冠婚葬祭に場馴れしてる
私は何故か冠婚葬祭に場馴れしてる。冠は知らんけど。
結婚は、学生時代ウエディングのバイトをしていた。と言っても披露宴の料理提供スタッフだが。
だから、一応披露宴の流れは把握している。それが役に立つかというと、あまりたたないが…。でも、自分の結婚式は知っている単語が多かったので、打ち合わせがスムーズに進んだ。
葬式は、なれるもんではないけれども何故か慣れてしまった。父方の親戚が親戚づきあいが濃く年配のおじぃとおばぁが多かったので結構行った。なにが場馴れしてるって、それは受付できたり、お別れの言葉の代表あいさつこなせたり、今はないけど、通夜振る舞いという文化があって、その時の料理出しや片付けが一通りできる。
嬉しいことじゃないんだけど、よく働く性格のおかげで父の方の親戚で葬式がある時には「みーぃ来れないの?」と学生時代はよくご指名が入った。コロナ前で田舎の葬式なので、通夜には100人以上参列してくれる。それを私、私の父、父の弟、弟の息子、本家のおじさん×2で対応していた。田舎の葬式は香典をもらう場所も「親戚」「町内」「町外」と3ヶ所に分かれるので人手が必要になる。そこに配属される15歳の私。
私のおっぴばぁちゃんとじいちゃんが亡くなったときには、孫代表あいさつもした。じいちゃんの時は、来年成人式というタイミングだったので「じいちゃんに成人式の振り袖姿、見てほしかったな」と言って会場を泣かせ「でも、免許証取れたよって報告できて、安心したように「そっかぁ」言ってくれて嬉しかったよ」と言って会場をほっこりさせたりした。
ついこの間の母方の親戚のお通夜では、親戚の孫が受付をしていた。でも、孫が通夜参列できないのって?と思って自分から「受付変わるよ」言えて、感謝された。経験値って大切。
祭りごとは…。地元神社のお祭り、御神輿行列に毎年参加してます。結構楽しいです。子どもたち(稚児)と一緒に市内を巡行し、御旅所でもちろんトイレ休憩するんだけどそこでおやつとか軽食とか出してもらえるのも楽しい。その中で思い出に残ってる子がいる。Aちゃん兄弟はとても元気で代謝がいいのかすぐ「お腹減ったぁ~」と言い始める。御旅所でおにぎり2つ食べてまだ食べたそうにしてるから、私のもあげて合計3つ食べた。御旅所を出るときに「ごちそうさまでした!」とみんなで挨拶をしてポツリ一言。「お腹空いたなぁ。」みんな爆笑。次の御旅所まで頑張ってと兄弟を励ましていた。
そんなもんかなぁ?葬式慣れしてるのが1番個人的びっくりエピソード。
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