まえがき このnote(?)を読むことで多少不快な思いをするひとが多いだろう。というのも、この文章の内容は、非人間動物に対する差別についてのもので、わたしたちのほとんどが日常的にしている行動や考え方を批判するものだからだ。 わたしたちは物理学を専門的に学ぶことなしに、自分を物理学の天才だと思えない。しかしそれとは対照的に、正しさ(や美しさ)に対する直感に関しては、倫理学を学んだことのないひとでも自分自身を天才的だと思っている(もしくは正しさのようなものは主観に過ぎな