なぜ、糖質を制限すると髪に良いのでしょうか?
それには、2つあります。(^O^)∕
今回は、1つ目の「AGE」について説明させていただきます。
AGE、日本語に訳すと「終末糖化産物」いいます。
私たちの体内のたんぱく質は、糖と結びつく反応が進むと、シッフ塩基とい
う物質を得てアマドリ化合物とたんぱく質に変質します。
シッフ塩基やアマドリ化合物の糖の濃度が下がれば正常なたんぱく質に戻り
ますがアマドリ化合物が高濃度の糖にある程度さらされると、「糖とたんぱ
く質の化合物」が生成されます。
これがAGE、つまり、たんぱく質と糖質から最終的に生まれる「終末糖化合
物」なのです。
アマドリ化合物からAGEへと変質する反応は一方通行です!
そのため、いったんAGEになってしまうと、もとのたんぱく質や糖質に戻れ
なくなります。
AGEが体のあちこちに蓄積すると、その部位の老化が進み「スローミイラ現
象」が起きます。
スローミイラ現象が進めば、老化、不調、病気が一気に襲いかかって脳細胞
が萎縮することにより薄毛や、糖尿病等を進行し老化がどんどん進みます。
(AGEが血管内皮細胞を傷つけるからです。)
「髪は頭皮から生えています」
頭皮にAGEが蓄積してしまえば、髪は十分な栄養も水分も得られなくなり
頭皮のスローミイラ化が進み、元気な髪を生み出せなくなってしまいます。
髪の毛の成分は、8割以上を「ケラチン」というたんぱく質が占めているの
でAGEをこれ以上増やさないために、食生活が大事なんですね!✨
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