、今度は息子が「寒い」と

          家族全員インフルエンザ

          手術前の暗闇と光

          最近、夕方から夜にかけての時間帯が苦手だ。 気が滅入って、ふと力を抜いてしまうと涙が出てしまう。 不安と恐怖がずっと頭にあり、常に大丈夫、大丈夫と眠りにつくまで自分に言い聞かせる。 まだ日程は決まっていないが、人生初の入院を伴う手術を受けなければならなくなったからだ。 1週間ほどの入院期間らしい。 一度、初期流産をした際に、日帰り手術をしたことはあるが、そのときもかなり怖かった。 もう二度と手術は受けないと心に誓ったのに、今回、あれよあれよという間に手術することになってしま

          手術前の暗闇と光

          私の感覚と息子の感覚

          ある日、息子が小学校から日常生活の調査用紙を持って帰ってきた。 「何時に寝ますか?」「何時間、家庭学習していますか?」「習い事はしていますか?」といった日常生活での質問が並んでいた。 息子と一緒に質問文を読み、息子が回答したものにチェックを入れていった。 最後に「どれぐらいの頻度で褒められますか?」という質問があった。 息子は根っからの“いらんことしぃ”で、毎日、「なんで?!」と思うようなことをしでかす。 何度、注意しても繰り返す。 言い訳するときは、決まってこう言う。 「

          私の感覚と息子の感覚

          カラスのせい

          とある夏の金曜日、小学2年生の息子が学校から帰宅し、ランドセルを開けると、「ない!」と叫んだ。 息子は日頃からよく学校に忘れ物をして帰ってくる。 使用済みのお箸セットが入った給食袋や水筒、汗まみれの体操服、宿題、等々。 息子が通っている小学校には「放課後、忘れ物を取りに学校に戻らない」という決まりがあり、基本的には次の登校日を待つしかない。 金曜日に忘れ物をしたら、月曜日まで 学校に置きっ放しになる。 衛生面から二日間も放置したくないものだったら嫌だなと思いながら、何がない

          カラスのせい

          せっかちな私とのんびりな娘

          今朝もやってしまった… このところ、2、3日に1回は無言だが、苛々している態度を娘にとってしまう。 小学生4年生の娘の朝の支度が遅すぎるのである。 朝起きるのもギリギリ、朝食もゆっくり食べ、身支度も急ぐ素振りを全く見せず、ようやく出発する。 8時に出ると小学校には間に合うのだが、時々、5分程度過ぎてしまう。 娘が家を出た後、私はいつもヤキモキしながら小学校到着の通知を待つ。 まれに数分、遅刻する。 少し前までは「早く急いで!」と急かしていたが、全く効果はなく、私自身の苛々

          せっかちな私とのんびりな娘

          子どもの嘘

          小学生二年生の息子が嘘をついた。 息子は、小学校から帰宅し、宿題を済ませるとほぼ毎日、児童館か公園に遊びに行く。 新型コロナウィルス感染症のことも考えて、お友達の家に遊びに行くのは禁止にしていた。 ある日、息子がいつものように児童館に行くと言って遊びに出かけた後、しばらくすると、同じクラスのママ友さんから連絡が入った。 どうやら息子がその家に遊びに行き、ゲームをしているとのこと。 子ども同士で勝手に約束をしていたらしく、遊びに来てくれたのは別に構わないが、お母さんに伝えて

          子どもの嘘

          子どもの自立って…

          現在、小学四年生の娘は塾に通っている。 小さい頃から、娘は自分でやりたいと思ったことは何でもチャレンジするし、褒め言葉は「可愛いね」より「賢いね」の方が喜ぶタイプである。 小学三年生の冬に、周りから中学受験の話をじわじわ聞いたらしく、「中学受験してみようかな、塾に行ってみたい」と自ら言ってきた。 私も夫も受験というものは高校受験からだったので、「かなり勉強しないといけないよ」と、ふわっとした中学受験のイメージで脅してみたりしたが、「頑張る!」と言い切った。 中学受験対策の塾を

          子どもの自立って…

          無いものねだり

          先日、学生時代からの女友達5人で集まった。 傍から見ると、どこにでもいるような40代半ばの女性5人。 1人は離婚経験あり独身、子どもあり、営業職。 1人は離婚経験あり独身、子どもなし、転職を繰り返す。 1人は既婚者子どもあり、事務職。 1人は独身、専門職。 そして、私。既婚者子どもあり、事務パート職。 ほぼ毎年1回、このメンバーで集まる機会を設けている。 が、実は、30代前半で正社員の仕事を辞めてから、私はこのメンバーで会うのが正直、キツかった。 みんな正社員で自立出来てい

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