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俺が魔法少女に!?

3年前の夏気がついたら俺は魔法少女にになっていた

俺は何故魔法少女になったのか今でもわからないが確かなことがある

それは俺が魔法少女に思い入れがあったからだ。
魔法少女になりたい男性、一見少年少女の気持ちを忘れないピュアな大人と

聞こえはいいかもしれないが、年が上がるにつれ
自分が魔法少女になりたいということが周りに言いづらくなってくる。

初めのうちまぁ20歳〜25歳ぐらいの間は

周りは冗談半分で私が魔法少女になりたいという夢をきっと叶うよ!と応援してくれる人たちもいだが

今現在私が魔法少女になりたいと言ったら、家族や親戚は若かった時みたいに笑いながらも、私の魔法少女になりたいという背中を押すだろか

いや押さないだろう、それよりも私に早く定職につけ!と言ってくる人の方が多いと思う
いや確実にそうだ。

いつ頃だろうか、魔法少女になりたい!と

周りが言わなくなったのは、幼稚園の頃は

私の将来の夢はパティシェ!警察官!に並ぶほどの力を持っていた魔法少女しかし、現在となって
誰一人魔法少女になりたいと言わない、私以外
そんなことあっていいのだろうか

魔法少女になりたいと思う気持ちや、ヒーローなりたいと思う気持ちは大人になっても持ち続けて
いいのではないだろうか

でもまぁ今現在偉い大人が魔法少女になりたい!と言わないのは、自分が特別な存在ではないということを実感したからではないだろう
私もそうだ。

昔自分は特別な人間だと思って、俺はたくさんの人を集めて私をただ純粋敬うという会を作ってみるも、2日で潰れた。
そういうもんだ。

そして私は才能なんて、ないんだろう

まぁ強いてあるのなら、中学生の頃牛乳パックを畳むのが誰よりも早いということだ。

自慢だが、私の牛乳パックを畳むスピードはものすごく早い、これは自負しており、友人や月この先生からはお前牛乳パックを畳むのだけは早いなぁ!と言われたことがある。

だが、今となっては中学校も卒業してしまい
給食がなくなり、給食の牛乳パックを畳むという行為はもうなくなってしまい

この才能はもう、使うところなどないが
確かに私は牛乳パックを畳むという才能はあったと今でも思っている。

そんなことを思っていたある日の日曜
私は珍しく、朝早くパンイチのまま起き
トイレに行き、顔を洗い、歯を磨いていると
キュア!という音が一階のテレビから聞こえた
誰か女児向けアニメでも見ているだろうか

と思いながらも、私は久しぶりに女児向けアニメを見たくなったので、下に降りるとなんとあの厳格な兄が女児向けアニメを見ていたのだ。

私はあのプリキュアなど初代以外言語道断が口癖の兄がプリキュアを熱心に見ていたのだ。

私は熱心にプリキュアを見ている兄の邪魔をするのはやめようと思い、私は手に持っているスマホを見ながら、漫画アプリを読んだ。
15分くらい経っただろうか

エンディングが流れてきた

私はエンディングなんて誰も見ないだろうと思い、チャンネルを変えようとリモコンに手を伸ばしたのだが、兄は私の伸ばした手を払いのけて
まだ見てるでしょうが!

といい一喝した

とても怖かったが

彼ならもしかしたらプリキュアになれるかもしれないそう思い私は彼に世界の平和を託すことにした


      END





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