長野県庁ってどういう職場だろう?
長野県庁で働いている、30代・子育て中の秋元です。理想の働き方を模索しています。コメント欄は誰でも、どんなことでも、自由に書いていただければ。
私が書いた記事のアクセス状況を見ていると、コンスタントに「なぜ長野県庁職員になったのか?」の記事にアクセスがあります。
推測するに、これから就職しようとしている大学生(もしくは高校生?)が見てくれているのかも、と思います。
なので突然ですが長野県庁ってどういう職場なのか、箇条書きで思いつくまま書いてみます。
設備編
本庁舎の建物が古い。慣れたから今は何も感じないけど、昭和的な内装。そのせいか廊下とかちょっと薄暗い。
誰でも入れる。セキュリティ的にはどうかと思うけど、オープンな職場なのかもしれない。
建物が古いせいか、職場は割りと狭い。まだまだ紙文化なところもあって、書類のしまう場所に苦労する。
PC環境的には、在宅勤務も可能な仕組みになった。(自宅にPCを持ち帰って、職場のサーバー等にアクセスできる)
チャット等(Teams)も導入されて、職員同士のコミュニケーションは取りやすくなってきた。
職員の傾向編
学歴的に優秀な人が多い。(私は底辺レベル)
真面目な人が多い。
同調性が強い。
職員構成的に50代が圧倒的に多い。逆に40代が極端に少ない。
飲み会が好き。
職員の規模編
教員や警察官を除けば、6,200人くらい。
規模が大きいので、職員同士でも知らない人が多い。(市町村に比べれば人のしがらみは少ないか。)
どこの部署も慢性的な人不足感が否めない。
仕事内容編
事務作業が多い。
事務作業が多いせいか、目的を見失いがち。
国と市町村の“間”という立場の仕事が多い。
海なし県だから海関連の仕事はない。他県に比べると、山、林業、農業の比重が高いか?
やりがいはある。
組織風土編
(かなり私見です)
とっても縦割り組織。横のつながりは弱い。
担当者分担制すぎる。(チーム感がない、個人主義、助け合う余裕がない、分担に柔軟性がない)
逆に自分の仕事の範囲は明確かも。自分の仕事さえこなせば、文句は言われない。
担当者分担制が強すぎるせいか、リーダーがいない(リーダーを育成する土壌がない)。個人任せ。放任主義。ロジカルなマネジメントをしていない。(稀にミッションが明確な特命部署的なところはある。)
パワハラ的なことはほとんどない。(ないとは言い切れないが、それよりも業務過多という怖さの方がヤバい)
県の特徴はあるけど、組織としての特徴だったり“強み”みたいなものがよくわからない。
給与編
若い頃は安月給だと思っていたが、今は困ってはいない。高くもないけど、安すぎるというわけでもない。(私は割りと保険を見直したり、資産運用をしていたり、家や車にお金をかけていないことが理由かも。)
部署によって仕事の難易度、重要度、量が違う。このため、給料が仕事に見合っていないと思う人も多くいる。
福利厚生編
制度的には充実しているのだと思う。また、普通の有給休暇程度なら割りと自由に取れる。
充実はしているけど、あまり活用されてない制度も多い。(育児時短勤務制度系はやっぱ取りにくい)そのせいか、制度自体を知らない職員も多い。
理念編
国ほどではないが、広い視点で仕事ができる。
県民のためという崇高な理念の基、仕事ができる。
とはいえ、日々の業務でそこを意識して仕事ができるかは、その人次第。
総括
「理想の働き方を叶える」なんて記事を書いてるくらいなので不満も多いですが、私はやりがいのある仕事だと思ってます。やっぱ辞めよう(転職しよう)とは思わないです。
あえて深く書いていないこともありますが、概ねこんな感じかと思います。
こんなことを知りたいという方がいたら、ぜひコメントしてください!
では、また!
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