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大江戸講談・篠崎愛すぽぽ合戦(作:神田松之丞)
ちと高座から失礼申し上げます。
一席のお付き合い、どうぞよろしく願います。
ええ、窓をそっと開けますと、
木枯らしなんぞが
ひゅうと吹き込む
そんな季節がやってまいりました。
師走、冬でございます。
ええ、ちょいと腰に刀ぁぶらさげて
江戸の街に繰り出してみますと、
街には目ん玉ぁ眩むほどのまばゆい電飾が
富士の山を思わせるさめざめとした青色を光らせ木々に垂れ下がっておりました。
行き交う人も様々、
酒屋のおやじに、
金貸しの親分、
飛脚のにいちゃん、
団子屋の女将。
みなみなが、各々、いそいそと街をゆくのでした。
そのなかで、ひときわ、
キラリと光る一人のおなごが。
篠崎愛がおったんですわ!!
篠崎愛がお江戸の街におったんすわ!!!れ!!
びっくりやでしかし。ほんまに。
侍ダダっと駆けて篠崎愛ににじり寄る!!!
篠崎愛がこちらをカッ!!!と睨む!!!
侍負けじとギロと睨み返す!!!
そして侍放った一言!!!!
「パ○ズリ勝負や!!!」
パ○ズリ勝負だって。
パ○ズリ勝負なんだって。
その言葉に微塵も怯まぬ篠崎愛!!
流石は天下のグラドル、
パ○ズリなんぞお手のもの!!!
ギラと眼を血走らせた二人は
路地裏に舞台を移します。
血に飢えた二頭の獣は、
争いの火蓋を切って落とします!!
せーの、いんじゃんほい!(侍:ぐー 篠崎愛:ちょき)
侍が先行を取ります。
侍、お着物をはらりとはだけ、その乳房を放り出します。しかし、侍、おとこであったためパ○ズリできるだけの乳房のサイズがないのです。
と、思いきや
侍、この木枯らし吹き荒ぶ冬の寒さで、
乳首が強烈に立っとったんすわ!!!
それはそれはビンビンですわ!!!
むっちゃおおきいですわ!!!
せやさかいに、ギリギリ、
パ○ズリできるんすわ!!!!!!!!
しかし、ここで更なる問題が。
篠崎愛にち○ぽがついてないのです。
そりゃぁそうだ。篠崎愛はおなごだ。
ち○ぽはおとこンもんだ。
これじゃあパイがあってもズルものがない。
結果:侍の不戦勝
篠崎愛マジで悔しくて泣いて帰ったらしいっすよ。
おわり。なにもかも。