【58歳、就活がんばる!!】 #10 戦え! 何を!? 人生を!
ようやくこの就活日記(?)もリアルに追いついた。
今日(5/13)現在で応募数は、ちょうど55社。10社が返信待ちで、書類選考を通過したのは1社のみ。後日、面接です。なので、44社からお祈りされたということ。この成績が良いのか悪いかのは分からないが、現実の厳しさをひしひしと感じている。ここで心が折れたら終わりなので、呪文のように“戦え! 何を!? 人生を!”(Ⓒ筋肉少女帯)と唱えて、やり過ごしている今日のこの頃。
※“今日のこの頃”って聞かなくなったけど、死語? そもそも昭和の人間しか使わないか…。
今日はエージェント会社の担当者と面談の日。面接を控えているということで、面接対策をしていただいた。遠い昔にやった覚えはあるのだが、もう記憶にない。とはいえ、58年も生きていると、ある程度の常識や認識はあるので、何をどうすべきかはイメージがつく。“本日は面接のお時間をいただき、ありがとうございます”と最初と最後の挨拶には絶対に言うことだったり、面接官の目を見て話すだったりとか。当然、担当者もそのあたりのことを示唆し、最初の自己紹介、志望動機、どんな貢献ができるのかが面接の肝だと伝授してくれた。まぁ、そうっすよね。
が! “まぁ、そうっすよね”と分かっているのに、いざ面接のデモンストレーションをやってみると、これが言葉にできない。頭の中では分かっているのに、瞬時に言葉として出ないし、出たところで全然まとまっておらず、薄っい内容に…。“あれ? 俺、この程度のことしか言えないの!?”と自己嫌悪に陥るほど。担当者がいろいろ言葉を足してくれ、アシストしてくれ、ようやくそれなりの文言が完成するのだが、それを復唱しながらデモンストレーションに挑むと、何度もつっかえてしまう。つまり、自分の言葉になっていないのだ。消化できていない、全然。さほど緊張感もない練習でこの状態なんだから、これが会社のお偉いさんを前にしての本番だったら…と考えるだけでムンクの叫び状態だ(って、この喩えも昭和っぽいな)。
ということで、最初の自己紹介、志望動機、どんな貢献ができるのかについては、しっかりと台本を作って、それを頭の中に叩き込むことにした。
就活は乗り越えていかないといけない壁が多く、いろんなものを擦り減らしていく。まだ1ヶ月、されど1ヶ月である。“戦え! 何を!? 人生を!”と唱えながらタチムカウだけだ!