「AIの導きによる出会い」を信じて
「お二人はAIの導きによる出会いで〜」
マッチングアプリで出会った方の結婚式では、たまにこのように表現する時がある。
過去参加した式では、たしかあった気がしている。
今やマッチングアプリと聞き、敬遠する人は少ないのではないだろうか。
私も利用者の1人なので全く敬遠していない。
むしろマッチングアプリ様々だと、信じてやまない。
「AIの導きで私も結婚をしたい!する!」
そんな風に決心したのは2023年。
それまでは、お付き合いの先に「結婚」の文字は私の頭にはなかった。
「結婚生活が想像できない…。」こんな振られ方をしたこともあった。
当時の私は「結婚、想像したことがなかった…。」と心の中で唖然としていたのを覚えている。
2023年の明らかな心の変化には明確な理由がある。
「結婚っていいな!夫婦っていいな!」
素直にこんな感情を抱くきっかけがたくさんあったからだ。
子どもを産んだ友人、AIの導きで結婚をした友人、家を購入した友人。
ライフステージの変化に対しては、私たちの年代はピカピカの1年生だ。
そんな新鮮な状況に不安や不満を抱くこともあるし、相談もたくさんしてきてくれた。
相談相手が私でよいのかは分からないが嬉しい。
でも、みんな心配を抱えていても共通していることがある。
想い合う人がいること。守りたい人がいること。
ドラマチックで少し小っ恥ずかしい言葉を並べても、全く嘘とは思えない本気のやつだ。
何年か経って仲が悪くなる夫婦は健全だと、結婚の遠い未来ばかりを想像していた私だった。
そんなことがどうでもいいくらい、みんな眩しいしキラキラしている。
目の前に映るのはドラマでも夢でもない、紛れもない現実で仲の良い友達たちだった。
ふんわり自身の婚活開始エピソードになってしまったが「AIによる導き」をまずは信じてみたいと思う。