最近の記事

パンを焼く

季節の変わり目のせいか、歳のせいか、最近気分が不安定になることがある。 そんな時、心を空っぽにしてよく眺めていたのはyoutubeだった。最近はショート動画がどんどん流れ、関心がない分野の映像が目に入ることもよくある。 そんな時にたまたま見かけたのが、パンを作る動画だった。 こねられた後に発酵し、もっちりふくらむパン生地が可愛い。 延々とパンがこねられ、成形されていく動画を見るうちにあのもちもちを触りたい衝動に駆られた。 作ろう。仕事の昼休憩にそう思い立つと、帰り道に

    • 彼氏との今後について

      彼と付き合ってから、私は相談所を休会していた。 もうこれ以上休会の延長が出来ず、再開か退会を選ばなくてはならなくなった。 相手の気持ちが見えづらくなっている今、 もしもお断りされるならば退会している暇はない。 話した。 相手からは、今までで一番嬉しい言葉をもらった。 一方で、最近の彼の家族の話もしてくれた。 今後に関わる大事なこと。 聞いた上でじっくり考えて、と言われている。 今、悩みに悩んで苦しい。

      • 彼氏との関係について

        付き合い始めた当初に沢山言われた「好き」が返してもらえなくなるだけで、こんなに悲しく寂しい。 相手からの愛情は明らかに減っているんだろう。 わたしの今の相手への感情は、愛情なのか執着なのか。

        • 気になる人が彼氏になってからのあれこれ

          彼氏ができてから、3ヶ月ほど経った。 相変わらず彼氏は彼氏で婚約者ではない。 遠距離の中会いにきてくれる彼氏には感謝しかないが、互いに違和感を感じる点も出てきた。 相手から存分にお金、手間、時間をかけてもらっている実感はある。 でも、最近の眼差しは愛情に満ち溢れているものではなくなってきたと思う。 私もだらしないところが出始めた。 一方、相手と話し合いがしたくて指摘することもあった。 そんな日から一夜明けて、相手にも冷められてしまったのかもしれない。 今日、珍しく

          気になる人ができた件について その2

          前回の続きである。 ラインでフラれた。 理由は年齢差。 私は子供が欲しくて婚活を始めた。 お相手にも伝えてあった。 「自分の年齢のせいで迷惑をかけるかもしれないという罪悪感がある」 「足枷になりたくない」 「先に死んで、1人にしたくない」 「婚活では、好きな相手ではなく、一緒に連れ添えるパートナー的な関係を探していた。好きになると感情が乱されて不安になる」 「それなのに、あなた以上に好きになれる人を今後見つけられないかもしれないという恐怖心もある」 ? いや、私の

          気になる人ができた件について その2

          気になる人ができた件について

          気になる人ができた。 婚活を今年の頭から始めてもう9ヶ月が過ぎようとしている。 この間、残念ながら彼氏はできなかった。 最中には、お断りされたことも、お断りしたこともあった。 今現在気になっている人は、相手からも好意を寄せられていると思う。 ただ、今までお会いしてきた方よりも障壁が多い。 気になるお相手は約一回り上で、約500km離れたところに住んでいる。出張が多く、私の住む地域へ来た際にこれまで3回ほど会った。 その他には電話をよくしている。 そもそもその方とは、

          気になる人ができた件について

          奢り奢られ論争に対する所感

          私は今までこの論争をあほらしい、自分の分は自分で出せば良いと思っていた。 社会人だから稼いでいるし、自分が男なら、初対面で今後も縁があるかどうかわからない人に奢るなんて嫌だ。貴重な時間を使っているのは男も女も一緒だ。 そう思っていたから、世間の風潮で初回は奢らなければならない男性に同情していた。 そしてお金を出させてしまう状況が多いから、お会いする時には今後縁があってもそうでなくても楽しくあってほしいと考え、常に笑顔で会話を盛り上げることを心がけていた。 しかし、少し

          奢り奢られ論争に対する所感

          恋がわからなくなった私の婚活の進捗

          婚活を今年の1月に始め、はや5ヶ月目に突入した。 4月中は転職や転居による住所変更で相談所の登録もままならず、殆ど活動できていなかった。 5月に入ってからは既に4人にお会いしたが、依然誰とも付き合うに至っていない。やりとりは倍以上の方としていると思う。 その間にも着々と周りはパートナーを作ったり、結婚したりしている。幸せを共に喜びたい気持ちが半分、自分にも早くその幸せが来てほしい気持ちが半分である。 婚活を始める前に好きだった人はもう殆ど吹っ切れて思い出す回数も減った

          恋がわからなくなった私の婚活の進捗

          1人でラブホテルに泊まった話。

          先日1人でラブホテルに泊まった。 男に逃げられたとか、そういう話ではない。 ただ単にホテルに泊まる必要があったのに、 近くのビジネルホテルはどこもかしこも1.2万円越え、その中でラブホテルだけが宿泊6000円台だったから。 宿泊費をケチるためなら、ネットカフェにでも泊まれる私にとっては、これまでもあり得る選択肢だった。 しかし、流石に今までは1人で入る勇気はなかった。 良くも悪くも、恥じらいはなくなり、 度胸がついたのだと思う。 また、いかがわしい事をするわけでは

          1人でラブホテルに泊まった話。

          婚活中の嫉妬について

          婚活中の誰もが抱えているであろう問題であることは先に明言しておく。 なんで他の人は自然に出会って結婚できるのに、私は出来ないんだろう、とか、あの人、もう付き合ってるんだ、とか。 自分て何がだめなんだろう、とか。 親しい既婚友人に相談すると、 ・理想が高すぎ ・そもそも付き合わないとわからないことも条件に入れている。 ・その人に選ばれる自分になれているの? ・全ての条件が揃っていれば、必ず好きになれるの? ・例えばその相手がものすごくブスだったら? といったことを言われた

          婚活中の嫉妬について

          高齢化率、人口減少率1位の県から東京に引っ越した件。

          高齢化率1位、人口減少率1位の県をご存じだろうか。 秋田県である。 ちなみに、記事によると ・脳血管疾患死亡率 ・がん死亡率 ・自殺死亡率 ・婚姻率(ワースト) ・出生率(ワースト) も1位らしい。 不名誉な称号のオンパレードである。 https://www.yomiuri.co.jp/national/20220604-OYT1T50093/ 私はかつて転勤で秋田県に1年住み、 転職を決意した。 私に秋田県は合わなかった。 今まで転勤を繰り返し、5県6箇所に住んだ

          高齢化率、人口減少率1位の県から東京に引っ越した件。

          婚活の進捗について。

          現状  婚活開始時期 今年の1月頭 31歳 、高身長、大卒、平均年収、都会暮らし 、顔は(妹曰く)中の下 ・アプリ2ヶ月→退会  登録月で200いいね程度、15人くらいとマッチング、3人とデート ・お見合いパーティ→2回参加  2回マッチング、うち1人と3回デート ・相談所主催のイベント→1回参加  3名とお見合い、1人と2回デート ・相談所→先日申込書を提出。 ・友人の紹介→1人 次に繋げられなかった。 ・Twitter婚活→10人とやりとり、1人と会う、1人とZOOM、

          婚活の進捗について。

          苺大福の店

          大学生の頃、足繁く通っていたお店がある。 苺大福のみせ 大学生の頃、大学のそばに昭和の雰囲気を残すこぢんまりとした和菓子屋さんがあった。 営業時間は店の前に大きな文字で「お団子」と書かれた白い立て看板が出ていた。 ガラスの引き戸を開け、店内に入るとすぐに現れるガラスケース。そしてそこに行儀よく並ぶ可愛い和菓子たち。約15〜20種類の大福や草餅、串団子などを販売していたと思う。 店内はお客さんが2人いるともう動けないくらいの小ささで、いつも私は大好物の大福1個と、その日

          苺大福の店

          倍速の世界で生きる妹について

          私の妹は、リアルタイムでテレビを見ない。 テレビの前にいる時は、全て録画した番組を見る時である。 仕事で帰宅時間が遅く、見たい番組に間に合わないという理由もある。 録画を見れば、CMを飛ばせるメリットもある。 録画を見るのは限りある時間を有効に使っており、とても合理的だと思う。 でも一つ気になることがある。 全て倍速で見るのである。 情報番組や、トーク番組は分かる。 しかし、アニメやドラマ、さらに推しの出ている音楽番組で、推しの出ている最中も早送りなのだ。 ストーリー

          倍速の世界で生きる妹について

          誰からも学べることがある

          社会人1年目の頃の話だ。 念願の企業に入社した私は、やる気に満ち溢れ、同期よりいち早く成果を出して、出世をするぞと熱意に燃えていた。 実際、上司や先輩に可愛がられていた自覚もあったし、応えようと精一杯努力していたつもりである。 一方で、のんびりと雑談しながら仕事している他部署の上司や、仕事で使う簡単な計算式も満足に覚えられない同期に呆れ、心の中で冷ややかな眼差しを向けることもあった。 そんなある時、普段全く話す機会がない 部長とすれ違い、声をかけていただいた。 「新

          誰からも学べることがある

          最後の晩餐、何が食べたい?

          「最後の晩餐は何が食べたい?」 献血へ行った時、健診担当の男性医師からいきなりこう聞かれた。 豊かな白髪と丸眼鏡で、60代くらいの見た目に反し、目の奥がいたずらっ子のようにきらっとしていたのが印象に残っている。 こんな雑談をこの場面でされたのは 初めてだった。 面白い先生だな、人も少ないし暇なのかもな。 そんな失礼なことを考えながら、 好きな食べ物をぼーっと思い浮かべる。 アイスも好きだし、果物も全部好きだな。 あつあつほくほくのコロッケもいいよね。最後ということで今

          最後の晩餐、何が食べたい?