年アド1週完了

年アド3級の問題を一通り解き終わりました。費やした時間は25時間ほどかと思います。

社労士試験後に年アド挑戦してみようと思っている方に伝えるとすれば、
事例問題は気が乗った時に解いてみよう、です。

市販されている年アドの問題集は過去4回分が掲載されています。
前半30問の知識問題は社労士試験と同じ感覚でほぼ解いていけますし、何なら3級で聞かれる内容は社労士試験の択一が解ける方なら苦戦しないと思います。
ねんきん定期便の話やねんきんネットの使いかたなど、数問戸惑うものもありますが、解説読めばなるほどそうなのね、で解き進められると思います。

一方、後半20問ある事例問題は、初めて解くならちゃんと時間があるときに取り組むことをお勧めします。

一時期、朝勉を年アドにあてていましたが、事例問題を一問とくだけで出勤時間になってしまい、全然成果を感じられずモチベーション下がったので、朝やるのは早々に辞めました。
今考えると、最初から夜に年アド、朝に社労士試験の択一勉強にしておけばよかったと思ってます。

事例問題の取り組み方ですが、
私の場合は最初は計算問題に面喰って
棒線書いて、時系列整理して、
月数数えて、
解説読んで、
時間かけて理解して、
解きなおして…とするのに一問1時間弱かかっていましたが、4回目になると20問を3時間弱ほどで解けるようになりました。

解説自体は、あっさりしているけどずばり的を得た内容で、社労士試験受けた方ならそんな論点あったね、と思えるかもしれません。
が、論点をただ知っていても、実践的に使うのは意外と難しいものです。
例えば妻の国年の納付済月数を数えるのに、事例で妻は国年加入とだけ示されていると、「妻の国年なら全部3号国年だろう」と思い込んで月数を数えて満足してしまい、実は夫が仕事辞めていた…とうまく出題者の意図に乗せられて泣きを見ます。
社労士試験で培った知識があっても乱雑に紙で計算していると、論点が三つ四つ重なるうちにだんだんこんがらがってきて、最悪勉強を投げ出したくなります。

私の場合、それでも段々早くできてきたのは、パターン問題であると理解してきたからだと思います。ひっかけのポイントはもちろん、時系列の整理の仕方や年月の計算方法も大体同じことを繰り返しているので、理論がどうとかよりも、体で慣れてしまうことにしました。

効率がいい勉強方法は、事例問題は同じもの同士を連続で解くことだと思います
幸い、事例問題はAさんからJさんまで登場し、毎回おなじ話をしてるので、今日はIさんからJさんの話でも聞いてやろう、と決めて、4回分同じ形式の問題をまとめて取り組むと捗ると思います。

ちなみに私は事例問題の最初(Aさん)が一番時間食われました。その後も何問か老齢年金に関する問題がでてどれも時間を取られますが、41問目から障害年金などに変わり、45問目くらいから顧客対応(手続法方法など)に変わってくると問題のテイストも択一形式に近くなって解きやすくなります。
ですので事例問題に初めて手を付けるなら、後半からがおすすめです。

そうすると試験当日も、問題の解き方はどちらも同じにするのが効率がいい気がします。
1-30問目を解いてから、41問目から50問を解き、31-40の計算不要で解ける問題をさくっと解いてから、残った時間で計算問題に取り組むというのがいいのではないかと思っています。
私は社労士試験合格という先の目標があるので全問取り組みますが、60点合格でいいと完全に割り切るなら、老齢年金の計算問題はばっさり捨ててしまうのもありかもしれません。

今後の予定ですが、もう少し過去問演習を周回してから、CBT方式で9月末ごろ受験してみようと思っています。
社労士試験2024リトライに向けての初戦なので、まずは確実に取っていきたいところです。

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