賃上げ・値上げの重要性
【No.335】
こんにちは！
国策してますか？
車です。🚗
本日、一緒にインバンド事業をするKくんからの紹介で
賃上げ・値上げ・インバウンドに関する講演に行ってきました。
日本経済の課題から始まり、
その課題払拭のために、「賃上げ・値上げ」をする必要があるという話は、
確かになって思うことが多くて、
体系立てて説明があったのでスッと腑に落ちる部分がありましたね。
なぜ値上げをするべきなのか？
今、アメリカが世界標準となっていて、
コーヒー1,200円
ラーメン3,000円
ステーキ30,000円になっているそうなんです。
一方で日本は
コーヒー400円
ラーメン1,000円
ステーキ10,000円くらいが相場じゃないですか。
つまり日本は海外の1/3の価値しかない国ってこと。
だからこそ昔でいうタイとかベトナムみたいに
海外からすると日本っていいよね！行きたいよね！
ってなっている部分はあるのですが。
みなさんが所持されている携帯もPCも洋服も
その他もろもろ、海外からの輸入商品が多いです。
つまり、我々は3倍の価格を払って、無理して購入しているという現実。
日本の国産牛が日本人では80万円で買いたい！と言われ
アメリカでは200万円で買いたい！と言われている。
間違いなく売り手としては高く売れるアメリカに卸します。
すると、日本にはどんどん悪質なというか
質の低い肉しか残らないということになるようなんです。
これは、肉に限った話ではない。
同時に、低単価商品は悪だ！と断言されていたのですが、
質が良くて安い商品ほど誰得でもない。
安いから、
薄利になる。
労働者が疲弊していく。
故に、提供するサービスの質が落ちる。
本当に悪循環です。
また、値上げをする
つまり、売上を30％大きくすることは、
結果的に利益30％アップではないのです。
当たり前ですが、200%UPとか
そういう規模で残るんですね。
なぜかというと原価は変わらないから利益率は伸びるという話なんです。
というと、
売上を30％伸ばして
利益率が200％にできれば
集客率を50％落としても良いわけになるので。
結果的に労働者の疲弊を防ぐことができるという話。
納得です。
売上を上げる→利益率が上がる
→集客しなくても良い→売上を伸ばす必要がなくなる
という構図が生まれます。
だから、値上げをしろということでした。
そしてもう一つ、賃上げもセットでしろという内容。
賃上げすることで、良い人材がたくさん入ってくるのです。
だから生産性も伸びるというもの。
安く人を使うのやめた方がいいなって思わされました。
日本の人口減少は著しく、
10年後には大阪府がなくなるんです。
16年後には東京がなくなる。
え！？どういうこと？
大阪府や東京都の人口分がまるまるなくなるということです。
人口減少するということは、
その分お客様の母数が減るし
労働者の母数が減る。
大変ですね。
これは、1人で解決できるわけではなく
全員で解決すべき日本の課題なんだとひしひしと感じました。
意識しよう。
以上、ありがとうございました。
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