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ちょっと思い出しただけ


新年明けましておめでとうございます。
明るい気持ちで迎えた2024年。
感じた思いを、綴る。


新年一発目のお仕事
その仕事へ向かう道中
聞いた音楽
蘇る綺麗な記憶
幸せな感覚と少し寂しい感覚

失恋をポップな曲調で歌った曲
失恋なんてする前からずっと聞いていた曲で
「手に取るようにわかるこの歌詞、当事者になったら辛くてたまらんな」なんて思っていた。

実際に失恋をして、久しぶりに聞いてみた。
失恋・別れの悲しさを歌っているのになぜだろう。あの頃の、好きだったあなたの姿が久しぶりに蘇った。

ずーっと蓋をしていた
最終的には裏切られたわけで
あなたのことなど気にもしてない、関心もないっていう態度を貫いていた
というか、それも本心であり事実であり
本当にあなたのよかった姿を思い出すことがこれまで全然なかった。
けど、久しぶりにそんな鎧をなくして
きれいな、あの、好きだった愛おしくてたまらなかったあなたへの感情を思い出した。
わたしはずーっと包まれていたんだよな。
あなたの愛に包まれて生きていたんだよな、満たされていたんだよな〜って思い出した。
ほんとうに、『ちょっと思い出しただけ』。

だからと言って、あの頃に戻りたい
って思うわけでもなくて。
ただただ、思い出してしまっただけ。

きっとお別れをしてからいろんな段階があって
その段階ごとの気持ちを乗り越えて、そしてまたその先に来たんだろうなって思う。

話題に元彼氏が出てくる時、自然とあの頃呼んでいた愛しい呼び方で呼べるようになってたのよね、知らぬ間に。
怒りが大きかった時は、名字で○○さぁ〜〜って話していたんだけどね。
ほんとうに徐々に消化されて、許して、心が楽になってきたんだと思う。

あなたから感じた愛情全てが幸せだったな〜
好きだったな〜
あなたと居る時の私も好きだったな〜って。
素直に思い出を抱きしめられる。
今あなたにあったら昔のように普通にお話しするんだろうか。違和感がないなって笑うんだろうか。

けれども彼が、私のことを裏切り傷つけた人であるという事実はずーっと変わらない。
だからやっぱり、会いたくもないし戻りたくもない。ちょっと思い出すだけがちょうどいい。

5年半付き合っていた人と
別れてからまだ3ヶ月。
当たり前だった存在がなくなってまだ3ヶ月。

仕事終わりに迎えにきてくれるとか
仕事終わりにご飯作って待っててくれるとか
休みに予定を合わせておでかけするとか
食べたいものがあったらすぐ送るとか
可愛なーって漫画を見たら共有するとか
ほんと〜にくだらないことで爆笑するとか
そういった日常が私のそばから消えて、そう、3ヶ月。

恋人であり親友であったあなたを失ってから、いや、自分の道を進もうと決めてから早3ヶ月。

まだ、たったの3ヶ月なんだね。
けれども私はもう、"あなたのいない私"を構築できたと思っているし、自分のために使う時間やお金とともに、新しい趣味もできて満たされて生きている。


私はとても理性的な人間なのではないかと思う。
感情豊かな方だとも思うけど、
頭で考えたことを、自分の生き方に直結させるのが得意だと思う。
感情に負けずに、理性的な行動ができる方だと思う。
別れを決めた当初は、まだまだ彼のことが大好きであったし、愛おしくてたまらなかったし、 抱きしめたく抱きしめられたく胸が張り裂ける思いだったけど、それでも自分の幸せのために別れを決めた。

大事な局面では、「自分が幸せになるためには」ってことを軸に選択を下してこれたと思う。
あなたとの別れを決めたのも、
一緒にいても幸せにはなれないと感じたから。
あなたと別れて一瞬セフレのような関係になった人を早1ヶ月で切ったのも、自分の幸せにつながらないと感じたから。もしもこの人を好きになったら、辛いだけだと悟ったから。
そして、そんなものに縋ってしまう自分が
好きではなかったから。

私は自分のことを好きで居たいし誇っていたいから2024年も、しっかりと自分の軸と芯を持って、シャンと前を向いて生きていくのです。

久しぶりのフリー生活はとても楽で充実している。
友達といる時にも連絡返さないと〜とか思わなくていいとか
何時まで飲んでても後ろめたさが全くないとか(笑)
自己投資に費やすお金が増えたとか
友達といる時間が前よりも増えたとか
自分の考え方も少し変わって、より前向きで活発になったとか

良いところもたくさんある。
というか、良いことがたくさんある。

あの大好きだった人とはご縁がなかったということ。それだけだ。
今後の人生で素敵なご縁と繋がれるように
明るく朗らかに生きるのみ。

2024年も張り切って生きましょう!

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