気になる人ができた件について その2

前回の続きである。

ラインでフラれた。

理由は年齢差。
私は子供が欲しくて婚活を始めた。
お相手にも伝えてあった。

「自分の年齢のせいで迷惑をかけるかもしれないという罪悪感がある」
「足枷になりたくない」
「先に死んで、1人にしたくない」
「婚活では、好きな相手ではなく、一緒に連れ添えるパートナー的な関係を探していた。好きになると感情が乱されて不安になる」

「それなのに、あなた以上に好きになれる人を今後見つけられないかもしれないという恐怖心もある」

いや、私のこと好きじゃん。
しかもかなり。そして深く色々と考えてくれていたことも分かった。

電話したい旨を伝え、じっくり話し合った。


結果として、私が相手の意見を却下し、さらにひっくり返させ告白してもらった。

そして私はそれを受けた。

彼氏が出来た。

相手は「まさかこんな流れになるとは」と言い笑っている。
私も、電話で話し始めた直後は涙声だったが、電話の中盤からは笑顔だ。

相手は仕事では陰で鬼と呼ばれるほど厳しいらしいが、その一面は全く見えてこない。
いつも顔を綻ばせ優しい視線で見守ってくれている。

「実際に会った時に改めて言いたい」と言われたが、私が絡むと不安定になる時があるので、ラインで字でも送ってもらった「彼女になってください」。相手は対面にこだわるが、こちらは遠距離だし、想いが伝わればそれで良い。

次に会う時には、相手も自信を持って彼氏となってくれる。

その時が早く訪れて欲しい、と頬を緩ませながらのんびり願う。

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