「ねぶた通信」第348号-ジェンダーギャップ

国立市の新築マンション解体騒動、自動車会社の型式申請不正、
異様な都知事選挙、政治資金規正法採決で空前のゴタゴタ、
レームダックの政権、経団連より夫婦別姓導入の提言。
 
「ねぶた通信」の内容は、
「調査・コンサルティング」「地域活動」などの現場で、
実際に出会ったものを題材にしています。
 
(活動の現場で)
☆☆☆ジェンダーギャップ
政治と経済分野の、ジェンダーギャップが激しく、
ギャップ指数は世界112位。
 
■政治と経済の分野で最低クラス
周辺国と比べても、ギャップは大きくG7国では最低、
教育と健康では、まぁいい線をいっているが、
政治と経済分野では、世界の進化に大きく取り残されている。
 
グローバルスタンダード並みになるには、
あと2世代ぐらいかかるのかもしれない。
 
■彩(いろどり)がない
平成の初めの頃に、
大手電機メーカーの本社があるビル地下の、
居酒屋で飲んだことがある。
当時ですら異様さを感じた景色がそこにあった。
 
入った瞬間、あたり一面、紺系のスーツの塊り、
彩(いろどり)は0パーセント、女性は皆無だったわけだ。
 
■男子は下駄を履いている
女子と男子の4年制大学進学率は、
ほぼ全都道府県で、大雑把に眺めると10%程度女子が低い。
同じ首都圏でも、東京に比べると男女とも低いが、
女子は20%程度低い。
 
大学進学では「男子だから」と、浪人などの下駄をはかせてもらえ、
会社に入っても、少し前までは「総合職は男子、将来があるから」と、
何かと男子は甘やかされていた。
実際、日本男子の一人として甘やかされていたと、素直に思う。
 
(青森びいき、などなど-その348)
 
☆☆☆400年前の京を伝える清水森ナンバ
青森県弘前市には、津軽のお殿様が京都から伝えたと言われる、
在来品種の唐辛子「清水森ナンバ」がある。
 
南米原産の唐辛子、世界を旅し、ついに津軽まで到達し、
400年前の旧い遺伝子を守ってきたわけだ。
 
辛みは適度、おいしさと香りに優れ、
地元ではブランドをきっちり守っている。
 
一味唐辛子や一升漬(三升漬)、なんばん漬、醤油漬、
グリーンカレーペーストやチリソース、ソフトクリーム、などの食品があり、
「清水森ナンバ」を使うイタリアン料理店も、味わい深い。

以上

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