不器用おじさん

アラフィフのサラリーマン。 将棋好き。指す将(ネットでぼちぼち)。 注目棋士は藤井聡太…

不器用おじさん

アラフィフのサラリーマン。 将棋好き。指す将(ネットでぼちぼち)。 注目棋士は藤井聡太、羽生善治、渡辺明、木村一基、池永天志、豊川孝弘、中田功、他九州の棋士の方々、あらきっぺさん、こいなぎさん。 将棋以外の日常で感じたことも書きます。

最近の記事

桂頭を攻める

図1、後手が△6四歩打ちとした局面です。 ここでどうしてよいか、わからず、手に迷ってしまいました。 ここでの考え方は、「先手は歩を1枚持っている」です。 単純に7五歩と突く手が良いようです(図2) その後は、△同歩、▲同銀、△7四歩打ち、▲6六銀と進むと思います(図3)。図3は図1とほとんど同じですが、図1よりも持っている歩の数が1枚増えているので得していますね! その後も攻め方は難しいですよね。 以下にその後の攻め方の例を載せます。 持ち歩を生かして桂馬の頭を攻める

    • よくある負け方(対原始中飛車)

      居飛車党の方へ:「対原始中飛車」注意すべき点図1は先手が7六歩と突いた場面です。 ここで、私(後手)は図2のように何気なく、△3二玉と指しました。 結果、この手が悪手で負けてしまいます(´;ω;`)ウゥゥ これはよくあるパターンだと思いますので、居飛車党の方は注意しておきましょう。 そのあと、後手の私も粘りましたが、先手の方の59手目に「驚愕の一手」が決め手となり負けてしまいます。58手目で止めて考えてみてください。 素晴らしい手です。

      • 駒の連携を意識しよう

        「連携」することで強さが増す図1を見てください。 青枠が連携している駒で、赤枠が連携していない駒(遊び駒)になります。 序盤、中盤を上達するには、この「連携」を意識して駒を進めることが重要です。 動くことができるマスの数にも気を配るさらに各駒が動くことができるマスを意識して指すともっと上達します。 図2を見てください。AとBの「銀」と「金」は、どちらが動けるマスの数が多いでしょうか。 正解は A: ①5マス ②3マス B: ③1マス ④3マス AとBで4マスも差があ

        • 角交換は銀で取り返す形がよい

          第1手目に角道を開ける手を指す居飛車党の人は、以下の局面によくなります。 後手は先手の▲2五歩を見て△3三角と指す人も多いと思います。 その場合は、先手から角交換されることが多いです。 図3の陣形をよく見ると「弱点が2か所発生」しています。 特に桂馬の頭は守りにくいので狙われやすいです。 角交換に備えるには、銀で取り返せる形が良い(定跡) 角交換に備えるには図5のように銀で取り返す形を作ることが定跡です。 ただ、今回の図1の局面は、すでに図6のように銀で取り返せる状

          初段になりました🙌 (詰めチャレだけど) 17689回の挑戦(約5年)で達成😭

          初段になりました🙌 (詰めチャレだけど) 17689回の挑戦(約5年)で達成😭

          【将棋】急戦に対応するには(居飛車党向け)

          将棋を覚えたての人に人気がある戦法(居飛車党)は、「棒銀」や「右四間飛車」ではないでしょうか。 この2つの戦法は攻撃力が強いため、一方的に攻められて悩んでいる人も多いと思います。 この2つの戦法の特徴は「急戦」です。 「急戦」とは、玉を囲う前にガンガン攻める、という意味です。 「急戦」への対処について、対策の考え方をまとめてみました。 ●急戦対策の方針   方針:急戦には急戦で対応する  「棒銀」「右四間飛車」で相手はきそうだな、と感じた場合は、  ゆっくりと囲い

          【将棋】急戦に対応するには(居飛車党向け)

          【将棋】時間切れ無しルール対局のメリット

          時間切れが無い将棋を指すと長期的に実力を身につける力を養えることをこのnoteに書きました。 時間切れが無い将棋がお勧めな理由が他にもあります。 大人になってから本格的に将棋を初めた人に特に有効だと思います。 将棋は一手ごとに局面が変わります。 ①局面の変化 ②局面の認識(視覚から脳の後頭葉に情報転送と処理) ③候補手の列挙、検証、選択 脳機能は年齢を重ねるごとに②のスピードや正確性が衰えます。 なぜ、こんなミスしたんだよーという手は状況の認識処理が追いついていない

          【将棋】時間切れ無しルール対局のメリット

          【将棋】上達の壁を少しずつ壊そう

          将棋は本当に難しい。 将棋を始めた当初はするすると上達するが、途中で壁を感じている級位者は多いと思う。 私も級位者であり、偉そうなことが言える立場ではない。 私の実感から壁は少しずつ壊れてきてる実感は持っている。 経験から感じたことを記載する。 少しでも参考になると幸いである。 ほとんどの方は将棋ウォーズで実戦をすることが多いと思う。 将棋ウォーズは10分切れ負けという時間のルールである。 「切れ負け」というルールは「時間切れ」の不安な精神状態のまま対局をすることとなる。

          【将棋】上達の壁を少しずつ壊そう

          将棋:次の一手(難易度S)

          終盤戦のこの局面。 いろいろ手はあるのですが、攻防の手で決め手があります。 (難易度は私個人の感覚です) 正解は 6七角打ちです! これだけでもピンとこない方は多いと思います。 (私もはい~?と声を上げてしまいました)

          将棋:次の一手(難易度S)

          将棋上達のコツ(初心者向け)

          将棋を始めたけど難しい、すぐ負けてしまう。。 結論から言います。ポイントは局面図を 「何度も見て、考えて、動かして、慣れる」ことです。 図1は1手詰めの問題です。初級者以降の方にとっては簡単です。 しかし、将棋を始めたての方がこれを見ると、「???」「どこを見たらいいの???」となります。 初心者の方は「状況把握」に慣れていないのです。 「状況把握」するためには次の4つのプロセスが必要です。 ①相手玉がどこにあるか ②味方の駒、相手の駒はどのように配置されているか

          将棋上達のコツ(初心者向け)

          対局の振り返り

          将棋俱楽部24の対局より。反省日誌です。 私が8三香打ちとした局面(図1)。お相手は9五角を予想していましたが、 まさかの6四角! お相手の方は「わかってる ほしいんでしょ 艶やかな この角を♪」 (新しい学校のリーダーズ オトナブルーより引用) を口ずさみながら、この手を指されたのだと思います。 まさかの一手にここで思考停止になってしまいました。 ここで私が指した手は同銀と角取りの一手。 この思考停止の中で指した何気ない手を境目に形勢がどんどん悪化して負けとなりま

          対局の振り返り

          将棋の教え方の方針を考える

          私は1回/月の練習会で初心者や初級者の方に将棋を教えています。 漠然と心がけていることを文章化してみました。 根底は将棋に興味を持ってくれた人たちに、わかりやすく伝えたい。 そして、上達のコツをつかんで楽しさを体感できるようになってほしい。 では、具体的に何を学んでほしいのだろう、何を教えたらいいのだろう。 いつもモヤモヤと考えています😄 方針は土台を作り上げるような指導だろうか(うーん、漠然) 何の土台? それはマナー面、技術面、メンタル面の土台。 マナー面(み

          将棋の教え方の方針を考える

          将棋は受験勉強と似ている

          将棋は受験勉強と似ている 受験合格を目指すには ①「得意科目」を伸ばす ②「苦手科目」を克服する が一般的である 将棋の上達も ①「得意戦法」を深める。増やす。 ②「苦手戦法」の対処力を高める ことが上達の基本ルートと考えている。 まずは得意科目(戦法)から。 得意科目(戦法)はよく出る分野を中心に学んだほうがよいと思う。 マイナー科目を勉強するのも方法の1つではあるが、有段者やプロ棋士がメインで使用されている戦法がよいと思う。 奥が深くて研究の範囲が広いためである(

          将棋は受験勉強と似ている

          将棋に憑りつかれる理由。「選択」

          私が将棋に憑りつかれている理由は多々ある。 そのうちの1つが不可解な局面での「選択」にある。 相手から思いもよらない手を指される。 「ん?」脳に混乱、心に動揺が生じる。 必死に局面全体と状況整理を行って、次の手を探る。 3つほど候補の手が頭に浮かぶが、どれもしっくりこない。 アマチュアの将棋は持ち時間が短いので考慮時間は30秒ほど。 30秒で最善の選択を迫られるが、どれがいいのかわからないという状態で 30秒経過してしまうことも多い。 よって最後には感覚で「何となく

          将棋に憑りつかれる理由。「選択」

          おすすめの将棋本(初級、中級者向け)

          将棋を始めたばかりの人へおすすめの本を紹介します。 (初級、中級者へもおすすめです) この本は漢字にフリガナがあります。 文章が多いのですがイラストもあります。 解説が詳しいのでしっかりと理解することができます。 このボリュームで1000円ちょっとは安いです。 序章「将棋の基本」将棋のルール、駒の動かし方、駒の使い方、反則などが記載されています。 24ページあります。 第1章「終盤」テーマ:詰み&次に詰む形を覚える 基本の1手詰め、いろんな1手詰め、3手詰め、詰めろをか

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          日常雑記(小5息子)

          昨日のこと。小5の息子。プールの授業が始まるとのこと。楽しみにしていたようで朝からスマホで天気を調べている。 Yahoo!天気、晴れそう☀️ ウェザーニュース、晴れそう☀️ いやいやいや、ちょっと待て 気象庁で調べる!! 晴れそう☀️ 夜、お風呂で話しを聞いてみた。無事、プールの授業は行われたようだ。 初日の授業はプールの中を歩くだけだったとのこと。 おぅ、そうか。 まあ、プールの授業があってよかったな。 言葉選びが難しい。 息子は明日の授業に向けて湯船で息

          日常雑記(小5息子)