#7 案の定風邪引いたって話だよね
語学学校がスタートして3日目の水曜日。
私は相変わらず友達ができず、そして授業についていけずにいた。クラスメイトにはスパニッシュスピーカーがほとんどで、みんなだいたい2ヶ月ほど前から来ているので既に友人の輪が出来上がっている。そしてスペイン語で話している(英語で話せ〜〜!)
休み時間も完全に独りぼっちで、カフェテリアに向かうクラスメイトを横目にクラスに引きこもる始末。
恥ずかしながらこのタイミングでなぜか涙腺が崩壊し、爆泣きしてしまった(さすがに授業中は泣き止んだ)。
連日の寒空&雨の中ひとりぼっちで家へと歩いている最中も涙が止まらなかった。
そして翌朝、懸念していたことが起こる。
な〜〜んか、体調悪くね?
そもそも自分自身、泣いた後というのはどういうわけか風邪をひくことが多い。
体が重く、なんとなく喉が痛い。
ただまだ学校にはいけそうな体調だったので、日本から持参したルルを飲んで学校に向かう。
ただこのルル、こちらの風邪にはまったくもって意味をなさなかった。何の変化も起きなかった。たぶん風邪の種類が違うんだ種類が。
そんなこんなで木曜日もなんとか乗り切り、また寒空の下を家まで歩いていると明らかに体調が悪化している、というか熱ありそう。
その日はホストマザーに風邪をひいた旨をwhats appで連絡の上、帰宅後速攻で寝た。
翌日、いくらか良化したかのように思えたので学校に行ったが、だんだんと悪くなりゆく体調。
学校のスタッフが最初の週を終えてみてどうかというヒアリングをしにきてくれたのだが、その最中に強烈な眩暈に襲われて立っていられなくなってしまった。
ロビーでしばらく休んだ後クラスに復帰したものの、ほとんど魂が抜けているような感じだった。
ルルがあまりにも意味をなさないので、学校がお休みの翌土曜日はやっぱり雨の中薬局まで歩いて行き、Nurofenを手に入れた。
レシートなくしちゃったけど、9ユーロくらいだった気がする。思っていたより高くてビビった。
判断力が低下しており陳列棚から自力で選ぶことができなかったので上記を購入したが、きっと事前にパラセタモールかレムシップあたりを買っておくとよかったのかもしれない。
とはいえ効き目は抜群で、これを飲んでしばらく寝てると嘘みたいに楽になった。
以前旅行先のニューヨークで風邪をひいた時、バカでかいDayQuil&NyQuilを難儀しながら飲んだ時も数十分でなんかいい感じになった(あれは治ったっていうよりキメたって感じだった)ので、やっぱり海外の薬は強いのだと思う。
ダブリンは寒いし、絶対に風邪はひくだろうなあということは覚悟していたものの、個人的にはこのような高熱を出すのが本当に4年とか5年ぶりとかだったのでマジでしんどかった。
土日を通して家に引きこもったおかげで、すっかり楽になったが、鼻詰まりだけはなかなか解決しなかった。
こうしてダブリン生活1週間目はなんか締まりきらない感じで幕を閉じた。