#5 ホームステイ先到着
ダブリンに到着した翌日は、ホストファミリーとの対面の日だった。
私の通う語学学校では授業は毎週月曜から受けることができ、学校を通してアコモデーション(ホストファミリーか学生寮)を申請している場合はその前々日の土曜日からそこに住むことができる。
私の場合、ダブリンに着いたのが金曜日。
到着日からのアコモデーションの利用はできなかった。
そのため、空港へのお迎えなどもナシ。自力で家に向かうことになる。
事前にホストファミリーの情報が来た際に、ホストマザーにメールをしたところ、土曜日の14時に直接来て欲しいという返信があった。
午前中はチェックアウト後、スーツケースを宿に預かってもらい、カフェチェーン「Cafe Nero」で時間をつぶした(初めて入ったがシティーセンターでもよく見かける)。
まだ時差ぼけが残っていてものすごく眠たく、横になれないのがきつかった。
重たいスーツケースを引っ張って小雨の中約20分ほど歩き、14時ちょうどに到着。
とても親切そうな家族で安心した。
その日は時差ボケが残っていて眠かった上、またホストファミリー(おねえちゃん)の誕生日パーティが始まってしまったため、荷解きしたあとは夕食までずっと部屋にこもっていた。
たぶん交流した方がいいのだろうけれども、私にはできなかった。
翌日の日曜日も時差ボケに悩まされていたが、家から学校までのルートを確認してみたのと、近所を散歩して写真を撮った。
日曜日の昼間はどこもとても静かで、東京の日曜日のようすとは違った。
やっぱり旅の最初ってとても楽しくて、すべてが全部新鮮で。
この時期にたくさん写真を撮っておくということが大事なんじゃないかなあと、あんまり長旅したことない自分なりにそう思っている。
翌日からの学校に備えて、日曜日も食事後はすぐに床に就いた。