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デジタルで変わった海外生活
西暦2000年はじめ頃
アメリカに移住。
その頃は日本の家族や友達とのやり取りは国際電話か手紙のみ。
国際電話は普通に掛けたらものすごい高額になるので安くなるテレフォンカード探したりして会話の内容も余分な世間話などせず短く伝えたい事まとめて短時間で終わらせるのが当たり前。
そんな状態だから手紙には色んな情報を盛り込んで出すのも受け取るのもぎっちり文字で埋まった便箋数枚。祖母が沢山書いてしょっちゅう送って来てくれて。郵便受けを覗くのが楽しみだった。
その頃は日本語に飢えていて今ならあり得ないけれど日本語を目にしない日が当たり前。日本町の本屋さんにたまーに行くと日本で買うより3、4割高くなってる本を漁ってなるべくすぐ読み終わらないドストエフスキーとかを選んで購入。日本からのお土産は本が嬉しかった。
写真もフイルムで撮ってそれをプリントアウトして手紙と一緒に送たりして。
それからeメールの時代になって。
大分電話する機会や届く手紙が減ってしまったけれど毎日誰かと複数回やり取り出来るようになったのは嬉しかった。
でも初期のeメールには画像添付はできなくて日本に遊びに行った時やアメリカに来てくれた時に撮影したのをコンピュータのモニタで眺める日がしばらく続いて。
フロッピー💾ディスクには写真5枚とかしか入らなくて。
そのうちにeメールに写真など色々添付出来るようになって直ぐに共有出来るようになってどんどん太平洋が狭くなってる感じがしたな。
それからチャット機能が出来て毎日父と数行チャット。元気か?と今日のお昼の話意外しなかったがそれでも家にいる時よりは話したのではないかな。。
そして通話機能が追加されすぐ後にビデオ電話。
同時にインターネットの普及で日本語に触れるのが当たり前にもなって高い本を買いに行く事もなくなった。
ここまで来ると海外生活や旅行の寂しさはなくなるよね。時差はあるけどそれ以外は直ぐに繋がれる。
デジタルの海外生活に影響する悪害をひとつ
今のテクノロジーと共に海外生活始めていたら私の英語理解力は今より断然劣っていたと思う…
テレビも映画も本も会話も音楽もでさえ全部英語の毎日はなんというか辛かったけど必要だったんだよね。
でも逆に今は日本から出なくても色んなコンテンツにリアルタイムで繋がれるから日本脱出しなくても良いのかもね。