「青空杯」が生まれた理由と、私のe-Sports大会主催の方針。

多分はじめましての人が多い。青空杯を生んだクソガキである。
青空杯はなぜ生まれ、どこを目指そうとしたのか。その方針だけ書き残す。
※ご興味を持っていただけましたら、ぜひとも青空杯TwitterのDMでご連絡ください。


① 「青空杯」が生まれた理由

青空杯を語るには、私が「刈谷高校」に入った理由を述べなければならない。
私が刈谷高校を目指すと決意した出来事は、とあるインターネット上の炎上事件なのである。
その名も、「ゆっくり解説の闇」。「ゆっくり解説」というジャンルの動画の一部における編集の外注や、チャンネルの売却(転売が近い)が取り上げられた。原因は、「ゆっくり解説がインターネット上にある素材をみんな同じように使用して作るので、作り手が変わってもバレない」というものだ。この原因、あとの話につながるので確実に覚えていてほしい。結果、インターネットユーザーが激怒した。私も激怒した。なぜなら、登録者が3年で144人しかいない零細「ゆっくり実況者」(ゆっくり解説もゆっくり実況も「兄弟的なもの」ととらえてほしい。多分説明は間違っているがそれで概ね通じるはず。)であり、「ゆっくり界隈」に中1から興味を持っていた私には、外注行為や転売行為が、「自分の趣味への侮辱」に移ったからだ。
そのころ、東京オリンピック・パラリンピックが開催されていた。

「これだ。ゆっくり投稿者対抗のe-Sports大会を開こう。まず、ゆっくり投稿者がe-Sports大会で交流し団結する。次に、e-Sportsの才能あるゆっくり投稿者が外部の大会(別ゲーの大会)に出場し優勝する。この結果、ゆっくり投稿者の専門性が上がり、外注動画が競争に負け、問題が解決される。さらに、ゆっくり動画の知名度が上がり、世界に羽ばたくため、次のゆっくり投稿者が生まれ、実力ある無名の選手が一気に有名になることができる。
俺が全てを変えるんだ!」
ということで、社長の職を親に秘密で志してしまったのである。アホの極み。
こんなふざけた理由ながら、刈谷高校、合格。誰もが「意味不」の三文字を唱えるだろうね、うん。
そして、刈高に入った最初の夏、「全東方(Project:上海アリス幻樂団が制作する同人作品。9割のゆっくり動画はこの作品の二次創作〈二次創作自体は版権ガイドラインで「個人に限り」公認されている〉系ゆっくり投稿者幻走スカイドリフト〈東方Projectの二次創作のレースゲーム。某レースゲームに近いどころか確か元ネタゲーの関係者が開発したはず〉選手権大会」をやろうとした。

まあ、お分かりですよね。ゲーム知ってる人はたくさんいるし、有名ゆっくり実況者の人で対抗戦企画が以前開かれてたのに、私の知名度足りなさ過ぎて参加者0人達成です。
まあ、ガチでやる気だったので当然へこんだし、へこみすぎて勉強する気を失った。
これを1年3学期終盤までこじらせた私は、さすがにやる気取り戻さないとまずいと思って、「刈谷高校青空杯2023」を実行した。
トラブルを起こしまくったが、何とか大会はできた。これが最初の「青空杯」である。
ちなみに、青空杯のネーミングは適当だ。「第1回の賞品が青空フリーパス+快速みえ〈名古屋~鳥羽を結ぶJR・伊勢鉄道運行の快速列車。〉指定席券だったから。」訴えられたら謝ります。JRさんごめんなさい。

②大会維持のためお問い合わせフォーム凸を決行したが…

青空杯で派手な賞品をつけた結果、刈高不適合枠の私の大会に十数名がエントリーした。これは成功だった。
しかし、問題が起こる。「賞金がつかないと誰も出なくなった。」
私:今度大会やりたいから来てくれ!
リア友:それって賞金いくら?
私:すまんー。今回用意できんかった。
リア友:賞金ないなら出ない
想定される最悪の展開「インフレ」。このままでは誰も出ない。
でも、「愛知県直属の学校の生徒」の「刈谷高校生」というだけで、2026年アジア大会e-Sports競技成功のためという名目で、助けてくれる人がいる、
と思いたかった(どこかで見た展開)。
まず愛知-Sports連合様にお問い合わせフォームを書き、ゲームの版元とどうにか交渉できないのか、スポンサーを探してくれないかお願いしてみた。
当然e-Sportsでは無名の高校にスポンサーはつかない。当たり前と言えば当たり前だった。
続いて、上海アリス幻樂団様にお問い合わせフォームを書いた。
「本来個人がお問い合わせをしても返信が来ないのは分かる。でもゆっくり解説の外注はひどくなる上、私も大人になったら法人を立ち上げるから、今回だけ特別で個人が開く東方IPのe-Sports大会に力を貸してほしい。」
結果、返答なし。終わった。
青空杯のために使える小遣いももうない。アルバイトは校則で禁止。
おまけに刈高生は花火や地元の祭り、映画鑑賞にお食事会を優先し、
大会に来てくれる人はいらっしゃるが少数。
このまま、刈谷高校限定大会では、青空杯は続かない。これをもって、
「刈谷高校」青空杯は、ゲームオーバーだろうということとした。
名前だけでも後世に残すため、「愛知県全体で開いてもらおう」という策をとり、青空杯を存続させることとした。

③私の主催大会が目指すのは・・・

私が大人になってから開こうとしている主要な大会は以下の10大会だ。

① 全東方系ゆっくり投稿者e-Sports選手権大会
② 全日本マスターズe-Sports選手権大会
③ 全日本市区町村e-Sports選手権大会
④ 全日本実業団e-Sports選手権大会
⑤ 全日本VTubere-Sports選手権大会
⑥ 全日本プロe-Sports選手権大会
⑦ 全日本生主e-Sports選手権大会
⑧ 東日本e-Sports選手権大会
⑨ 西日本e-Sports選手権大会
⑩ 刈谷スーパートーナメント

この大会のうち、「青空杯形」〈1年間の大会の平均成績で出場者を決める)
は① ② ④ ⑤ ⑥ ⑦であり、「インターハイ形」(県予選、ブロック予選を勝ち上がって決勝を目指す)は③ ⑧ ⑨である。
⑩は何なんだといわれるが、⑩は①~⑨までの上位成績者を刈谷に集めて、私のやる会社の「e-Sports選手権」ブランドの頂点を決めるための大会だ。

インターハイ形の大会は当然第三者が主催側に絡めない。
だが、青空杯形の大会は、私の会社で主催する大会も多いが、その大会に出るためには選手同士、チーム同士で主催して、「選手権ポイント」を稼いでこなければならない。私の会社で主催される大会の選手選考には、何らかの形で、「第三者の大会の成績」を絡めるからだ。
この結果、選手は自分のペースで上につながる大会に参加でき、私はブランドの規模拡大を行いやすくなり、ファンにより良いサービスを行える。
主催者は生存競争となるが、これにより選手により良い条件の大会が増える上、地方創成やイベント集客などで大会が活躍するようになり、e-Sportsの普及がより進む。鉄道会社さん見てたら団臨僕に貸してください列車の中で大音量ゲーム大会します(高校の力借りてガチで課題研究乱用してやろうとしたなんて言えない)

④おわりに ~「全東方系ゆっくり投稿者e-Sports選手権大会」は実現できなかったけれど~

私時代の青空杯最終の目的であった、「全東方系ゆっくり投稿者e-Sports選手権大会」は高校在学中には実現できず、ゆっくり解説外注の暴走を許してしまった。大変悔しい。
でも、私としては、大会運営に必要なものが分かり、社長という職の責任の重さをわずかながら感じられた。誰にバカにされても、部活との両立が忙しくても(刈谷にe-Sports部はないし私は一応陸部です)、青空杯を開いてよかったと思った。
青空杯をもう一度買収することはしないが、刈谷スーパートーナメントの前企画として、私の会社でスポンサードして、青空杯決勝大会が開かれる時代が来たならば、私は嬉しいと思う。

さてー、オフ大会出発するか―。

⑤リスペクト

このNoteで、自分が青空杯をやった理由を紹介するため、「東方Project」を取り上げました。
「東方Project」は上海アリス幻樂団様と黄昏フロンティア様、二次創作で支えるファンあっての作品だと思います。これからも零細にわかの渡しをよろしくお願いします。また、一部説明足らずの点がありますが、少しでも多くの方に届けるためご容赦頂ければ幸いです。
                             おわり

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