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#14 ワーホリに来た理由

そういえば、そもそもどうしてアイルランドにワーホリに来たのかっていうのを書いていなかったのを思い出したので、タイミングがぐちゃぐちゃだけれども書きのこしておきます。


なぜワーホリしようとおもったのか

わたしがアイルランドのワーホリに申し込んだのは2022年の7月。

その頃はちょうどグループ展の準備をしていた

新卒入社した中小企業で働きはじめ、可もなく不可もなく、仕事にもだいぶ飽きた慣れたところにコロナの流行があった。会社自体は大きな打撃は受けなかったものの、仕事のスタイルがまるっきり変わってしまった。

心のよりどころにしていた年に数回の海外旅行もできなくなった。
仕事的には、そもそも業界的な先行きの怪しさによる不安もあった。取引先の方向転換で仕事もじわじわと少なくなっていくのを感じていた。
うっすらとした不安もある上、刺激がなくてすげえ暇っていう、宙ぶらりんに耐えきれなくなってきたのだ。


それで、じゃあまずは不安を潰そうかと、転職サイトに登録してみたり、実際に応募してみたり、資格を取ってみたり、習い事をはじめてみたりした。
けれどそんな生ぬるいスタンスでは何か進展があるわけでもなく、ただ自尊心が傷つくだけというか、自分にはこんなこともできないって思うことばかりで。
今がむしゃらにやりたいことも特にないし、思いつかない。

ときどき1人で号泣する日々

だから、この不安で暇な人生、はやく終わらねえかなって思った。引かれてしまうからだれにも言ってないんだけど。
でももし悲しんでくれる人がいるとするとここで自ら終わらせてしまうのはという理性があり、かといってこの生ぬるい感じで人生が続くのかと思うとめちゃくちゃしんどい。
もし運良く平均寿命付近まで生きながらえたとして50年以上。あまりにも長すぎるな、と感じた。この暇、どうつぶしてやろうか、と。


そんなときに、ワーホリに行くのはどうだろうと思った。
学生時代にその制度を知ってから、うっすらと頭の片隅にあったワーホリという選択肢。

でもこれまで行かなかったのは、自分のなかでちょっとしたひっかかりがあったから。それは学生時代にゼミの教授に言われたことだった。
わたしが就活に行きづまり、なにげなく「ワーホリいこうかな」といったことをゼミ仲間と話していたところ「ワーホリで人生変わると思ったら大間違いだよ」と教授にズバッと言われたのだ。
それは本当にそのとおりだと思った。甘い考えを見透かされたような気がしたのだ。ワーホリに行けば、英語が話せるようになって、仕事が見つかって……etc。

上述のとおり、仕事がなんとなく不穏な感じになってきて、ワーホリについて考えはじめた時もそのことばが頭をよぎった。
適切なことばがわからないけど、罪悪感のようなものは今でも感じている。

でも、考えるなかで、年齢的なリミットも近づいていたし、人生変わらないでなにが悪いか?というメンタリティになっていた。
どうせ変わらないなら、暇つぶししながら生きるなら、ちょっとでも面白かったり刺激があったりしんどかったりするほうが良くないか?って。
あと、単純に海外で暮らしてみるってどんな感じだい?って前から思っていたのもある。
前からやってみたかったこと、一個ずつやってみようや、と。
そう思ったのが、たしか2022年に入ってから。そこから具体的なことを調べ始めた。

そんなわけで、とくに「お金稼ぎたい」とか「海外で活躍したい」とか「夢があって」とかはない。
目的もライフプランもない。ただ海外に住んでみたいから行く。あと旅行行きたい。写真撮りたい。あと舞台とかライブとか観たい。

夏休みにロンドンの推しの舞台に行ったので2022年はめちゃくちゃ金が飛んだ

典型的な「失敗するワーホリ5選!」みたいな理由である。
ありがとう。どういたしまして。つーか失敗って何


なぜアイルランドにしたのか

まあとにかくワーホリに行くことは決めたから次は行き先。
これに関してはかなりシンプルで、ワーホリを決めた理由みたくつらつらと書くこともとくにない。

条件として、

  • 英語圏であること

  • 車の免許を持っていないので車社会(カナダ・NZ・オーストラリア)はきついんじゃない?

と考えた。そうなると、YMSでイギリスアイルランドになる。

ご存じのとおり(?)YMSは抽選で確実に行ける保証もないので、とりあえずYMSには応募しつつ、当たったらイギリス、外れたらアイルランド。という激ぬる思考のもと、見事YMSには落選しアイルランドに来た。

基本流れるままにいく。てきとうに。


今後のプランについて

お察しの通り、とくにない。

ただ英語については思うところがあって、もう一度学校に戻るか、マンツーで学べるところがあれば学びたいなと思っている。
べつに英語できなくても生活できてしまうし、職業を選ばなければお金を稼ぐことができて家賃が払える。
でも英語ができないと(あるいは一芸がないと)当然ながらいい職につくことはできないのと、人として軽んじられているような気持ちになるのがそう思う理由。

それ以外はほんとうにマジでなにもなくて、よく人からも聞かれるけどその度に困ってしまう。
ただ、もうちょっとヨーロッパに居てみるかという気にはなっている。

今は夏だから気分もいいけど、冬になったら気は変わるかも

なので、現時点のプランとしてはとりあえず7月抽選のYMSに応募してみて、そこから考えるつもりでいる。当たったらイギリス、当たらなかったら別の国。


以上がわたしがワーホリを決めた理由と、アイルランドに来た理由。

4ヶ月経った今、幸いにも周りに恵まれて、学校生活もよかったし、家もすんなりと見つかったし、仕事もとりあえずはある。
学校が終わった今も連絡を取り合う友達は2人もいる。2人もですよ(?)。
なんとかなっちゃってる。
なんとかなっちゃうのがわたしのいいところなんだよな、なんとかしてもらっちゃっているが正しいけどな。jajaja(スペイン語でハハハの意)。

まあだからといってアイルランドにフィットしているとは思えませんけどね

目的の有無とか成功失敗の概念の有無とか周りの環境とか自分の性格によって変わってくるし、来てみないとわからないことも多いと思うので、迷ってる君もワーホリにおいでよ!とか無責任なことは言いたくないのだけど、目的とか夢とかなくても一応生活はできていますよ〜というご報告でした。


おわり。次の記事からはたぶん日常記録に戻ります。

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Hal
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